堕ちて溶けるまで

名前をお借りしていますが、この世の全てと関 前半はkgm→←knmcが少し多いかも

まるたちも出てきます接触禁止ですがこの世の全てに関係ないので。

まぁまぁベタな展開だと思いますが、最後の方急展開です

口調で察してください

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お前はまだ気づいてないだろうな。

俺が、どうお前を思い どうしたいかなんて

それに気づいて、俺と同じくらい溺れればいいよ。

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不破side

収録を終え、それぞれ楽屋に戻っていった。

「うぃすー、」

「不破さん！おかえりなさい」

「ふわっちおかえりー」

「もちさんと社長〜はまたとやかげと戯れてるんすか」

「ふふ、だって…可愛くないですか？とやかげ、」

「いやー、わかるっす」

「きゅっ！」

「ふふ、はいはい。」

この微笑ましい光景を好ましくなさそうに眺めてるのが…そう。剣持刀也…とはやとぷす。

「きゅぅ〜♡」

「はは、本当に可愛い…」

愛おしそうに見つめる加賀美をこれでもかというくらい睨みつけている。のになぜ社長も気づかないんやろ。

「とやかげって本当に、剣持さんに似てて可愛いんですよね」

「なにそれ…僕はそんなに撫でられて嬉しそうな顔しない！媚びだ！！」

「あっはは、そういうツンデレなところも似てますよ」

「うるさいな…」

嫌そうな顔をしつつも、頬を赤くして。

『とやかげが剣持に似ていて可愛い』って言葉をストレートに受け取って一人で恥ずかしがっているのだ。

「失礼しまーす！」

「んで甲斐田はそんなタイミングが悪いんだよ！」

「ええ！？何急に！！ひどいって！」

自分でもよくわからない絡みをしてしまったかもしれないが、これはタイミングが悪い。仕方ないよ。

「ほれ、ここ座れ」

「はぁい…」

ぽんぽん、と隣の椅子を叩く。

で、そんな俺らの会話もよそに加賀美と剣持は言い合いをしている。

「なにぃ？またあそこ揉めてんの？」

「んにゃ〜、最近社長がとやかげのこと構いすぎて嫉妬してるんやって」

「へぇ…」

「…な、みて？はるもっととがおっち一緒に寝てんねん」

「んふふ、かわいい〜」

「仲良えなあ」

「きゅっ、きゅぅ〜♡」

「ぁはは、もう、そんなにくっつかなくても。」

「…。」

もちさんはむす、としながらはやとぷすを撫でている。

「わ、手にキスしてくれた…笑」

「てめぇふざけんなとやかげ！！」

「きゅぅ！？」

「ケラ…！？」

「ぷぁ！」

「きゅっ、！！」

乱暴に掴んで社長から引き剥がしはやとぷすの隣においた。寝ていたがおっちとはるもっとは剣持の声に起こされ、はやとぷすもポカンとしていてとやかげに怪我がないか心配している

「それはこ！び！媚だ！」

「ちょっと剣持さん…」

「…甲斐田、一旦逃げよう」

「ぇ、ちょ」

「ここは俺らいないほうがいいやろ？あの二人に任せたほうが多分ええって、これ以上じれったいのも見てられんし」

「ま、まぁ…」

「じゃ、いこ」

「社長ともちさん、大丈夫かな…」

「大丈夫やって、このあとどする？仕事ある？俺は収録終わったしもうないけど」

「甲斐田もないですよ〜」

「お、じゃあ飲みでも行きますか？ 」

「え！！いきたいっす！！」

「おし、きまりぃ、行こーぜ」

社長は、多分もうそろそろもちさんと付き合う。

いいな、俺も早く欲しい物を手に入れたい。俺の物にしたい。

いつかお前のことを俺しか見れないくらい、ドロドロに溶かしてあげるからな

俺はそんなに待てないから、どんな手を使ってでもお前を手に入れる。

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「2名で！！」

「じゃー、、甲斐田のおごりな」

「はぁ！？無理に決まってんだろ、、！！」

「にゃははっ、うそうそ。」

俺らは居酒屋に向かった。

そこそこ飲んで酔ってきた頃

「しゃぁちょってさ、もちさんのこと好きなのかな？」

「何言っとん、好きに決まってるやんあんなの」

「んぅ〜…？じゃあもちさんは、？」

「もちさんも好きやろ、二人とも結構わかりやすいで？」

「えぇ、ぅー…僕わかんないよ、、」

「なぁんでよ、わかるやろ」

わかんねぇか、俺のにも気付かないもんな。

まぁ、気付かなくてもいいよ

もうそろそろ気付かされるだろうから。

「んふ、ふわしゃ〜ん」

あぁ、早く俺のものにしたい。

そのふんわりと赤くなったほっぺに今にでも噛みつきたかった。

でも、我慢 俺みたいに溺れるまで、俺のことしか考えられなくなるまで我慢。

「甲斐田、そろそろ飲むのやめよーな？」

「えぇ！いやれす！」

「いっぱい飲んだやろ…？」

「やらっ！まだのむぅ！」

「お前30歳やろ…年齢と行動が合ってないって」

本当に。こんなに可愛いのに30なわけがない。嘘って言ってくれてもいいよ

「やーだ…」

「飲むのやめないと嫌いなるで？」

「ぇ、！やだぁ…！飲むのやめぅ…」

「よぉし、いい子やな」

「家帰れる？」

「や！不破さん家で二次会するんだぁ！！」

「えぇ、嘘やろ…」

本当に？無理やってぇ…連れ込んだら俺襲っちまう…いや！！不破湊！！我慢や！！我慢！！！！

「しゃーないなぁほんま、少しだけやからな？」

「よぉし！！いくぞぉ〜！」

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結局その後、俺も記憶がなくなるくらい飲まされた。

「うぁ、頭いてぇ…」

「ん、んぅﾞ…」

くぁ、と欠伸をして目を開けると綺麗な顔立ちをした男がいた

「うお、あ、そっか…昨日俺ん家で二次会したんか…。」

すぅ、すぅと規則正しく俺の布団の中で寝息を立てる彼は美しく、俺のすべてが奪われそうになる。

「…朝ごはん作ってやるかぁ、」

隣りにいる彼を見る度に、心の中からあらぬ感情が湧いてくる。ああ、なんて美しいんだろう。俺のものにできたら、今すぐにキスをしていたのに。

仕方なく体を起こし、キッチンへ向かう

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甲斐田side

「ん、ぅ…？」

目が覚めると、知らない天井。知らないベット、…いや、知ってる…知ってる部屋。

「…いい匂い、する…」

ぼや〃と寝ぼけた頭で昨日のことを思い出そうと思考を巡らせる。

「えぇ〜…と、、不破さんと飲み行って…、」

ヤッバイ、、記憶ないな…飲みすぎた、なんか変なことしてないかな…

「はる〜？」

「んぁ…」

「はるおきた？」

「ん、ぅん…。」

「ええ？おきてんの？」

「ご飯作ったから起きて」

「起きてるよぉ…」

「おーきーて、」

「んん、、はいはい、… 」

「…うわ、うまそ…」

「せやろ〜？不破湊特製ジブリ飯〜、的な？」

「がちうまそう、食べていい？」

「もち」

「いただきまーす、」

ぱく、と眼の前に出された目玉焼きトーストにかぶりつく

もぐ、もぐと咀嚼をして味わい嚥下する。

「んむ、ん…！！うまぁ！」

「んふ、よろこんでくれてよかった。」

「こんなうまいの初めて食ったよぉ！！」

「っはは、それは言い過ぎやない？」

「いや、まじで！！」

「ええ？トーストに目玉焼き乗せただけやからなぁ…」

「半熟具合が最高！！美味すぎる！こういうのでいいんだよぉ！」

「にゃはは、ならいっかぁ」

頬杖をついてやけにニコニコしながら見つめてくる。

「…な、なに？？」

「いや、本当にうまそうに食うなって 」

「そぉ？」

「うん、かわいい」

「なっ！？んぐ、…可愛くないわいっ」

「んは、かわいいよ」

「…なぁ、もう一泊していかん？」

「え、いいっすよ？」

「やっちゃぁ〜」

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不破side

俺は一人が嫌いだ！！静かすぎるから。単純にさみしい。だから甲斐田をもう一泊誘った

アイツは流されやすいから行けるかな、と思ってはいたが、思った以上に軽く返事をくれたもんだから少しびっくりした。

「映画でも見るか、」

「お！いいっすねぇ、」

「ホラー映画な」

「えぇ！？なんでぇ…！」

「うぅ…こわい、…」

「大丈夫大丈夫。」

サラサラとした頭に指を通す

…あー、抱きしめたい…サラサラやしふわふわやし、可愛い…

「うぅ、ふわさ…」

「だあいじょうぶ、こわい？ぎゅーするか？」

「しなくていい…、、」

くそ、なんでや！怖いならつっつけや！安心するやろ俺の胸ん中は！！

「遠慮せんでええよ、強さ半減するで？」

「…な、なら…」

「よぉしよし、ええ子やな」

…これ、まるで恋人やん、俺今幸せすぎる。胸の中に俺の大好きな人が俺を頼りにして抱きついてるんだから、こんなに幸せなことはない

…いや、付き合えたらもっと幸せだろうけど。

「よしよし…よぉ頑張ったな、」

「うぅ、、怖かったよぉ…」

「ん、怖かったな ごめんごめん」

「うん、大丈夫…」

うわ、なんでこんなに可愛いんだろう。保護するべきだよ。こんなの

はい！俺が保護します！

「よぉしよし…」

「…子供扱いしないで、」

「んー？こわかったなら慰めるよ、」

「…うん、わかった…」

はぁ、弱ってるのかわいい。ずっと俺のこと頼っててよ、俺は一番に支えてあげるから。

「…んふ、可愛いね」

「可愛くないし…」

「可愛い、本当にかわいいよ」

「んう、、あり、がと…」

恥ずかしそうに目を伏せ、頬の真ん中を赤く染める。

可愛すぎる。本当に…

「晴、可愛い。」

「…ねえ、もういいって…」

「可愛いよ、怖くて俺に抱きついちゃうのも撫でられて流されちゃうのも」

「うぅ、、うるさい…」

「本当に可愛い。」

「…うるっさいな…、」

まだ、気付いてない？  いや。俺は知ってるよ。

前からもう俺に落ちてるやろ。俺が気付かないわけないよね。

「なぁ、晴」

「俺は気付いてるよ。晴がもうすでに俺のことしか考えられないの。俺のことしか見えてないのも、ぜーんぶ。」

「え、ぁ…」

「俺のことを呼んで尻尾振ってんのも、俺が他の人と話して嫉妬してんのも、前と変わんない素振りしてたやろうけど、俺はずっと気付いてたよ？」

「えぅ…、ぇ、なんで…」

「なんで？そうやな…」

「俺はお前のことを愛してる。ずっと見てるんだよ？晴のこと。」

「晴が思ってるよりも、ずぅっとな」

「だからさ、」

もっと、堕ちてよ。

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甲斐田side

不破さん。

気付かれてたのはびっくりしたけど

僕はもうとっくに堕ちてるんだよ

不破さんは知らないかもね？

僕はずっと不破さんのこと好きなんだよ。ずっと。

不破さんが僕のことを落としにしてるのも、全部気付いてたよ

「…大丈夫。僕は不破さんのものだよ」

「でも、もう一回…ちゃんと言って？」

「ん…」

「晴、」

「はい」

「晴のこと一番好き。付き合って。」

「もちろん！！」

大好き、ずっと。死んでもずーっと。

だからもっと

もっと僕のこと、堕としてみてよ。

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良ければ感想くれると嬉しいです！！

ちなみにですが、kgmmtももちろんあの後付き合いました