コメント
8件
空気が読めない≫^_^グサッ 頭が悪い≫(*_*)グサッ 声が小さい≫(ᗒᗩᗕ)グサッ ( ;∀;)全部当てはまる でもおんりーと一緒や
空気が読めない 頭が悪い 声が小さい 全ておんりーの良い所ですね♡
尊( ´ཫ`)死 文の感じとかめっちゃ好きです!!! これからも頑張って下さい- ̗̀( ˶'ᵕ'˶)bフォロー失礼します( . .)"
周りは真っ暗。
自分の腕がうっすら見える位。
怖い。ここ何処?
すると周りが少し明るくなって、自分がはっきり見える。
遠くの方に、真っ暗なものが見える。
ゆらゆら、動いて、ちかちか、赤く光る。
ぐちゃぐちゃで、気味悪い、化け物。
気づけば周りにたくさんいて、何か唸っている。
ぐばっと口を開けて、顔まで近づいてくる。
動けない。
「気持ち悪い」
鉛の様な重く響く声で言われる。
次第に周りの化け物も口々に言い始める。
「空気が読めない」
「頭が悪い」
「声が小さい」
動画に送られてくるアンチコメントの様な響く言葉を自分に向ける。
「お前に、彼の人には勿体ない。」
分かってる、分かってるよ、そんなの
自分みたいなのは、おらふくんみたいな人には勿体ない
ぴたぴた、言葉がくっついて離れない。
それでも、怖くて、苦しくて、
たすけて、ほしいって思ってしまう。
夢だって、分かってるのに。
ぐにゃり、と周りが歪む。
気付けば、ソファーで寝ていた。
てかてか、陽の光が指す。
毛布が掛けられていて、多分、おらふくんが掛けてくれたんだと思う。
「あ、おんりー、起きたんか。」
安心する声が聞こえる。
「、、、」
いつの間にか涙が出ていた。
「うええ?!どしたん?怖い夢でも見たんか?うなされとってたし」
「っつ、、う、うえっ」
恐怖心と、安心感が混ざって、うまく声が出せない。
おらふくんは自分を抱きしめて、ぽんぽん、頭を撫でてくれる。
「よしよし、大丈夫やで。」
つい、言葉が口から滑り落ちる
「おらふくん、彼女、自分でよかったの?」
おらふくんはぽかん、としてる。
「、、、何言ってんの?」
「むしろ、おんりーでよかったよ?」
嬉しい。ほわほわ、恐怖心が飛んでいく。
「、、、ありがと。」
「じゃあ、怖かったんなら一緒にねーへん?」
二人で抱き合いながら、夢へと落ちていった。
でも、きっと次の夢は
幸せな、夢だと思う。