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#創作BL
灯依
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アヤノが人間界に降り立った時、人間界は雨だった。梅雨の期間で、弱い雨が振り続けている。
アヤノはどこか雨宿りできるところを探して歩き回った。
アヤノ「寒い…早く雨宿りできるとこを探さなきゃ…」
しかし、街中に良い場所はなかった。
歩き疲れて花壇にずぶ濡れで腰掛けていると、男の声が頭上から聞こえた。
??「あの…濡れちゃってますけど…大丈夫ですか?」
アヤノが上を見上げると、そこには傘をさした学生のような格好をした青年がいた。着ている制服はシワひとつなく、校則に基づいた清潔感のある黒髪は優等生を物語っていた。
アヤノ「えっと…すみません、いろいろあったんです。」
謎の青年「そうなんですね、でもここにずっといたら体調を崩します。とりあえず、暖かい場所に移動しましょう。良かったら、俺の家来てください。あぁ、いやなら全然いいんですよ!?でも、タオルとかあるから、家の方がいいって思っただけで…」
アヤノは驚いた。
自分にこんなにも優しくしてくれるなんて思っていなかったのです。アヤノの目から涙が溢れた。
青年はおどおどとしながら、ポケットからハンカチを取り出し、アヤノの目元を丁寧に拭った。
アヤノ「ありがとうございます…あの、あなたのお名前は…」
謎の青年「あぁ、すっかり忘れてました。俺は佐伯理人です。」
アヤノ「えっと…理人さんですね、私はアヤノです。」
理人「敬語なしでいいですよ!俺も外していですか?」
アヤノ「あ…はい、大丈夫…だよ?」
アヤノのへんな日本語を聞いて理人は微笑んだ
理人「ふふっ…敬語とタメ語混在してるんだけどっ…(笑)」
アヤノはぽかんとしながらも、理人の笑顔をみて、ほんの少し安堵した。
理人「さ、行きましょ。傘、入ってください。」
相合傘のことについては言及しなかつた。今は、早く帰って暖かくするのが最優先だった。
そうして、アヤノは理人に助けられたのだ。
コメント
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第2話、拝読しました。雨に濡れて震えるアヤノに声をかけた理人さん、優しさが滲んでいてすごく良かったです。特に「敬語なしでいいですよ!」と慌てた様子で言うところ、学生らしい初々しさが伝わってきてほっこりしました。アヤノが涙を流す場面も、助けられた安堵が胸にじんわり来ました。相合傘のことをあえて描写しないのも、二人の距離感がまだこれから縮まっていく予感がして好きです。次の展開が気になります。