テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
もし、同い年で教師と生徒という立場じゃなかったらずっと隣にいてくれたのだろうか。
そう心の奥底で思ってしまう無人と京夜。
いつものあの笑顔を見るだけでなんだか嬉しくなる。
時々、ヤキモチを妬いてしまう時があるようで、取られたくないと表情や声色に表れる京夜と裏腹に無人は、有無を言わさないような対応でポーカーフェイスを貫くが本心はだいぶ焦っている。
だが、四季は無人と京夜に対しての恋愛感情というのは微塵もないことは2人は知っていた。だからこそ四季のことが好きなんだと意識させたいのだ。
だが、それはそう簡単にはいかなかった。四季のことが好きと感じているのが自分だけでないと無人と京夜は知った。
京(ダノッチも四季くんが好きなんだ…でも、僕だって好きだけどなんか複雑〜…)
無(花魁坂も四季が好きなのか。だが、俺は折れない。俺のそばにいさせる。)
2人は学生時代にいたあの教室で会話をしている。それは四季のことだった。
京「ダノッチも四季くんが好きなんだね…」
無「ああ、そうだが。花魁坂も好きらしいな。」
京「僕、諦めないよ。」
無「知ってる。だが、俺は四季を守れる」
言葉足らずで無人は発してしまい京夜の地雷を踏んだ。
京「ダノッチ、どういう意味で言ってる?内容によっては京夜さん怒るけど」
無人は京夜が怒ったところで気づいた。だが、何がダメなのか分からなかった
無「?何に怒ってる。」
そこから京夜と無人は喧嘩をしてしまい、ギスギスしたのが伝わった。それは四季のところにも。
四「なんかムダ先とチャラ先ギスギスしてね?」
そう言われて何も反論ができなくなった。
だがこういう時に臨機応変に対応出来たのは京夜だった。
京「ん?ああ、何でもないよ。四季くん、さっきお菓子もらったんだけど食べる?」
四「いいのか!ありがとチャラ先!」
京夜は無人に牽制した。それは無人の気に障るようだった。その後 互いに牽制し合い四季の意識を自分に向けさせようとあの手この手を使った。
ある日、四季は教室に呼び出された。呼び出したのは京夜と無人だった。四季はなにかしたのかも!と思い謝罪の文を考えていた。
無「四季、話しておきたいことがある」
京「ごめんね〜身構えさせちゃって」
四「お、俺なんかしたか…?もしかして点数悪かったからか!?」
無「そうじゃない。……俺達は、」
京「僕達ね四季くんが好きなんだ」
四「?面と向かって言われると恥ずかしいな…」
京「四季くん」
四「?」
京「四季くんが大人になるまでに僕かダノッチか選んでくれるかな。」
無「四季、今ここで答えを無理に出さなくていい。大人になってからでいい」
無「だが覚えておけ。四季が大人になるまで待つ。それまでは手出ししないが付き合ってくれ」
京「四季くんが大人になるまで待つから僕と付き合ってください」
そこから四季は京夜と無人の関わり方が変わった。少しずつ気になる人として意識し始めた。
だが大人になるにつれて戦いによって恋人を失ったり巻き込ませたくないと人より短命ということもあり頭を悩ます四季。
申し訳なくなった四季は無人と京夜にそれを伝えた。
四「…俺、鬼神の子だから短命だから一緒の時を過ごせないかもしれない」
無/京「知ってる/知ってるよ。それでも良い。好きなんだ。」
四季はそう言ってもらえると思ってなくて嬉しくて崩れ落ち泣いてしまった。
そこから京夜と無人は仲直りして四季を守ることにした。
2人は四季の辛い思いをさせないよう最前線で戦い、四季が大人になった今でも過保護になる無人と京夜だった。