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公式さん好きなカップリングに認知をください

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公式さん好きなカップリングに認知をください

1 - 第1話 公式さん好きなカップリングに認知をください

♥

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2024年09月01日

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大体の人には推しがいる。

そして、推しがいる人はその推しとのカップリングを考えるのである。

考えていると幸福感、愛しさで満たされる。
が!
ユウ君だ

私、尾多留 果穂は、その事で悩んでいる!

私の推しは人気歌い手グループのメンバーでユウ君という。

そのユウ君と1番人気なハツ君が個人的に熱いカップリングなのだ。

でも、ハツ君とメンバーのサキ君のカップリングの勢いがすごく、あまり人気がない。

今も動画でこの2人がピックアップしている。

「そういう事考えた時あってさ〜w 」

「マジ?俺も考えた事ある!やっぱハツと以心伝心してる気がするw」

「そうかー?w それなら嬉しいなぁw」

そんな会話をしたとたん、コメントがすごい勢いで流れだした。

「えっ!何それ ガチ尊い」

「もっとやって欲しい!なんなら2人だけとか((殴」

「2人もう付き合ってる説♡ 」

こういうコメントが続いて流れ収集付けられない。

こんな風に腐女子ウケがすごく、そこに漬け込み公式も2人の会話をよく映している。

個人的には地雷なため少し飛ばしながら見ている。


翌日

昨日のモヤモヤが残っている私は、グッズを買って発散しようと、アニ█イトに来ている。

周りを見渡すとやっぱりハツ君とサキ君のグッズばかり。

(いいもん!ユウ君とハツ君のグッズいっぱい買っちゃお! )

そうして、ハツ君のグッズに手を伸ばした時、誰かの手が触れてしまった。

「すいません!」

と言いながら、相手を見ようとした時、見覚えのある顔があった。

高い鼻、小さな顔、かっこいい切り目。

毎回ライブに行っている私なら簡単にわかる外見だった。

「こっちこそすいません」

と、ユウ君らしき人物は、聞き覚えのある声でそそくさと出ていこうとしていた。

私は、勢いで後を追って彼の前に立ち塞がった。

「ユウ君だよね?歌い手の」

すると彼は頷きもせず、人がいなさそうな場所へ手を引かれた。

「だ、誰にも言わないでね」

マスクを外しながら言った彼はやっぱりユウ君だった。


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