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甘味よりも甘い護廷十三隊八番隊長との情事

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甘味よりも甘い護廷十三隊八番隊長との情事

1 - 甘味よりも甘い護廷十三隊八番隊長との情事

2023年10月10日

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「あ、京楽」

「やあ、狩兎くん」

斬魄刀を使いすぎたせいで疲れていた狩兎は任務を終わらせた後、甘味処で休憩していた。そこに偶然にも京楽が現れたのだ。

「隣、座ってもいいかい?」

「いいよー」

そう返事をすると京楽が隣に座った。そして二人分のお茶を頼む。

「もう任務は終わったのかい?」

「終わったよ」

「流石は五番隊隊長だねぇ」

「まあね」

ちなみに狩兎という男、同性の声が良くて面のいい男に目がないのだが、それは身内の隊長達でも通用するわけで。

「ねぇ、こんなところ二人で抜け出して何処かで発散しようよ」

顎を撫で上げて、ゆっくりと耳へ指を滑らせる。

「ん、やめ……くすぐったい」

京楽はくすぐったそうに身を捩る。狩兎はゾクゾクとしたものが背筋を走るのを感じた。

(この感覚……たまんねぇ)

狩兎は京楽の腰に手を回して引き寄せると、反対の手で顎をクイッと持ち上げるようにして口づけをした。

長いキスの後、口を離すと銀の糸を引いた。

「はぁ……ん、だめ、だよ」

「どうして?」

「ここじゃ誰かに見られちゃう」

ここは甘味処だ。いつ誰が来るかわからない。しかし狩兎は構わず続けた。

「なら部屋に行こうか」狩兎は京楽の腕を引いて会計を済ませるとそのまま店を出た。そしてそのまま自分たちの隊舎へと向かったのであった。


隊舎に戻ると二人は乱暴に靴を脱いで部屋に入った。そして布団に京楽を押し倒すと再び口づけをする。

「狩兎ってば、本当にエッチなことに対しては躊躇いがないというか、欲を自制しないよねぇ」

「京楽だって満更じゃないくせに」

狩兎がそう言うと、京楽は妖艶な笑みを浮かべて狩兎の首の後ろに手を回すとそのまま自分の元へ引き寄せる。

「んっ……ふ、ぅ……」

舌と舌を絡ませあい、お互いの唾液を交換するような激しい口づけを交わす。口を離すと銀色の糸を引いた。それが切れる前にもう一度口づけをする。何度も何度も繰り返しているうちに二人の息は上がり、身体の中心に熱が集まり始めるのがわかった。

二人の唇から漏れる吐息が部屋中に響いている。

「もう我慢できないんでしょ?」

「そっちこそ」

お互いに挑発し合いながら衣服を脱いでいく。そして裸になった二人はどちらからともなく唇を重ねた。今度は先程よりも優しく、相手を労るような口づけだった。しかしそれも長くは続かない。次第にそれは激しさを増していった。

「ん、ふぅっ……ちゅ……」

「はぁ……んんっ……」

ぴちゃっぴちゃっと水音が部屋に響く。その音にすら興奮を覚えてしまうほどだった。二人はお互いの服を脱がせ合い、産まれたままの姿になったところで唇を離した。二人の口からは銀の糸が伸びており、やがてプツリと切れた。

「狩兎はこういう所だと積極的だよねぇ」

狩兎の股間は大きく膨れ上がっており、今にもはち切れそうだ。対する京楽のモノもまた同じような状態になっている。

「だってここならどれだけ乱れても迷惑掛からないじゃん」

狩兎はそう言いながら京楽のモノを口に含んだ。そして丁寧に愛撫していく。舌先で鈴口をつつくと先走りが溢れ出した。それを吸い上げるようにして飲み込むと、今度は喉奥まで使って奉仕する。そして手で玉袋を揉みながら竿全体を上下にゆっくりと動かしていくとどんどん硬度が増していった。

最後に思いっきり吸うようにして射精を促すと口の中に熱いものが吐き出された。それを一滴残らず飲み干すと今度は自分の番とばかりに京楽が狩兎のモノをしゃぶる。

「はっ……それ、最高」「んっ、ふっ……んむ」

京楽は狩兎のモノを根元まで咥えると口を窄めて吸い上げる。そして手で扱きながら喉の奥で亀頭を刺激した。あまりの快感に狩兎の口から吐息が漏れる。

「……京楽は、バキュームフェラ好きだよなぁ……」

「ふふっ、狩兎だって好きでしょ?」

京楽は一旦口を離すと、今度は裏筋を舐め上げた。そしてそのまま根元まで一気に口に含み、頭を前後に動かしながら吸い上げた。

「ん。そうそう。あー、気持ちいい」

狩兎はそう言うと京楽の頭を掴んで腰を動かし始めた。喉の奥を突かれて苦しいはずなのに、それでも懸命に奉仕しようとする姿に興奮する。そして限界に達した狩兎はそのまま射精した。大量の精液が京楽の胃袋を満たしていく。

「あはっ、いっぱい出たねぇ」

京楽は狩兎のものから口を離すと見せつけるようにして飲み込んだ。そして妖艶な笑みを浮かべると狩兎の上に跨り自分の後孔へあてがった。

「ちょ、ちょっと待て」

しかしそこに待ったをかける者がいた。声の主は京楽の同僚であり良き理解者でもある浮竹十四郎だ。彼は隊首会で使う書類を届けにきたのだが、部屋の中で繰り広げられる濃厚な情事を目の当たりにして固まってしまったのだ。

「あ、浮竹も混ざる?」

京楽はなんでもないようにそう言うとそのまま腰を下ろした。ずぶずぶっという音を立てながらゆっくりと飲み込まれていく。

「あっ……んんっ……」

京楽は苦しそうな声を漏らすがその表情はとても嬉しそうだ。やがて根元まで入ると京楽はゆっくりと動き始めた。

「十四郎ってば可愛いなぁ。オレらのスローセックスでおろおろしちゃって」

狩兎は浮竹を抱き寄せると耳元で囁いた。すると浮竹は顔を赤くしながら反論する。

「なっ……!俺はただ、お前達が……その、こんな所で……」

「興奮してたくせにぃ」

京楽が笑いながら言うと、浮竹の顔はさらに赤く染まった。図星だったのだろう。

「と、とにかく!もうこんなバレるようなところでこういう事はするなよ!わかったな!」

浮竹は早口でそう言うと足早に去っていった。

「ちょっとからかいすぎたかな」

「別にいいんじゃね?あ、京楽、オレもう……」

限界が近いことを告げると京楽はラストスパートをかけるように激しく動いた。そして二人同時に果てるとそのまま布団に倒れ込んだ。

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