⚠ATTENTION⚠
太乙氷
乙女体化
擬人化設定
それでも良い方はどうぞ!
貪られる乳頭の吸われる音が部屋に響き渡り、嫌でも耳に届いてしまう。目の前の行為に身を任せる事しか出来ず、自分自身…オツキンが性に乱れ、快楽を欲している事を前に何十回も経験した事により羞恥心を超え、最早呆れの感情が生まれてしまっている。
「あ”、ッ!♡♡ぃ”ッ、く”ぅ~~ッ!?♡♡♡」
余計な事を考えている所為で目の前の快楽がより一層と強まった事に油断し身体を震わせオーガニズムに達する。解放された快楽で身体を脱力させていると、漸くその乳頭を吸っていた本人達が胸から口を離せば乳頭周りが唾液で湿っている事が分かる。彼等が身体事移動させると此方を見下す様に上半身を起き上がらせる。性的行為で攻めに該当される彼等の名前は、張り付けているかの様な笑みを浮かべ、髪は一纏めに細く結ばれており雲の様な白の髪色の中央辺りが赤みの強い橙色のグラデーションに覆われ、耳に恒星である太陽の型のピアスを着けているのは太陽。今は取り外されているが顔に”雑”の左下が雑の部首でもあるふるとりに化している字を書いた紙を張り付け、髪はセンター分けで太陽と同様海の様な青色のグラデーションに覆われ、その本人の武器をイメージした様な赤と黒の色合いで細長いピアスを二つ着けているのは氷虎だ。
時刻は昼とも夕方とも言い難い5時を指しており、何故夜でも無いこの時間から性行為…もとい、セックスをしているのかは数時間前の事がきっかけだった。
「…?」
静寂な家の中でたった一人、挙動不審かの様に辺りを見回し誰も居ないよな、と部屋の中で確認を行う。
この家はオツキンと太陽と氷虎の三人で使っている。だが今日、太陽と氷虎の二人はパシリでツワモノエネミー討伐に他の仲間に誘われ、朝っぱらから不在と言う状況で推定で5時まで帰って来ないと言っていた。それでオツキンが一人、三人で使っているベッドルームで何かを行う様子だった。近くのクローゼットから太陽と氷虎の服を取り出し、ずるずると服を引き摺りながらベッドの角に近寄る。
「んぁ、ッ…!♡♡はッ…♡」
下半身の衣類を全て脱ぎ、ベッドの角で割れ目を直接刺激する…所謂角オナだ。実は先程、今日も今日とて、と実験を行い魔剤を制作し試しに飲んでみたら急に芯から身体がムラムラと性欲が高まり、身体が熱くなってしまったので渋々と欲を発散する為に角オナをしている状態なのだ。
太陽と氷虎の服の匂いを嗅ぎ、必死に名前を呼びながらぐりぐりとベッドの角に割れ目を擦り付けると快楽により身体がびくんと震える。だがまだまだ足りない。太陽と氷虎に奥を突かれたいと思うと途端に中が恋しくなり何時の間にか雄を求め下に降りて来ている子宮がヒクヒクと疼く。一つの刺激だけじゃ彼奴らにされる刺激には到底及ばず、上半身の服もたくし上げて胸を弄り刺激を二つに増やしてみる。これなら少しは達せる、と思っていると段々と息の間隔が短くなり切羽詰まった様な息を繰り返す。
「は、ぁッ、!!♡♡ん”ぅッ~…!♡」
丁度同じタイミングで胸と割れ目のイイ場所に刺激が襲い、一段と身体を震わせて潮を吹く。達せたは良いものの、まだ性欲は身体の中でぐるぐると渦巻いている。
…そう言えば、彼奴らとセックスをしている時に然程の頻度だが玩具を使われていた事を思い出し、部屋中を歩き回り玩具を探してみる。彼奴らには一人で玩具を使うなと言われているが、別に我慢を解き放すくらい良いだろう。引出しから玩具を発見し数個取り出すとベッドに持って行き早速身体に着けてみる。何を何処に着けられていたか記憶は曖昧だが、玩具の形などを見れば大体は分かる。胸、割れ目、玩具を全て身体に着ければ、電源に手を伸ばしかちり、と音を立て全ての玩具の強さを”弱”にしてみる。
「おッ、?!♡やばッ…!♡こ”れ、ッ!?♡♡」
改めて感じてみると、予想以上に弱の刺激が強い。油断をしていれば軽くイくところだった。そろそろ玩具の強さを”中”にしようとしたが、快楽に責められ手が震えて滑ってしまい、思わず強さを”強”にしてしまった。
「ぁ”、へッッ!?!♡♡ッく”ぅ~~、ッ♡♡」
まるで電流が流れたかの様な快楽が襲い、シーツを掴んで身体を反らしより一層と身体を震わせると絶頂してしまう。
今直ぐにでも電源を切らなければ、と思い強さを変えるスイッチに手を伸ばすが機械特有の固い感覚は無く、さらさらと無駄にシーツに皺を作るだけだった。まさか、と思いシーツの上を見渡せば手では届かない場所にスイッチがぽつんと転がっている事が分かる。そのまさかだ。シーツを掴んだ時、そのシーツが動いたと同時にスイッチが移動してしまいあんな場所に置いてあるのだ。
スイッチを止めない以上、オツキンにはどうしようも出来ない。これから責め続けられる快楽に反射的に目を瞑り、調教を大前提に太陽と氷虎が早く帰って来る事を必死に祈った。
「ただいま。」
「たでま!!!!」
玄関を開け、帰って来た家での第一声を零す。
…だが、手際良く靴を脱いで木製の床を踏みしめる間の数十秒が過ぎた時、氷虎と太陽、二人同時に妙だな、と違和感を感じた。
何時もならオツキンが”おかえり”や”んー”やらの一言を言ってくれる筈だが、家は氷虎と太陽が帰って来た時の物音を省けると静まり返っている。大体返事が帰って来ないのは風呂の時や寝ている時だが、シャワーの音は全く聞こえないので風呂に入っている訳では無い、昨日オツキンは睡眠をしっかりと取っていたし氷虎と太陽が出掛ける前に研究の用意をしていた事も相まって寝る事も無いだろう。出掛けるにしても遅くなるなら自分達から言わずともスマホに連絡が入るし、そもそも先程言った様に研究の用意をしていたので出掛ける事も有り得ない。
…だとしたら他に何がある?
「…太陽、着いて来い」
何かを察した氷虎が太陽に振り向かずに言うや否や突然玄関前の廊下を走り出せば家の奥の方へと走り出す。どうやら太陽も察していた様で戸惑う事無く氷虎の後を着いて行く。
「…ここ、だな」
氷虎はベッドルームの戸の前で走らせていた足を止める。太陽も氷虎に続いて足を止める。ベッドルームには夜がとても仲良しと言う意味深な理由で防音壁を付けている為、一人でオナっていても気付かれ難い。そう、つまりは今説明した通りだ。
ドアノブに手をかけ扉を押し開けると、氷虎の予測通りオツキンが居た。
…to be continued.
コメント
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小説を投稿しない期間を長く空けてしまい申し訳無いです。 今年か来年になるかは分かりませんが続きは書きます。 今後もどうぞよろしくお願いします!