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昔、昔あるところに心のやさしい猿人がいませんでした。(居たわ)
猿人はある日、山へ芝刈りに出掛けました。
猿人「沢山、働いたらーあぁ腹が減っちまったよ。」
猿人「そろそろ、お昼にするとしよう。」
猿人は切り株に腰掛けると単品のバナナを食べることにしました。
ところがその時、猿人はバナナを一つ落っことしてしまいました。
猿人「こりゃあ、こりゃあしまった!」
バナナはコロコロと丘を転がっていきます。
猿人は慌てて、バナナを追いかけました。
猿人「待て、待て〜!バナナや〜い」
バナナは丘の下まで転がると、そこに空いていた穴にころんと落ちてしまいました。
猿人「あぁ↓もったいないことをした。」
すると、その穴から不思議な歌が聞こえてきました。
ネズミ「バナナをころりんすっとんとん、美味しいバナナをすっとん↑トン→」
猿人「おや?この可愛いくない歌は何じゃろう? おっとっと」
不思議な歌をもっと聞こうとした猿人は自分も穴へ転がり落ちてしまいました。