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「はー、さっきは散々だったな」「恋の料理が原因でしょー!?」
「それはごめんって」
「もう・・・」
食事後、パジャマ姿での会話。
「今度料理教えるよ、全然できないだろうし」
「あのまっずい料理、教わる度に食える?」
「・・・・・・無理」
「だよな」
改善のしようがないだろうな、恋の料理は。
「まあそんなこと置いといて・・・枕投げでもやるか?」
待って待って待って、今何時だと思ってるの!?
「時計見える?今何時?」
「1時だけど」
「私めっちゃ眠い!寝たい!」
「でもせっかく会ったんだし・・・お母さんとも別の部屋だから枕投げくらいしたいし」
お母さんと別の部屋にしたの枕投げしたかったからなの・・・?
冷静に考えて枕投げって二人で楽しいのだろうか。
絶対楽しくないと思うのだけれど・・・。
「私眠いんだけど、今日6時から起きてるし」
「んー、何言ってるんだろう、聞こえないな・・・」
「私、眠い。寝かせろ」
「枕投げしたいのに・・・」
「じゃあ・・・来週一緒に家庭菜園でもしようよ!それでどうにかならない・・・?」
「・・・わかった、約束な」
本当に恋は子供みたいな人だな
わがままは言うタイプだし料理も下手だし・・・。
それでも、少し見え隠れする優しさが嬉しいから泊まることにしたのだけれど。