🐣「···会いたいって···」
🐯【!?、は···早く行けッ、!】
テヒョナに背中を押される
🐣「ちょっ、待って···!?こころの準備が!」
🐯【んなの!いらねぇよ!はやくいけ!】
グイグイと背中を押されるのが
壁の柱に掴んでそれを妨げる。
🐣「···まだ!返信もしてない!」
🐯【はぁ!?、何やってんだよ!】
🐣「な、なんて送ればいいかな、??!」
🐯【普通に”今から行く”とかでいいんじゃない?】
🐣「えぇ!?無理無理!」
🐯【···馬鹿じゃないの??こんな機会滅多にないぞ?】
テヒョナの言葉にハッとする
🐣「···そうだね、頑張らないと····」
再度トーク画面開き
🐣💬「今から行くよ」
_______________
🐰side
無性に誰かと会いたかった。
誰でもいいこの僕の寂しさを埋めてほしい、
その時頭に思い浮かんだのは
僕より2個上の大好きな人だった。
気付いた時には連絡していた
🐰『···大胆過ぎ、??』
なんて考えたけど今更消すのはもう無理だ。
···でも脳裏で微かに期待を抱いていた、
ジミニヒョンなら···とか、ジミニヒョンはきっととか···
ピコン、通知がなる
急いでベットの上に置きっぱのスマホを取る
───今から行くよ。
やっぱりヒョンは優しい。
この言葉を僕は待ってたんだ
🐰『会いたい····ッ、ヒョン···』
もうかれこれ1ヶ月は会ってない
お互いのスケジュール上会う時間がなかった
他のメンバーとは会う機会が沢山あったが
ジミニヒョンだけは···会えていなかった。
やっぱり恋しいもんだな···
ピンポーン。
🐰『!!』
僕の会いたかった人のお出ましだ、
_______________
🐣side
あの後テヒョナから少し服を借りて
オシャレをしてみた。
少し···張り切りすぎたかな、??
手が震えていてインターホンが押しづらい
🐣「···えぇい!」
ピンポーン。
な、···鳴らしちゃったぁぁ、
ガチャ_
バッ!と顔を上げる
🐰『いらっしゃい···ジミニヒョンㅎ』
その笑顔に泣きそうになってしまった。
会いたかったとすぐ抱き着きたかった
🐰『···どうぞ、中へ。』
ドンドン奥へと行ってしまうグカに
距離を感じてしまった。
🐣「···お邪魔します。」
と鍵を閉め靴を丁寧に脱ぎ中へ入る。
相変わらず綺麗で広い家だ···
🐣「···なんも変わってない、」
その現実がどれほど嬉しいものか、
🐰『···会いたかったです。ヒョン、ッ』
家の中を見渡してたら後ろから抱き着かれた
この温もり···この温もりこそが僕が欲しかったもの、
🐣「···僕もだよㅎ」
自然と僕の腰に手を回されて
🐣「んッ···あ、ちょっ···」
それを解こうにも力の差があり過ぎた
🐰『ヒョンも···僕に会いたかったの??』
向かい合わせになり
思ったよりもグカの顔が近くにあって
驚いてしまった
🐣「ち、近っ···!」
🐰『”、』
ギュッと腰を掴む力が強くなる
🐣「!?、ひぁッ···ぁ···っ、」
🐰『会いたかった??俺に。』
顔がグイっと近付けられる
もうキス寸前だった。
🐣「あ、会いたかったってば··!、」
思わず顔を上げると
ちゅっ_
唇が当たってしまった。
🐣「!?」
すぐにそっぽを向いた、
グカと目が合わせられない···
🐣「···ご、ごめっ···んっ!?」
謝るため目を合わせようとすると、
キスをされた
🐣「ぁっ、ちょっ···と!」
と顔を引き離す
🐰『!、なんで···』
🐣「な、なんでって···お前、キスは好きな人するもんでしょ?!」
真剣な目付きで言ったら
グカは笑い転げてしまった。
むっ···なんだよ、!
🐰『あっはは!ㅋㅋ』
🐰『だから、僕ジミニヒョンにキスしたのに。』
🐣「···え?」
グカの言葉に一瞬理解ができなかった。
🐣「えぇっ!?」
意味がわかった途端グカから離れた
壁に寄りかかり
あわあわしていると
🐰『···ヒョン鈍感過ぎㅋ、』
🐰『あ、なんで離れるんですか!』
グカが近付いて壁ドンをされた。
🐣「ひぇっ、」
🐰『ヒョンは僕の事好き??』
、!?
こ、この時ってなんて言うの!?
テヒョナ言ってなかったじゃん!!
🐰『ヒョンの本当の気持ちが知りたい』
壁ドンからのハグ
その瞬間なんだか今まで考えてきたことが
馬鹿みたいに思えてきて
🐣「···うん、僕もだーいすき。」
と答えていた。
🐰『ふふ、僕達恋人同士ですね。ㅎ』
🐣「···ね。ㅎ」
お互い目を見つめ合い
深いキスをして結びあった。
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