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前回の続き
囚われた心、溶ける壁
456)お前の用意したものなど、食べたくない
ギフンは食事を拒否したり、壁を叩いて怒鳴り散らかした。
001)…
しかし、イノは決して感情的にはならなかった。ただ観察し、必要なものを提供し続けた
456)(なんなんだ、あいつ…俺に罵声でさえもも浴びせないで…ッ)
456)…俺はッ、俺はッァ….グス
ドアが開く
イノはギフンを抱きしめる
001)ギブンさん。あなたは何も悪くない。悪いのは、あなたをあの場に引きずり込んだ、この世界そのものだ。
ギフンはやがて抵抗する気力を失った。食事を口にするようになり、全ての物がギフンの好みに合わせて作られ、イノは、ギフンの体調や気分に細かく気を配り、まるで献身的な恋人のように振る舞った。
そしてギフンはS1の時のような甘え上手なギフンに戻ってしまった。
456)これじゃ嫌だ(口を尖らせる)
001)ふふ、分かりましたよ(困ったように眉を下げて優しい眼差しになる)
456)あ…ッ、
この時ギフンの心は決壊した
456)イノ…
001)どうしたんですか、?…ギフンさん?
456)俺、俺怖かったんだ…ずっと独りだと思って、ッ
嗚咽しながらイノの胸に顔を埋める
001)大丈夫です。これからはずっと 私がいますから。 (頭を撫でる)
場面が飛びます
イノは常に監視カメラでギフンの行動全てを捉えていた。いつものように眺めているとイノは、思わず飲んでいた水を吹き出してしまった
456)ん、///ふっ…う///
ギフンは自身の🍑の穴を丁寧に解していた
001)ギフンさん…ゴクッ
続きあります‼️