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講師がさらにけしかける
「片手を脚に当てて~~、右手は赤ちゃんに手を当てて、みなさんの体は赤ちゃんを優しく包んで、素晴らしい世界を作っていますよ~」
私も真希ちゃんも同じポーズをし、鏡越しにお互いの変なポーズを笑った
レッスンが終わり、私は真希ちゃんの所へ行った
「私が勧めた通り体験うけてくれたのね」
私は言う
「でもこの体験で終わりそうね」
彼女が答え私達は笑う、真希ちゃんは面白い
「ランチでも行く?」
「行く!行く!でもフードコートは勘弁して!」
また私達は笑った
私達は3階のレストラン街のおしゃれなカフェに入った、今日は涼しく良い天気だったのでテラス席の広いソファーにドシンと座った
「大きなおなかを抱えていたら木の椅子が辛くって」
「あ~~わかる~~、ここならソファーでゆったり出来るよね」
当然のように私達はそこから会話は赤ちゃんの事になる、血圧の話、母親学級、痛みの話、担当の産科医の眼鏡が変な形の話
「帝王切開をすることになったの、逆子が治らないのよ、今日のレッスンで逆子戻しのヨガをしてもらったんだけど」
真希ちゃんが心配そうに言う
「お腹を切るのね?普通に産むのだけでも大変そうなのに」