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※カイ潔 (世一のみ無自覚) 主はこの小説がはじめて書く小説です。
解釈不一致だったらすみません。
ご理解のうえ読んでいただき、感想をもら
えるととても励みになりますm(_ _)m
シリーズとして今後も続けていくかもしれな
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よろしくお願いします!
それでは、いってらっしゃーい⤵︎
「世一ぃ、今日もツンツンしてんなぁ」
いつものように突っかかってきてるこの顔だけいい奴はカイザー。
元々は敵同士だったが訳あって今は協力しあうチームメイトの一人だ。
“いや、まぁいつも試合中にも邪魔はしてくるし、チームメイトっていえるのか怪しいけども…”
「どうしたー?そんなにぼーっとして、かっこいい俺に惚れちまったのか?」
「はいはい、馬鹿なこと言ってないで練習するぞ」
いつものように練習をはじめる。
「潔、パス、パス」
「おーけー黒名、ドンと決めてこい!」
「ナイスパス潔。」
バシュッというシュート音が響き、きれいな弧を描きボールがネットに触れる。
「ナイスパス!黒名」
「ナイス。潔もいいパスだった、ありがとう」
ワイワイと話していたとき、突然グイッと肩を引かれ体勢を崩す。
思わず振り返るとそこにはいつもとは少し違う雰囲気を纏ったカイザーがいた。
黒名も様子がおかしいと察したらしい。
「なんか今日のお前変だぞ」
一方で俺はなぜか分からないがそんなカイザーを見て少し胸がたかなった。
「どうしたんだよカイザー、何か用でもあるのかよ」
「………いや、なんでもない。まぁこれから決める俺様のスーパープレイを目に焼き付けておけよ」
「しゃーねぇな、わかったよ。」
練習再開直後、カイザーは一人でゴールまでの道を切り開いたうえに華麗な足捌きであっという間にゴールを決めた。
その姿は驚くほど落ち着いており、無意識のうちに目で追ってしまうほどだった。
俺もそんなカイザーに思わず目を奪われる。
“こいつ黙っていれば本当にイケメンなんだよな”
「世一ぃそんなに目を見開いちゃってかわいいなぁ。まぁお前なんかにできるような事じゃないから当たり前だろうよ」
煽ってくるカイザーを見て、いつもとは少し違う感情を覚えた。胸が高鳴り顔が少し熱くなる。
「…うん、かっこよかったよ…」
ああ、俺はなんてこと言ってんだよ、、
だがそう思ったところで言った言葉がなかったことになるわけもなく、
「よ、世一?世一が俺のことを褒めた?…」
「ッッ、別に褒めたっていいだろ…」
やっとの思いで口を開き反論するが、顔の赤さはいまだにひかないままだ。
「ふーん、世一くんはツンデレちゃんなんだねぇ」
「う、うるせぇっ、あとあんまりニヤニヤすんなよ」
「はいはい、分かりましたよー」
やり取りを交わしてる途中、今まで感じたことのないような痛みと苦しさを感じた。
「ゥッ…な、んだよこれ…」
「世一?世一!?大丈夫か!?」
遠のいていく意識のなかでみんなの声とカイザーの少し汗が混じった爽やかな匂いをかすかに感じる。
その安心感が加わり意識は完全に途絶えた。
誰かの呼ぶ声が聞こえる。
聞き覚えのある声。
大好きでたまらない声。
青空を連想させるような爽やかな匂い。
ガッチリしているが貴重物を取り扱うかのような優しい手つき。
「やっぱり、好きだなぁ…」
そう言った直後、ガタンッッと何者かが倒れる音が聞こえ、思わず目を覚ます。
「カ、カ、カイザー!?お前なんでここにいるんだよ!?」
「世一が練習中に熱中症で倒れたんだよ。6時間もずっと意識が戻らなかったんだぞ?」
「ろ、6時間も俺寝てたのか…てことはその間看病してくれてたってことになるよな、まぁありがとう…」
カイザーはいつもちょっかいを出してきたり、邪魔をしてきたりなど嫌なところをあげはじめたらキリがないが、面倒見がいいところがあるらしい。
そう思うと前感じたように胸の奥が熱くなる。
「世一くんは俺のことが大好きなんだねぇ、本当にかわいいなぁ」
カイザーに言われふと思う。
俺はカイザーのことが好きなんだと。
最初こそ嫌なやつとしか思わなかったが本当はいつも俺のことを思ってくれて,考えてくれて,かっこよくて。
などと考えてしまい口から出た本音。
「…そうだったら悪いかよ」
自分でも何を言っているのかわからなかった。
だけどカイザーを見ていると胸が苦しくなる。
それを聞きカイザーが大きく目を見開いた。
その表情はどことなく嬉しそうだ。
「世一。そ、それは恋愛的な意味としてか?」
「……そうだよ。」
「はぁぁぁぁ、くっそ可愛い。」
ぎゅっと身を寄せられ抱きしめられる。
とても鍛えられた身体だがまるで布団のように優しく包み込まれるようだ。
「俺も大好きだよ。世一」
その言葉に思わずキュンとなる。
「な、なら俺たち付き合うってことであってるのか?」
「世一が付き合いたいというのだからしょうがなくだが付き合ってやってもいいぞ」
「なんだよそれ笑まぁ、よろしくお願いします」
「もちろんだ。これからよろしくな世一。」
コメント
1件
あおいです🌷 第1話、読ませていただきました! カイザーと世一の距離感、すごく良かったです……! 最初はツンツンしてるのに、倒れたあとの看病シーンで一気に甘くなる流れが自然で、思わずドキドキしました。特に「そうだったら悪いかよ」って本音がポロッと出ちゃう世一、可愛すぎます🤍 BL初心者とは思えない心理描写の丁寧さにびっくり。続きも楽しみにしてます!