結局は貴方は僕のことを好きじゃなかったんだね。
今日も肌寒い中、窓から身体を乗り出し月を見つめる。
何も変わるはずないのに月を睨み付ける
何も悪くないのに。
*
今貴方に会いたい。
そして運命かのように出会って恋をしたい。
思わず僕は自分の最愛の人に電話をかけた。
「ねぇ…もしもし。ひょん。」
『ん?』
しーんと静まり返った部屋にひょんの綺麗で低いトーンが静かに響き渡った。
ひょんの声は心地よい。
「ひょん。愛してます。」
『うん。俺も』
素っ気なく返してくる。
あぁ。いつもの事だ。
大丈夫。そう思っていたけど違かったみたいだ。
いつものように生活をしていた時だった。
ピロンッ
なんだろう。そう思い携帯を開くと友達からのメールだった。
友「おい。これお前の彼氏じゃねーか?」
そのメールと共に女性と仲良さそうにしている彼がいた。
一瞬戸惑った。あの人はそんな人じゃないと。
そう思って最愛の人に電話をかける。
「ひょん。どーゆうことですか。」
共に写真を送る。
『…ㅋㅋ』
乾いた笑い声を見せる彼。
きっと俺じゃないよ。って言ってくれると思った。だけどその希望は儚くも握りつぶされてしまった。
『あー。ばれちまったか』
「え?」
『正直お前重いし、つまんないんだよね。』
絶望に満ちていた。
もしここで引き留めたとしても自分はのちのち後悔するだろう。
「そうですか。さよなら。」
泣き声を隠すかのようにして喋る。
結局はあなたも僕のことを愛していなかったんですね。
今日もまた月を見つめる。
「今日はより綺麗に見えるな…」
“さよならは貴方と共に”
コメント
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これネオカルのなんかのケミと当てはめようと思ってたのにどのケミにしようか悩みすぎてケミに当てはめるのやめた🥲 ネオカルだったらどのケミに当てはめます?? 皆さんの意見聞きたいです♡