「海のバカヤローーー!」
「勉強のバカヤローーー!」
「学(まなぶ)のバカヤローーー!」
「俺のバカヤローーー!」
「って、なんでやねん!!」
年が明けて1月5日の夕方。
私達は寒空の下、砂浜から海に向かって叫んだ。
「豪快なノリツッコミとは、さすがだな」
「褒められてる気が全然しないんすけど……」
「先輩、ありがとうございます」
「おかげさまで、やりたいことの2つがクリアできました」
「まだ温泉には入ってないけどな」
「覗く気か?」
「だだだ誰がそんなこと!」
「ヘタレだし」
「うるせぇよ!!」
「それにしても、みんな、よく来てくれたな」
おととい、 光治(みつはる)先輩の家へ年始の挨拶に行った。
バイトは先月限りの予定だったけど、これからもお世話になることにもなったから。
すると、12月は頑張ったからと、海の見える温泉宿に招待してくれたのだ。 ********************
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