文豪ストレイドッグス 中原中也 様の夢小説
⚠自己満
⚠短い
それでも良い方はお進み下さい𓂃🎩
部屋に私の溜息がやけに大きく響く。
今日は午前中から大好きな彼と久しぶりの逢瀬だった筈が、彼に急用が入って其れも台無し。
私の彼はポートマフィア五大幹部の一人。同い年だけど私は彼の部下に当たった。彼が忙しくないわけが無い。判っていても矢っ張り悲しい。
今日のために三日前に購ったワンピース、出番は何時になるだろう。
今頃本当だったらディナーを楽しんでいただろうとか、モヤモヤし乍らお風呂にも入れずにいた。
と、其の時。
コンコン
「!?」
窓の方からノック音が鳴って、其方を見る。カーテンを開けっ放しにしていた窓の向こうには大好きな彼の姿が。
「中也!?」
急いで窓を開ける。夜風に髪や服が靡く。
「よお、こんな時間に悪ィな」
「なんで、今日は仕事が入ったって…」
「ンなもん終わらせてきた」
突然彼の匂いがふわりと香り、体が絆される。少し遅れて抱き締められた事を認識した。
「其れより会う約束、悪かった。最近まともに会話も出来てなかったろ。寂しかったよな、ごめん」
彼が私の肩に顔を埋め乍ら云う。何時もより悲しそうな声が耳元に木霊する。
「ううん、寂しかったけどもう大丈夫。こうして会いに来てくれたから!」
彼と目を合わせて笑顔で云えば、彼も眉を下げて安心したように笑う。
「私は貴方の笑顔が見れれば十分幸せだから。でも もう一つだけ我儘を云うなら───」
「!……はっ、笑。んだよ其れ。手前の我儘なら幾らでも聞いてやるよ」
彼の手が壊れ物を扱う様に私の頬に添えられる。ちゅっと私と彼の唇が重なる音が静かな夜に溶けていった。
「何時でも、飛んで逢いに来っから」
我儘を云うなら、私に口吻して───
コメント
11件
ヒュッッッ😇 うわぁぁぁぁぁぁッッッ!あ、あ、うわ、好きですぅぅぅぅ!!( ちゅやさん本当に貴方はぁぁ…!! 彼女のことめっちゃ大事にするタイプですよねありがとうございます(?) 多分少し格好つけながら重量操作で飛んでくるんだろうなぁ…好きです…🫠︎💕︎︎ 中也から抱き着くのも好き過ぎるので取り敢えず飛んできます。(??)
中也さぁぁぁんッ!!もう、好きすぎてやばいです。もう大好きです() 最高過ぎませんか!?悲しそうな声でとかもう好きですが!?彼女さんの事すっごく大切にしてるって伝わってきてとても最高でしたっ!!