「感じないよ、女の子じゃあるまいし」
その言葉にぴくりと彼のこめかみがひくついた。俺の腕を掴んで真顔で静止させる、凪ちゃんの纏う雰囲気が変わったことを、鈍感な俺でも察知した。
「もう我慢できません」
「はぁ……? 俺の言ってること理解し…」
「分かってるから」
凪ちゃんはにたりと笑って、囁くような甘い声でつづけた。
「セラ夫のおっぱい、吸わせて?」
ーーー
ベッドに押し倒しシャツのボタンを一つずつ丁寧に外していく。露わになった胸元、コーラルピンクの乳首は触れられることを期待して既にツンと芯を持っていた。えろすぎないか??とセラ夫に言うとうるさい、と力なく言い返され睨まれる。耳朶まで真っ赤に染まっていて…どれだけ抱いても初々しい反応を見せる彼を愛おしく思った。肉のある柔らかい胸を揉みながら、舌先を尖らせて、胸の頂をつんつんと突くがセラ夫は不思議そうに私を見るだけで
(まぁ、最初はこんなもんでしょう)
「…凪ちゃ…も、それ…しな…」
くすぐったくて、びりびりして、下半身がじんじんと熱くなっていくのを感じる、何時間経っても胸だけを愛撫し続けられ、ぴちゃぴちゃとわざと卑猥な音を立てられながら舐めしゃぶられる。そのたびに小さく喘いでしまうようになった。最初の頃は乳首を触られてもくすぐったいだけだったのに。さざ波のような快楽が、だんだん激しく押し寄せてきて、もっていかれそうになる。甘い快感に溺れつつも、怖くて声を出さないようにした。
「ああぁっ♡あっ…♡」
「立派に成長したな」
唾液でてらてらとぬめるそこをピンと指で弾く。
「っ、やぁ、らめぇ…っ…!♡」
息をふぅっと吹きかけると、セラ夫の身体は面白いくらいびくびくと波打った。とんとん、と一定の間隔で乳頭に優しく触れる、くにくにと指先で転がす。すると最初からは想像できないくらいセラ夫はみるみる息を荒げて高い声を出した。そろそろいいか、とさんざん弄っていたそこをカリッと引っ掻くと
「うぁっ、い、イク、イっちゃう……! っ! くぅ、あ、あぁあっ……!♡」
甘い嬌声と共に、腰を高く突き上げて、かくっかくっと痙攣する。ベルトすら外されていない股座は、絶頂したにも関わらず尚も張りつめていて苦しそうだった。ぴくぴくと性器が震えているのが布越しにも分かった。
「出さずにイっちゃいました?初めてなのに乳首で感じて…?やっぱり貴方、才能あるんじゃ…」
セラ夫は滴で睫毛を濡らしながら、ぐすんと鼻を鳴らして訴えかけてくる。
「お、おっぱいばっかりやだぁ……」
「でもセラ夫、気持ちよさそう…」
「きもち……けど、キス、キスしたい……」
「ん、あとで…」
私の二の腕を引っ張り唇を尖らせる。いつものツンとした態度からは想像もつかない、かわいくて素直なおねだり、それを無視して再び胸元に舌を伸ばした。さっき嬲っていた、もうこれ以上ないほどに尖り、赤く膨れ上がったそことは反対側へと。
(凪ちゃんの手で、もっと違うところもさわってほし…のに…愛してほしぃ…のにおっぱいだけじゃなくて、おちんちんも。お尻も。イイところところをたくさん突いてくれる大好きな性器で、どろどろにしてほしいのに。)
何を思ったのか感情が溢れたのか、気付けばセラ夫の瞳から涙がぽろぽろと零れ落ちていた
「ぇ…せら、」
「やらぁ、もう、おっぱいやだぁ…」
ぺそぺそと情けない声でセラ夫が懇願した。プライドのかけらもない、子どものようにしたったらずな恋人に、被虐心を煽られる。同時に、もうやめてやてもいいかという気持ちにもなった。だけど、これは交渉で折れたほうが負け、最後に畳みかけるように低い声で囁く
「あっ…ん、もうだ、」
「じゃあセックスするとき、セラ夫のおっぱい毎回こうやって吸いますけどいいですか?」
止めていた舌の動きを、再開させる。セラ夫はひゃんと啼いて頭をこくこくと振った。
「んっ、わかった、わかったからぁ!♡」
コメント
5件
あ''りがとう''ございます''‼︎‼︎‼︎‼︎
ngsrあんまりあげてる人見ないので本当に嬉しいです … 😭💗