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大森☆*:.。.
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コメント
1件
ホンマに泣ける まじで天才
灯火とズレてきた気がする(気のせいか?)
これでラストです!
では本編どうぞ!
・・・・・・・・・・・
元貴:またね
〇〇:うん、また
少しだけ手を振って、〇〇が背を向けたその瞬間だった。
若井:おーい
藤澤:おーい
〇〇:……え?
振り返ると、廊下の奥から二人が揃って歩いてきていた。
若井:あれ?なんかいい感じで終わらせようとしてた?
藤澤:空気完成してたよね今
〇〇:うるさい
元貴:タイミング最悪
若井:え、なに?俺ら悪者?
藤澤:呼ばれてないのに来た感じ?
〇〇:ほんとそれ
若井:ひどくない?
藤澤:でもさ
藤澤:今のちょっと見てたけど
藤澤:なんか青春してたよね
〇〇:やめて
元貴:やめて
若井:一致した
〇〇:ほんとやめて
若井:いやでもさ、〇〇泣いてたでしょ?
〇〇:……言うな
藤澤:元貴も気づいてたっぽいし
元貴:それ言わなくていいやつ
若井:え、気づいてたの?
元貴:うん
若井:わぁ……
〇〇:その「わぁ」やめて
藤澤:てかさ
藤澤:これもう付き合ってる感じではないよね?
〇〇:違うけど?
元貴:違う
若井:即答で否定すんの逆に怪しいんだけど
〇〇:怪しくない
元貴:怪しくない
若井:また一致した
藤澤:もうさ、コンビじゃんそれ
〇〇:うるさいってば
ーーーーーーーーーーーーーーーー
若井:でもさ
若井:今日の「灯火」やばかったよね
藤澤:うん、普通に泣きそうだった
〇〇:……うん
若井:あれさ、絶対誰かの影響入ってるでしょ
元貴:……
〇〇:……
藤澤:あ、今の間なに?
若井:あっ(察し)
〇〇:違うから
元貴:違う
若井:いやでもさ
若井:絶対誰か止めてるよねあれ
藤澤:止められてる元貴、珍しい
元貴:うるさい
〇〇:……まぁ
〇〇:止めたというか
〇〇:倒れかけたから
若井:あーそれガチのやつ
藤澤:リアルなやつだった
元貴:その話広げないで
ーーーーーーーーーーーーーーーー
若井:でもさ
若井:それであの曲になるのいいよね
藤澤:うん、ちゃんと残る感じ
〇〇:……
元貴:……
若井:なんかさ
若井:誰かと一緒に作ってるって感じするよね
藤澤:うん
若井:一人で抱えてない感じ
その言葉に、一瞬だけ空気が静かになる。
〇〇は元貴を見る。
元貴も、少しだけ視線を返す。
元貴:……まあ
元貴:そうかもね
〇〇:……
若井:お、なんかいいこと言った
藤澤:珍しい
元貴:うるさいって
ーーーーーーーーーーーーーーーー
若井:じゃあさ
若井:邪魔したし帰るわ
藤澤:うん、完全に邪魔だったしね
〇〇:自覚あるんだ
若井:あるある
元貴:帰ってください
若井:はいはい
藤澤:お幸せにー
〇〇:だから違うってば!
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二人が去っていくと、また静けさが戻る。
でもさっきみたいな気まずさはもうない。
むしろ少しだけ、笑いが残っている。
〇〇:……ほんとあの二人
元貴:いつもあんな
〇〇:疲れないの?
元貴:たまに疲れる
〇〇:正直でよろしい
元貴:でも
〇〇:ん?
元貴:あれでバランス取れてるとこある
〇〇:……ふーん
少し歩き出す。
元貴も隣に並ぶ。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
元貴:じゃあほんとにまたね
〇〇:うん
〇〇:ちゃんと休んでよ
元貴:はいはい
〇〇:はいは一回
元貴:……はい
〇〇:よろしい
少しだけ笑う。
また、少し距離が近くなる。
名前のついてない関係のまま、
でも確かに隣にいる。
そのままでいいと思えるくらいには。
灯火みたいに、消えないまま続いていく。
・・・・・・・・・・・
あとはご想像におまかせします!
ではまたね!( *´꒳`*)ノシ.*マタネ✧*