テラーノベル
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⚠️地雷の人は注意!
🧢×🍈です。
またしても少しシリアスっぽい。一応🧢視点のつもり。
※交際済
※同棲設定
以上のことが大丈夫な人はどうぞ ↓
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静かな夜。
りうはパソコンを使って、この間撮影した動画の編集をしていた。
カタカタとキーボードを叩く音だけが、部屋にやけに響く。
「……」
りうはグッと背を伸ばし、軽く肩を回しながら、画面に視線を戻した。あと少しで区切りがいい。
−−−終わったら風呂入るか。
そう思いながらまた作業に戻ろうとした瞬間、
「……りうくん」
後ろから、声がした。
小さい。
いつもの、少し刺さるような調子じゃない。
りうは一瞬だけ手を止めて、振り返る。ドアのところに、メロンが立っていた。
「どうしたの?」
そう聞いた瞬間、僅かにあった違和感がはっきりする。
いつもより弱々しい。視線が合わない。
どことなく、頼りない。
「……今、いい?」
「いいけど」
少しだけ首を傾げる。
「珍しいね、わざわざ俺の部屋まで来るなんて」
「…うるさい」
弱い返し。
やっぱり、いつもと違う。
りうは椅子を横にずらして、スペースを空けた。
「来る?」
「……ん」
メロンはそれに少し躊躇ってから、ゆっくり近づいてくる。その動きすら、どこかぎこちなく見えた。
隣まで来て−−−
「……」
何も言わずに、そこで立ち止まる。りうは少しだけ待ってから、口を開いた。
「…で?」
「……その、」
視線は泳いでいて、顔も赤い。
指先が、落ち着かなさそうに服の裾をいじっている。
「…ちょっとだけ」
「うん」
「……ここ、いていい?」
一瞬、りうは目を瞬かせた。
それから、ふっと笑う。
「いいよ」
「…ほんとに?」
「ダメって言う理由ないでしょ」
そう言うと、メロンは小さく息を吐いて、少し安心したように肩の力を抜いた。そして、遠慮がちに隣に腰を下ろす。
距離が、近い。
けど、まだ触れないくらい。
「……なんかあった?」
やわらかく聞くと、メロンは僅かに顔をしかめた。
「別に」
「別にって顔してないけど」
「……っ」
いつもならすぐ噛みついてくるのに、今日は言い返してこない。苦虫を噛み潰したような顔をして、押し黙るだけ。
りうは少しだけ目を細める。
−−−あー、これ結構きてるな。
「ほら」
軽く腕を引く。
「こっち」
「え」
そのまま、ぐっと距離を詰めさせる。
メロンの肩が触れる。
「……なに」
「せっかく来たのに、その距離?」
「…別にいいだろ」
「よくない」
少し笑いながら、更に引き寄せる。
今度は、しっかり体が触れた。メロンの体が小さく跳ねる。
「……珍しくない?」
わざと、少し揶揄うように言う。
「メロンからこうして甘えてくるの」
「…悪いのかよ」
「悪いとは言ってない。むしろ、」
りうはメロンの顔を覗き込む様にして続ける。
「可愛いなって思ってる」
「は……っ、なにそれ」
一気に耳まで赤くなる。
でも、離れない。
なんなら、ほんの少しだけ寄ってくる。その反応に、りうは内心で少し笑った。
−−−ほんと分かりやすいなあ。
「で、どうしたの」
「……なんでもないって」
「じゃあ、なんで来たの」
「………」
黙る。
けど、逃げない。
しばらくして、小さく口を開いた。
「…ちょっとだけ」
「うん」
「……色々、うまくいかなくて」
それだけ言って、また黙る。
りうもそれ以上深くは聞かなかった。
「そっか」
そう短く返して、そっとメロンの頭に手を置く。
「……っ」
ビクッとするけど、拒まない。
「……撫でんな」
「やだ」
「は?」
「今日くらい素直に甘えとけよ」
そう言いながら、軽く髪を撫でる。
いつもなら直ぐに振り払ってくるのに、今日はそのまま。
むしろ−−−
「……もうちょい」
「ん?」
「……もうちょい、ちゃんと」
そう言って、少しだけ頭を寄せてくる。
りうは一瞬だけ固まって、
「……本当、珍しいね」
小さく笑って、優しく撫で直した。
ゆっくり、丁寧に。
「…りうくん」
「なに」
「……もうちょい近く」
「はいはい」
肩を引き寄せると、メロンは素直に体を預けてきた。
完全に、寄りかかる。
その重さが、やけに愛おしい。
−−−ああ、もう。
りうは少し視線を逸らした。自分の顔が、ちょっと熱いのが分かる。
「……今日どうしたのほんとに」
「…うるさい」
「急に甘えてくんのは反則だろぉ…」
「……知らないし」
でも、その声は柔らかい。
りうは、もう一度頭を撫でながら思う。
−−−可愛いなあ、本当に。
普段はあんなに憎まれ口を叩いてきて素直じゃないくせに、こういう時だけ頼ってくる。
しかも、自分にだけ。
「……ちゃんと頑張ってるの、知ってるよ」
ぽつりと呟く。
メロンの体が、少しだけ強張る。
「だから、ちょっとくらいダメな日があってもいいんじゃない」
「……」
「今日は、甘える日ってことでいいじゃん」
僅かに間があって、
「…じゃあ」
「うん」
「……もうちょっとだけ」
「いくらでも」
即答すると、メロンは小さく息を吐いた。それから、ぎゅっと服を掴んでくる。
「……ありがとう」
「どういたしまして」
「…あと、」
「ん?」
「……その」
言いづらそうに、少しだけ顔を埋める。
「……もうちょい、撫でて」
恥ずかしそうに絞り出したその声と、真っ赤に染まった耳に、ふっと笑った。
「さっきから撫でてるじゃん」
「足りない」
「贅沢〜」
「……今日だけ」
「はいはい」
今度は少し大げさに、優しく撫でる。メロンは目を閉じて、また完全に力を抜いた。
幸せそうで満足げな笑みを見て、
−−−好きだなぁ。
自然とそう思う。
本当、ずるい。
こんな顔見せられたら、いくらでも甘やかしたくなる。
「……メロン」
「ん…、」
「明日もあんま無理しないでよ」
「……うん」
「いくらでもまたこうやって来ていいし」
「…毎回はやんない」
「たまにでもいいよ」
「……じゃあ、たまに」
小さく頷く。
そのまま、少しだけ擦り寄ってくる。りうは軽く笑って、更に抱き寄せた。
「……ほんと、甘えんの下手だなあ〜」
「うるさい…」
「でも、ちゃんとできてる」
「……っ、」
「えらいえらい」
「子供扱いすんな」
「子供じゃん」
そう言いながら、優しく撫で続ける。メロンは何も言わなかった。ただ、静かに抱き寄せられたまま。
夜はそのまま、ゆっくりと流れていく。
パソコンの画面はもう、どうでもよくなっていた。
#スプラ実況者
いんくるーでぃんぐ
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干し柿ィ‼️
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まえのめり
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コメント
2件
2話とも読ませていただきました。 表現が天才すぎます✨ 素敵な作品をありがとうございます!!