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「お父様!? どうしてここに!?」
驚きの声を上げるルクレシアに、父――辺境伯はゆったりと言った。
「……団長に用があってな。ちょうどよかった。彼のところに案内をしてくれ」
(団長に?)
強面の辺境伯は、他人には厳格で威圧的な空気を漂わせるが、家族には優しい笑みを見せる男だ。
しかし今の彼は、久しぶりに会うルクレシアに労いや親心を見せず、用件だけで彼女の質問をはぐらかした。それでルクレシアは、父自ら騎士団を訪れたのは、ジルベクトに娘をよろしく頼むと親として挨拶をしに来たわけではないと直感する。
辺境伯として訪れたのだと。
(なんだろう、妙に心が騒ぐ。お父様が団長に会いに来た理由を、わたしも知らなければいけない気がする)
「お父様。わたしも、団長との会話に同席********************
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