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私の名前は桐谷直美。
私には彼氏が居る。私の片思いで何年も恋をして
やっとの思いで振り向いて貰えて
付き合うことになった。
初めは毎日電話をして毎日遊んで
楽しくて幸せな気持ちで胸がいっぱいだった。
でも、そんな幸せも長くは続かなかった。
ある日から突然、彼は冷たくなった
いつも通り電話を誘った。
彼から帰ってきた返事は
『ごめん 今日はもう寝る』
これだけだった。最初は疲れてるんだよねと
納得したがその日からずっと断られ続けた。
またある時、私は恐る恐る電話を誘った。
返事は『もう眠いから』。
“まただ” そう思いながら諦めた。
あまり眠れなく、ふとゲームを開くと
彼はオンラインだった。
(寝るんじゃなかったの…?)
不思議に思った。しかも
“フレンドと遊び中”
と表示されていた。
私はその日から不安が募り始めた。
ある時、彼と私の共通の友達と遊んだ時
友達はこう言った。
『最近フレンドになった子とこれから遊ぶ』
私は少し気になって聞いてみた。
《その人は女の人なの?》
友達は続けて言った。
『そうそう!女の人!隼人(彼氏)
とその人がフレンドで俺も仲良くなったんだよ』
『最近はずっとその人と遊んでる』と。
私はなんとなく察した。
最近の彼のオンライン、フレンドって
“その女の人”なんだと。
その瞬間、私は不安に押しつぶされた。
彼はもう、私なんかを見ていないのではないか
私を好きではないんじゃないか
私なんてどうでもいいのではないか
私は幸せから不安に変わった事に気づいた。
でも止めることは出来なかった。
数日経ち、私は我慢の限界で彼に言ってしまった
《別れよう。》
彼は驚いて言った。
『どうして?俺なんかした?』
《嘘つきは…嫌いだよ。》
『?』
《寝るとか言って、他の女の子と
ゲームしてるじゃん、、》
《もう…不安で私が私じゃなくなりそう。》
彼は何も言わなかった。いや、言えなかったのだ
私は…。都合のいい女なの、?
その質問すら彼は答えてくれなかった。
【否定してよ…。】
そう思いながら私は我慢していた不安が
溢れ出して泣いた。
彼は。『別れたくない』そう言った。
私は最近の冷たい態度や嘘にうんざりしており
《もう好きじゃない》と伝えて電話を切った。
【嘘だよ。ごめんね。】そう思いながら
私の心は自殺した。