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中学1年生。
部活は、何入ろうか迷っていた中学1年の春。
小学校6年生で一緒に卒業した子もたくさん
同じ中学に通う。
入学式当日。
ん？あれ？
あの子…あんな髪型だったけ？
あれ、あの子も…え、中学でピアス？！
びっくりするような子がたくさんいた。
中学生デビュー！ってやつ？
あたしだけ、なんか浮いてない？？…
クラスに入っても…
茶髪の子や、ピアスした子、化粧してる子。
たくさんいた。
あたし、友達出来るのかな…。。
そんな不安がよぎる。
そうだ！由香！由香のクラス遊びに行こう！
入学式が終わったあと
由香のクラスへ行った。
「由香〜!!」
「あ、奈月!!!!見てみて！ピアス開けたんだ!!」
え…由香もそっちの人なんだ。
「か、可愛いねっ！い、いいなあー！」
「奈月開けてお揃いにしよーよ！」
「あ、いや。あたしは大丈夫!!
ママたちに怒られそうだし。」
「大丈夫だよ〜!!ほらほらー!!」
強引に、手を引っ張られ…思わず。
「や、めてよ！やだってば！」
と、強く振り払い言ってしまった。
「ご、こめん。」
「奈月、クラス離れちゃったし。
もう一緒に遊ぶの辞めよう!!奈月も、新しい友達作りなよー!!」
「え…。」
こんなことで、友情終わっちゃうの？
あたしやっぱ浮いてる？…
そんな不安を抱えながら、中学校生活が
始まった。
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