執筆　螺旋階段

題名賭博の世界

三日月[よし　やばい] 人は努力して仕事に付きそこからさらに積み重ねていってコツコツと金を貯めたりするだろう　だが俺は違う俺はそれをやらないだからボロアパートに住んでいる友人とここでババ抜きで金をかけている　ついている仕事は日雇いの工事現場日給1万2000円だいぶいい仕事だと思ってる　今日はパチンコに行く　[頼む…激アツこい!] 近所の人に行く変な目で見られた…

そしたら前から走ってくる友人の姿

三日月[どうした?ないと？] 

愛士[助けてくれ！三日月！もう借金で首が回らねぇんだ！]

三日月[お前…いくら借金したらそうなるんだ 言ってみろ]

愛士[ ……く]

三日月[なんて言った？]

愛士[…五億]

三日月[ はぁぁぁぁ？　何にそんなに使うんだ！]

愛士[カジノで…全部溶かしちまって…それで…利子もついて…！ そこで…連帯保証人の欄にお前の名前書いちまったんだよ…！]

三日月[バカ言うな!　俺達の持ってる金かき集めても50万もいかねぇぞ!]

？？？[いたぞ！天野愛士と三日月藤四郎だ！]

見事に捕まり俺達は今取り立て屋の事務所に居る

三月[私は三月っていうんだけどそっちが債務者でそっちが保証人よね？]

三日月[違います！俺は勝手に連帯保証人にされられただけで！　借金負うとしたらこいつだけにしてください！]

三月[大丈夫　どちらもうことは無いわ]

三日月[じゃあ！]

三月[三日月藤四郎君　貴方がすべての借金を負うの]

三日月[はぁぁ？意味がわからないですよ！なんで俺が！]

三月[だって愛士君　支払い能力ないんですもの]

三日月[それなら俺もないですよ！それに法律としても連帯保証人だけでなく債務者も支払わなければいけないはずです！]

三月[あれ？ご存知ない？この前法律が変わったのよ]

三日月[はぁ？な言ってるんだお前！]

三月[連帯保証人に借金支払い義務を分けるわけではなく完全な譲渡っていう形になったのよ]

三日月[嘘だろ？なぁ！嘘なんだろ！なぁ愛士！]

愛士[すまん！三日月！]

1話終

名前呼び方

三日月　藤四郎　(みかづきとうしろう)

天野　   愛士      (あまのないと)

三月　　みく　　(みつきみく)