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…砂漠の夜は昼の灼熱からの慈悲。
そう言われるならば、その砂漠に聳えるオアシスにとって夜は何なのだろう。
植物に対しての休憩?それとも過酷な物?
月の光はどうなるのだろう。
ーー月と砂漠のオアシス。植物と君。
はっ、とそこで目が覚めた。おかしな夢を見た気がしている。何があったのかも分からず、とりあえずベッドから降りる。
そのまま近くのテーブルに広げている地図を見て砂漠を探す。
砂漠…砂漠…あ、あった。
広大な砂漠。そして少しのオアシス。
砂漠の名前は
月の砂漠。Moondesert。
その名の通り。月と見られる大きな欠片が落ちたとされている砂漠だ。
何故‘落ちたとされている’なのか。それは単純明快。砂漠が広すぎるのである。ただ。落ちたことだけはわかる。この世界の月は4分の1程欠けているためである。
そこまで思考を張り巡らせたあと、はぁ、と大きなため息をつく。
最近。この砂漠では奇怪な現象が良く起こっている。突然の流砂、砂嵐。スコール、酷い時は地割れなども起こっている。
私は棚の奥から大きなカバンを取り出し、水に食料。金や何かあった時用の武器などをほおりこんだ。
気になったのだから、行くしかない。
私はカバンを持ち、大きく息を吸い込み外へ踏み出した。
まずは砂漠の入口近くまで旅をすることになるな。私は街の酒場へと向かうこととした。カラン、とドアの開く音。
[いらっしゃい!1名だね。]酒場の定員に席を案内される。そこのテーブルで世界地図を広げピンを刺す。moondesertの中にある4つのオアシス。そこにピンを刺した。道順を決めようと考えを張り巡らせていた時だった。[お前、あの砂漠に行こうってのか。]
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いかがでしたでしょうか。
創作小説として新しいお話を書いていきます。
月と砂漠のオアシス。植物と君。
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