私は生まれた時からお姫様だった。
本当のお姫様がどんなのかは知らないけど、
絵本の中のお姫様は可愛い。自分で言うのもなんだけど、私は可愛い方だと思う。
大きいお目目、小さい鼻。ピンク色の唇。そして、綺麗な輪郭。
モテてたと思う。
幼稚園でも、私のこと嫌いな子はいない。
それは小学校に上がってもそうだった。
告白なんて当たり前。
まぁ、誰とも付き合う気はなかったけど。
そんな私にはお兄ちゃんが2人いた。
佐野万次郎と、佐野真一郎だ。
2人とも、私の自慢の兄で、凄く、凄くカッコよかった。真一郎はなんと、あの初代黒龍の伝説の総長なのだ。
万次郎も、強くて、東京卍會というチームを立ち上げようとしてるらしい。
そんな、かっこよくて強い兄を持った私は、そりゃあ恋愛では理想が高かった。
まず、お兄ちゃん達よりかっこいい人。これがまず中々いない。
お兄ちゃん達は顔面がえぐいのだ。いい意味で。なんで真一郎がモテないか分からない。
世の中の女子はもっと見る目を養った方がいいと思う。
それで、お兄ちゃん達より強い人。
これが本当にいない。
マジでいない。大抵は万次郎より弱いのだ。
理想が高いかもしれないが、条件はたった2つ。この2つをクリアした人は見た事ないけど、いつかきっと現れると信じてる。
何せ、私はお姫様なんだから。
ずっと、そう思ってた。
でも違った。本当のお姫様は、私ではなく、あの子だったのだ。
その子は唐突にやってきた。
「これより緊急佐野家会議を始める!!」
真一郎が私たちを集めて突然そんなことを言い出した。
『真一郎、私これからよーじあるんだけど』
「つまんねー内容だったら殴る」
万次郎も私もまだ遊びたい年頃だったので突然集められたことにブーイングしてた。
そんな中、おじいちゃんだけ静かで、その事に気がつけば、これから話されることが本当に重要なんだって気がつけたのに…。
「まぁ聞け。本当に大事なことなんだ。今日から、お前らに妹ができる」
……………ぇ?
『し、真一郎女の人妊娠させちゃったの!?』
「んな訳あるかい!!」
「そーだぜ由奈。真一郎に彼女なんて出来るわけねーだろ」
「あぁ!?聞き捨てならねぇぞ!万次郎!」
『むぅ……。納得できない…。真一郎カッコイイのに。』
「由奈〜〜〜!!!お前だけだよ分かってくれんの!!やっぱオレかっこいいよな!」
『前言てっか〜い。やっぱ真一郎彼女出来なくて当たり前かもね』
「www真一郎、由奈にも見捨てられてんの〜」
「…はぁ……。なんでこう生意気に育っちまったんだか……」
『そ〜れ〜で、妹ってどーゆーこと?』
真一郎の子供じゃなかったら、妹ってどういうことだろう……。
「…お前らに、血の繋がってない妹が出来る。おいで、エマ。」
そして、襖が開いてー
すっごく可愛らしい女の子が出て来た。
サラサラの金髪の髪。大きくてパッチリした目。小さくて可愛らしい唇。
私より、遥かに可愛いその子を見て私は驚いた。
『………………ぇ?』
「ほら、エマ。自己紹介出来るか?」
エマと呼ばれた女の子はコクッと頷き、
「……エマです。よろしく……」
とだけ言った。
声も可愛くて、なんだか少しモヤモヤした。
「ん、よく出来たな!エマ!」
そう真一郎が言って、エマちゃんの髪をわしゃわしゃし始めた。
「止めてよッ。だから真ニィはモテないのよ」
真一郎のことを真ニィと呼ぶ姿を見て、
どうしてかモヤモヤが大きくなった。
「オレ万次郎。お前、エマって名前なの?外人みてーだな」
『私は由奈。よろしく…ね。』
そう自己紹介したら、どうしてかエマちゃんは泣き始めてしまった。
「こら!万次郎!!その言い方はないだろう!!」
「でも本当のことだし」
どうやらエマちゃんは万次郎の外人みたい発言に傷付いたらしい。
それは万次郎が悪いので反省しろ。
エマちゃんと仲良くやって行けるか不安だったが、多分大丈夫だと思ってた。
エマちゃんと仲良くなるなんて、無理だとこの後思うことになるなんて思わなかった。
『おはよぉ万次郎、、』
「ん?あー、はよ。あと万次郎じゃなくてマイキーな。」
万次郎はエマちゃんのためにマイキーになった。エマちゃんは喜んでたが、私もマイキー呼びを強要されたため複雑だった。
『……真一、』
「真ニィおはよう!!」
「ん?おはようエマ。きちんと眠れたか?」
「うん!」
『……』
真一郎がエマちゃんばっかりを構うようになった。そりゃあエマちゃんも一緒に暮らして間もないけど、私も……構ってよ、
そう我慢して、数年が過ぎた。
2人とも、エマちゃんばっかりで、私には少しも構ってくれなかった
真一郎はバイク屋を始めて、万次郎は東京卍會の総長となった。
エマちゃんも大きくなった。
私も中学生となったある日…………
「あ、由奈ネェ!それなぁに?」
『あっ、これ?友達とお揃いなの!可愛いでしょう?』
「……エマもこれ欲しい」
『………えっ?ご、ごめんね?友達とお揃いだからあげれないの…』
「ヤダ!エマも欲しい!!」
そう駄々をこねるエマに困っていたら
「由奈あげろよ、そんな小物1つでみっともねぇぞ?お前お姉ちゃんだろ」
………万次郎は、今、なんて言った?
みっともない?今のどこが?
みっともないのは、くれくれねだってるエマちゃんじゃないの?
また、我慢しなきゃいけないの?
何年我慢したっけ、
もう、もうやだ………………っ!!
冷静になんて、なれる訳がなかった。
『嫌よ、お揃いだって言ったでしょ!』
ドン!!
『………………あ、』
間違えて、力任せにエマちゃんを突き飛ばしてしまった
「う、うわあああああああん!!!」
「てめ、何すんだよ由奈っ!!大丈夫か、エマ…」
頭が真っ白になった。突き飛ばすつもりはなかったし、そんなに泣くなんて思わなかった
『あ、ご、ごめん……』
バタバタバタバタッ!!
「どうした!エマ!!!」
エマちゃんの泣き声を聞いて真一郎が来た
「ふぇ、ゆ、由奈ネェがっ、」
その言葉を聞いた真一郎が私に詰め寄った
「おい由奈、お前エマに何をした」
『え、あ……』
「そいつエマを突き飛ばした。」
そう万次郎が言うと、真一郎は怒鳴った
「何してんだ由奈!!!家族だろう?!?!どうして暴力なんか奮ったんだよ!!優しかったお前はどこ行ったんだ!!」
そう怒鳴られると、どうしてか苛立って来た。そもそもわざと突き飛ばした訳でもないし、先にエマちゃんが私のものを欲しいと言ってうるさかったのだ。
『………うるさい、!!家族なんかじゃない!そもそも血も繋がってないのに、どうして家族にならなきゃ駄目なの!!私はコレをあげないって言っただk…』
バシンッ!!
『……ぇ』
ジンジンと頬に来る鈍い痛みと、手を振り上げてる万次郎を見て、やっと万次郎に叩かれたのだと理解出来た。
「……お前、そんな奴だったんだ。家族じゃねぇなら出ていけよ。エマは家族だ。それを否定するお前なんか、妹でもなんでもねぇよ。これ以上エマを傷付けてみろ…、殺すぞ」
万次郎から向けられた初めての殺気。
いつもは守られる側だった。
でも、今守られているのはエマで、私は悪者になってる。
ショックだった、俺がずっと守ってやる!、と言ってくれた万次郎が、私を殴った。
胸が痛かった。
どうしてか、叩かれた頬よりも、
胸が痛かった
「あ、万次郎!!!」
真一郎がキレてるが、万次郎は何も言わない
あぁ、そっか、そうだったんだ。
私、もう要らないんだ。
エマちゃんが来たから、私より可愛くていい子だから、もう私は要らないんだ……。
ズキンと胸が痛む。
『…………あっそぉ。なら出て行くから。お前らなんか、家族でもなんでもないよ。大っ嫌いだ。顔も見たくない』
そう言って、私は財布とケータイだけ持って玄関から出て行った。
誰も追いかけてきてくれないのが、余計悲しくて……………、
『ふっ、くっ、うぅ……』
泣きながら走った。
どこ行きかも分からない電車に乗って、歩いて、走って、また電車に乗って、
『…………ここどこ』
辺りは真っ暗。
多分もう12時を回っているだろう。
残っているお金は少ないし、歩き疲れた。
もう公園で寝るか………と覚悟した時
「あ、兄ちゃんあの子。」
「ん〜?あ、マイキーの妹じゃん」
ねるねるねるね君とシマシマ金髪君に出会った。
「お前、無敵のマイキーの妹だろ?なんでここにいるんだよ」
「あ、もしかして兄弟喧嘩じゃね〜?」
何か話しかけられているが私はある1点を凝視していた。
『美味しそう…………』
ギュルルルルルルルル
盛大な音が私のお腹から出た。
「に、兄ちゃん!オレこいつに美味しそうって思われてる!」
「ギャハハハハ!!ちょ、オレどこ見て美味しそうって思われてんのか分かったわw
りんどーの髪の毛!!」
『ねるねるねるね………』
「違ぇ!!!」
「くっ、くくっ、。なぁお嬢さんよぉ、俺らが怖くねぇの??ここだと誰も助けてくれねぇよ?」
『あいつらの助けなんていらない。どうにでもすれば。』
そう言うと、前の2人は顔を見合わせて
「ん〜、訳ありそうだしウチくる?」
「兄ちゃんその前に飯だろ。オレ食われそうなんだが?」
「確かにwwwなぁお前どこ行きてえ?」
『…え、いいの?』
「ん、俺らのおごり〜♡」
『えっと、えっと、おむ……』
オムライス、と言いかけて万次郎の顔が浮かんだ。すると、大好物であるはずのオムライスなのに、食欲がなくなってしまった。
『……………ピザ、食べたい、』
「ん、りんどぉ、ピザ頼んどけ〜?」
「たっく、はいはい。」
どうしてこんなに優しくしてくれるのだろうか、初対面のはずなのに、そもそもこの人たちは誰なのだろうか。
「んじゃ俺らの家に帰るか〜」
『なんで、こんなに優しくしてくれるの…?初対面だよね。どうして………』
そう聞くと、目の前の2人は顔を見合わせて笑った
「ん〜、なんでだろうね竜胆?」
「なんでだろうなぁ兄ちゃん?」
「「多分…………一目惚れ?」」
『……はぇ?』
ひとめぼれ?ひとめぼれとは?
え、一目惚れ?私一目惚れされた?
Hey Siri
ひとめぼれされた時の対処法とは?
ーおめでとうございます。とりあえず付き合って捨てましょう。
Siriそんな奴だったの!?
ーすみません、よく分かりません。
脳内で何度もSiriを召喚したが無駄だった。
そうぐちゃぐちゃ悩んでると
「「……ふっ、」」
と笑い声が聞こえた。
『………あっ、からかったのね!!』
「ん〜まぁ今はそれでいいよ〜」
「まぁ早くケツ乗れよ?」
からかわれた、それを本気にしてしまったことに恥ずかしさを覚えた。
『失礼しますぅ………』
私はねるねるねるねさんのバイクのケツに乗った。え?理由?美味しそうだから()
「ついたぞ〜」
そう言うねるねるねるねさんの前には、高級高層マンションが建っていた。
『ピェ、ココですか?』
「そ、てかなんで敬語?w」
『なんとなくですね(すん)』
「なにしてんの竜胆〜?」
「あ、今行く兄ちゃん!ほら、来いよ」
そうねるねるねるねさんに手を繋がれて中に入った。
なんと、お2人の家は最上階だった。
なんということだ、
「ほら、早く入れよ」
『あ、おじゃましま〜す』
「竜胆ピザ届いてる?」
「いやまだ。あと5分程度だってさ」
あ、名前ねるねるねるねさんは竜胆さんなのか、。シマシマ金髪さんの名前はなんだろ
『えっと、ねるねるねるねさんとシマシマ金髪さん、ありがとう…?』
「「まてまてまてまて」」
ん?どうしたのだろう。
「ねるねるねるねってなんだよねるねるねるねって。俺は竜胆だわ覚えとけ!」
ねるねるねるねの絵面がヤバい
「なぁシマシマ金髪って蘭ちゃんのこと?そんな訳ないよね?ん?圧)」
『はいいぃ!!!蘭ちゃんと竜胆君です!
えっと、私は佐野由奈です。よろしく?』
「あー、知ってる」
『知ってる!?』
蘭ちゃんの言葉に驚いた。
「え、結構有名だよな?」
「うん俺らでも知ってるからね〜」
『いやいや、いつから私は有名人に!?初耳でしかないけどっ!?』
「え?あの無敵のマイキーの妹で、」
「肝据わってて、」
「「前不良チームを1人で潰したんだろ?」」
『何その噂っ!!そんなこと…………』
やべぇ心当たりあった。
確かあれは……
何年も前のこと、
当時めっちゃくちゃ可愛かった私は、誘拐なんぞ当たり前で、いつも友達と一緒に帰ってた。私の護衛をするやらなんやらで……
でも私は空手習ってるし、あの兄2人の妹なもんで、喧嘩は多分強かった。
その事は言わなかったけど。
だって一緒に帰れるの嬉しいじゃん!!
友達ともっと過ごしたいもの……
そんな平和に帰ってたある日、
「こいつがマイキーの妹かぁ?」
「ちっちゃwwてか思ったより可愛くね?俺全然イケるぜ?」
「お前餓鬼に発情すんのかよw」
「ヤるだけヤッて捨てとくか?w」
という、友達が隣にいなかったら即半殺しにしたい程のくそどもが来たのだ。
その時の私は癒しの時間を潰しやがって…とキレてた気がする。
いつもなら見逃してた。
いちいち相手にするのも面倒臭いので。
でも、その日だけはどうしようも出来なかった
「……きゃっ!!」
1人のカスが私の大切な大切な友達を殴ったのだ。隣で友達が倒れた瞬間、私の中で何かがキレた。
そして、気がついたら手が血塗れで、周りには大勢の倒れている男共と、泣いている友達がいた。
友達曰く、私はあの後キレ散らかしてその場でそいつら全員を半殺しにした後、そいつらのチームを潰したらしい。
友達には、「由奈ちゃん怖かった!」と泣かれたので、私の中では失敗談として封印されていたのだ。
まさか有名になっていたとは思わなんだ。
『心当たりあった………』
「だろ?多分不良みんな知ってると思うぜ」
「ん〜、そ〜だね。りんどぉピザまだ?」
「もうすぐだって」
ピンポーン
『んぁ、ピザ!!』
「はいはい由奈はこっちで蘭ちゃんと待っとこ〜なぁ〜。りんどぉとってこーい」
「兄ちゃんほんと人使い荒い!」
竜胆君は怒りながらも取りに行ってるので、きっと仲がいいのだろう。
羨ましい。
「なんて顔してんだぁ?可愛い顔が台無しだぞ〜、ほら、顔拭け〜」
どうしてか、いつの間にか涙が出てたらしい。なんで今泣くのだろう。
今までずっと我慢してきたのに。
「兄ちゃん取ってきた……って、なんで泣いてるんだよ?!兄ちゃん何したの!?」
「竜胆直ぐに兄ちゃん疑うのやめな〜?」
「だって兄ちゃんだから……」
「後で覚えとけよ竜胆〜」
『ちが、違うの。2人、なか、いいなって思ったら、羨まし、くて……。わ、私、』
そう言うと2人は顔を見合わせて
「ん、よしよし大丈夫か〜、蘭ちゃんが慰めてやってもいいぞ〜」
「ほら、ハンカチで顔拭け。お茶飲むか?」
その優しさが心に染みて、もっと大泣きしてしまった。
時間がたち、私もようやく落ち着いて、蘭ちゃんと竜胆君に今までのことを話した。
エマちゃんが来たこと、2人とも構ってくれなくなったこと、寂しかったこと、喧嘩してしまったこと、叩かれたこと、傷付いたこと
全部を話した。
2人は真剣に聞いてくれて、話し終わったあとずっと慰めてくれた。
「てかさ、由奈俺らの妹になれば良くね?」
『……ぇ?』
「竜胆それいいなぁ、なんなら結婚すっか?」
『……ん?』
「重婚出来たっけ?まぁ監禁すれば…」
『んぇ?』
「ん〜、まぁとにかく、これからは由奈は佐野由奈じゃなくて、灰谷由奈なぁ〜」
話し終わって私は気がついた。
もしかして……、いや、もしかしなくても私は大変ヤバい人達に捕まってしまったのだろうか?
でも、私を見てくれなくなったあの家よりは……
どうしてか心地よい。
『……私、今日から灰谷由奈になるっ!!』
灰谷兄弟がこの後喜びの舞を踊ったのは言うまでもない
続きは……作者が力尽きました(ノ≧ڡ≦)☆
佐野由奈
本作の主人公。
めっちゃ可愛い。強いのだけど、それは悪魔で一般人の中の話なので、どこぞの無敵の兄とかどっかのカリスマ達には到底敵わない。
でも、普通の不良よりは断然つよいよ
この後無事灰谷由奈になるかも。
それで後悔してる2人の兄とかと会ってイザコザがあるかもね。
正直この子なんも悪くない。
愛情が欲しいのは子供だから普通よね
「わ、私蘭ちゃんと竜ちゃんの妹だからっ!もう話しかけて来ないで!!」
無敵の兄1
エマを泣かせてしまったことを後悔してたため、主人公よりエマを構うようになる。
自分は小さいエマを守りたかっただけだが、それが主人公を傷付けてたことは知らない。
手を出してしまったのは悪いと思ってる。
この後主人公が何日も帰ってこなくてめっちゃ後悔する。
今までの自分の行動を東卍のママに知られてこってり怒られる。
「……は?なんで灰谷兄弟と一緒にいるんだ」
元伝説のチームの総長の兄2
エマは自分達とは血が繋がってなく、不安だろうと思ったので、主人公よりエマを構う。
主人公に対しては、きっと分かってくれるだろうと考えてた。でも、末っ子だった子がすぐに処理出来るわけないことに気付かなかった。そのせいで、主人公は自己肯定感がめっちゃ低くなったよ……。
この後主人公の話を聞かずに怒鳴ってしまったことをめっちゃ後悔する。
何日も帰ってこない主人公を心配して警察に行ったり前のチームの幹部らに相談したりする。もちろんこれまでの対応に対してめっちゃ怒られる。
「……え、見つかった?!は?灰谷由奈になってるってどういうことだ?!?!」
皆の妹になった子
自分は後から来たので、せっかく出来た家族を主人公に盗られたくなかった。主人公も同じ家族だけど、兄2人に可愛がられてて羨ましかったので、少し意地悪をしてしまった。
きっと、誰も悪くない。
この子の考えも理解出来るが、今回はやりすぎてしまった。何日も帰って来ない姉に、自分の行動に対して後悔する。
優しく子なので、主人公と仲良くしたいとは思っていたが、主人公のことが本当に羨ましかったのであまり仲良く出来なかった。
「由奈ねェごめんなさい、!!………え、家族じゃない………?」
どっかのカリスマ兄
主人公の噂は聞いていたので結構気になっていた人。会って見たかった。
会って、見事な一目惚れをかました。
逃がすつもりはない
これから主人公をドロドロに甘やかして自分なしじゃ生きられない体にするつもり
……逃げてっ!主人公ちゃん!!
「あ?逃がす訳ねぇだろ〜?由奈はこれから俺らとずっと一緒なんだよなぁ〜」
どっかのカリスマ弟
兄と同じく主人公に一目惚れを…………。
こいつ心配してる振りして頭の中でどうやって主人公を落として監禁するか考えてるヤバいやつ。乱暴な真似はしたくねぇな〜とは思ってるので、優しくする。
この後兄とドロドロに甘やかす。
「今更後悔しても遅いんだよwこいつ、俺らが貰うからな」
怒っちゃった東卍のママ
マイキーの最近の悩みを聞いてキレた。
ガチギレした。
「今までそんな態度をとってたらそうなるに決まってるだろ!!!ふざけんな!!」
元黒龍のメンバー
真一郎の相談を聞いてキレた。
特に妹と弟がいるどっかの明石武臣さんがブチ切れた。
明「おま、おま、それはねぇわ!!!」
若「……真ちゃん、それはない」
などとこってり怒った。
書けたらの次回作
・主人公、元兄達と出会う?!
〜蘭ちゃん竜ちゃんと一緒に喧嘩中に〜
・主人公がどっかの男に恋しちゃった?!
〜おっとカリスマ兄弟が準備運動を始めましたね〜
・主人公、もう1人の銀髪の兄に出会う?!
〜話が意外と合ったり合わなかったり…?〜
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