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うむー、、、若武?また目立とうと、、、ずるい!自分だって目立ちたいー!
ー工藤目線ー
俺は、カウンターに向かって
工藤「特別教室って、どこにありますか。」
「ーー階にあります。」
工藤「わかりました。」
俺は、できるだけ早くたどり着くために全速力で走った。
ズキッ!?傷口が開けたみたいだ。
視界が赤くなっていった。
ネクタイを外し、頭に巻いて血がたれてこないようにした。
はあっ、はあっ
間に合ったか?
ーー階についた。
電気がついてなくて、何も見えねー
携帯のライトで足場を照しながら、歩いた。
ピチャッ、ピチャッ
歩くたびに、液体が跳ねる音がする。
血、なのか?
あいつらは無事、なのか?
壁に沿って進むと、何かにぶつかった。
工藤「うおっ、」
?「わあ、」
?「・・・工藤さん?」
工藤「誰ですか?」
小塚「小塚です。」
工藤「今、どういう状況だ?他の仲間はどうした?」
小塚「僕が屋上からこの階に入った時、もう電気はついてませんでした。代わりに、男たちの争いが聞こえてきて
怖くて隠れてたんですけど、若武たちが気づいたらいなくて。」
くそ、立花さんを諦めてあいつらでやろうとしているのか
急いで、追いかけねーと
てか、表には警察がいたはずだ
じゃあ、どっから出たんだ?
裏口とかあんのか?
小塚「ここに裏口とかってあるか?」
小塚「あります。」
工藤「案内してくれ。」
小柄の後を歩きながら、警察に連絡をしておいた。
結局、地面の液体は何だったんだ?
血だった場合、あいつらは相当出血しているはずだ。
相手の血の場合、扱いはひどくなるだろう。
どっちにしろ、急がなきゃなんねー
次の瞬間、視界がぐらついた。
小塚「工藤さん、しっかりしてください。」
くそっ、めまいが収まんねー
工藤「ただのめまいだ。進んでくれ。」
小塚「ちょっと待ってください。」
なにやら、袋を取り出して
小塚「これを飲んでください。」
何だ、薬か?
言われたままに飲むと、めまいが治った。
工藤「サンキュー、」
でも、なんでそんなもん持ってんだ?ただの中学生なのに
もしかして、事件と彼らに繋がりがあるとかか?
あー、っくそ
手がかりがあんまりねーな
小塚「先に進みましょう。」
工藤「あ、ああ、悪イ。」
小塚「ここが裏口です。」
ずいぶんと暗いな
生徒は使ってないな、多分
工藤「なんで、ここの場所を知ってるんだ?」
小塚「教室まで抜けることができるので・・」
だとしても、普通は知らねーと思うけどな
裏口の扉を開けようとして、歩くと
ピチャッ、ピチャッ
あのときと同じ音だ。
やっぱり暗くて見えねーな
小塚「炭酸飲料ですね。コーラかな」
工藤「アイツラがこぼしたやつか。」
小塚「はい、僕たちにわかるようにしてくれたんだと思います。」
それなら、生きてるはずだ。
問題は場所だな。
たとえ、こぼしていたとしても量が足りないあるいは車だから意味がない。
考えろ、俺
俺は工藤新一、名探偵なんだ
あのときは、隣の家にメモ帳がおいてあってそこを黒く塗りつぶすと白く文字が浮いて出てきた。
強く書きすぎて、下に写っていたためだ。
もちろん、一番上は破り取られていたが
あー、頭が回らねー
目は回ってるのに
なんで、目が回ってんだ?
工藤新一は、意識が飛んでいった。
若武が倒れてる。
工藤「大丈夫か?」
若武はびくともしない。
死んでる。
上杉「ゴフッ」
工藤「上杉!!」
周りには男子6人の身体がある。
俺のせいなのか?
俺が推理できなかったからかよ
クソオーーーーーーー!!
蘭「新一、新一!!起きてよ!!」
新一「ら、ん?若武たちは?」
その瞬間、蘭の手が容赦なく顔の前で振られた。
頬が熱くなる。
蘭「少しは自分のことを大事にしてよ!半日ねてたのに、起きたら、また事件?いい加減にしなさいよ」
夢、だったのか。俺、半日も寝てたんだな。あいつらは無事なのか?
小塚が運んでくれたのか?その前に蘭に言わなきゃいけねーな
新一「悪ィ、蘭。でも、行かなきゃいけねーんだ。わかってくれ」
蘭には、苦労ばっかりかけてるな
蘭「どうせ、そう言うと分かってるわよ。」
新一「サンキュー」
靴を履いて、出ていこうとしたら、
蘭「クスクス」
なんだ?
新一「なんで笑ってんだよ」
蘭「だって、事件はもう解決したから」
どういうことだ?アイツラは助かったのか?
蘭「犯人も全員捕まったよ」
プルプル、俺は上杉に電話をかけた。
上杉「はい、上杉」
新一「無事なのか?」
上杉「今から、会議があるんで秀明のカフェテリアに来てください。」
新一「分かった。」
かけてあった服を着て病室を出た。
秀明までタクシーでいくと、表で立花さんがいた。
工藤「立花さん‼️」
彩「工藤さん、怪我大丈夫ですか?」
工藤「平気です。カフェテリアに案内お願いします。」
彩「ちょっと待ってください。若武ももうすぐ来ると思うので」
若武は来るのが遅いのか?
彩「若武も病院で入院中なので」
大怪我をしたっつーことか
工藤「他は、怪我はしてないんですか?」
彩「はい!!」
工藤新一が寝ていた間に何が起こった?!