お前の負け。
nmmnです。
桃橙。
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桃視点。
仕事終わり、疲れ果てた俺は癒しを求めあるホテルへ向かった。
男女関係なく相手してくれるとこ。
特に人間関係も悪くも良くもない。仕事も、今の環境も普通だ。
ただの会社員として生きてる俺。
数人の友達ってやつとまったり毎日を過ごしていた。
だがそりゃあ成人してるからには1人で生きていくことが多い。勿論一人暮らし。悲しく飯食って寝るだけ。
恋人だとか知らねぇけど、好意を持ったことは無い。
そりゃあコイツいいなとか思う時はあるけど、”すき”には届くことが出来なかった。
まぁ。その程度の人間なんだわな。俺は
風が強く、少しジメジメとした空気感。
そうこうしていると目の前にはピンクの看板。
迷いもなく中へと足を踏み入れた。
店員「桃さんでよろしいでしょうか。?」
桃「はい。」
物静かな雰囲気。だが個室の部屋に近づくことで嫌な声が飛び散っている。
こんなんで勃つかよ。舐めてんのか。
氏名指定も出来るが、今回はランダムで頼んだ。
正直誰でもいい。なんてことは無いけど一刻も早く疲れを取りたかった。
ある意味は疲れを貯めんのかもな。
店員「07号室です。ごゆっくり。」
結構奥だな。
常連では無い為よく理解はしていないが、だいぶ遠い場所だ。
まぁいい。場所なんてどうだって。
…ん?
部屋に向かおうと道を見た瞬間何やら暖色な髪色をした人間が通った気がした。
俺が指定された部屋の方向へ。
勿論07号室以外にも部屋なんて沢山ある。
だから確実とは言えないが少しどんな奴か気になっているとこでもある
時間制限は無いため急がずいけるが、待たせている可能性もあるため早歩きで部屋に向かう。
ガチャ
少し狭いな。
めちゃくちゃ狭い訳では無いが、ベッドの大きさに対しては少し広いとは言えない。
はぁ。疲れた。
上を脱ぎ、鞄を軽く投げる。
ベッドは柔らかめでよく寝れそうな布団だ。
足音がしてるな。
こっちに来てる。
付けていたマスクを外し、部屋に置いてあった冷蔵庫から水を…
ガチャ
???「失礼しま…」
???「え…ちょ、」
俺が目に見たのは1番と言っても過言ではないくらい一緒に居てきた友達。或いは親友。
“橙”だった。
桃「…笑、お前かよ、w」
橙「いや、ちょ、その」
桃「成程ねぇ〜、?だから就職場教えてくんなかったんだ」
橙「いやちゃうねん、あの、まっ、」
桃「何今更逃げようとしてんの、w」
橙「嫌、桃、ちゃうから、ホンマにっ、、」
橙「いっ、」
橙の手首を掴み壁に押し付ける。
目が合うとすぐさま下を向いて睨みつけてくる。
桃「笑、なに睨んでんの。ひど、w」
橙「あのなぁっ、…」
桃「ふーん。どうでもいいけど、」
橙「桃っ、!?何してっ、!」
桃「指名されたからにはちゃんとやんねぇと」
桃「お前の負けだぞ。笑」
コメント
7件
ぐへへ らぶ
最高だよ~!!🫶🏻 ̖́- めっちゃ好き!笑
最高です;;続きってあります?