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『ここ氏。私とここ氏ってどういう関係ですか??』
突然ももちゃんからそう聞かれた。
「、勿論友達でしょ、?笑」
『そっか…笑』
私がそう応えたとき、
ももちゃんはとても悲しそうな顔をした。
ねぇ、なんでそんなに悲しむの??
『愛してる。』
「そっ、か。嬉しいよ。」
『愛してる。』
「嬉しい。けどやっぱり好きにはなれないや。」
『そうですか、』
私はお嫁さんになるのが夢なんだ。
だからももちゃんに興味なんて無いし、
好きでもない。
それなのに、
私はももちゃんに恋をしていたんだ。
私だって気づかなかった。
いや、気づきたくなかった。
それなのに、
「、、花吐き病、ですか、??」
『はい。片思いを拗らせることでなる奇病の1種です。』
『対処法は知っていますか??』
「恋を忘れるか、、両思いになる、ですよね、??」
『よくご存知で。』
『吐き気止め処方しときますね。』
「はい。ありがとうございます、、」
私は花吐き病になってしまったのだ。
ももちゃんに近づくだけで吐き気が
込み上げてくる。
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○○月○○日
花吐き病だと診断された。
私はももちゃんに片思いしているみたい。
愛してるって言ってくれるけど、
その言葉を聞く度に
吐き気が込み上げてくる。
辛いよ。こんな恋。
好きなのに近づけない。
今日、初めて花を吐いたんだ。
サンビタリア ストック
「私を見つめて」 「求愛」
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はぁ、情けない。
こんなあたしが花吐き病なんて。
同性の子に恋愛なんて。
あたし、どうしちゃったんだろ。
そう思っていたら吐き気が込み上げてきて、
2種類の花を吐き出した。
アマランサス ヒマワリ
(終わらない愛) (貴方だけを見つめる)
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coming soon…