恵視点
▼▼▼▼▼
「めぐみ!ただいま!今日ね!僕ね!」
子供のようにはしゃいで、今日自分が頑張ったことを発表する五条さん。
「あっごめん。僕、話しすぎたね…」
「!いいえ、どんどん話してください。俺五条さんの話もっと聞きたいです。」
さっきまで反省顔だったのが嘘だったみたいにいつもの可愛くて愛おしい顔になってまたペラペラと話し出した。
面白いな、この人…笑
ピンポーン
「?誰だろ」
「あー多分あいつらですね。」
「あいつら?」
俺は玄関へ向かい、鍵を開ける。
ガチャ「五条せんせー!/ごじょーーー!!!」
「うぇ!?悠仁!?野薔薇!?なんでぇ!?」
「えっへへ驚いた?」
「ずるいわよ伏黒だけ!私にも五条を分け与えなさいよ、!」
「私達だろ!?俺もつけ加えてよお嬢さんん!!」
「チッ五月蝿いのが来たな…」
「っはは!やったね!1年生組みーーんな揃った!!」
五条さんは満面の笑み。かわいい
「ぼくのだーーいじなだーいすきな生徒たち!!」
「「「ごじょー!!/さん!!/せんせー!!」」」
みんなで五条さんに抱きつく。
「あー幸せ。僕ずっとここにいたい…」
「いいですよ。てか居てください。」
「ずりぃ!!」
五条さんは最強だ。それは認めよう。けれど人間だ。
決して化け物ではない。何故分からない?
五条さんは死ぬほど努力して死ぬほど苦労して死ぬほど自分を犠牲にした。
最強は五条さんにとって生きる意味であり、死ぬ意味でもあった。
この矛盾がどれだけ邪悪な物か俺には想像すらつかない。
▼▼▼▼▼▼
『あなたは最強、人類の神 』
『君のせいで人が死ぬ』
『あなたのおかげで助かった』
『使えない最強。』
『お前がいなければ!!』
『貴様はなぜ生きている!!!?』
『化け物が。』
ん……さん……じょうさん……
「ごっっじょっっうサァァァァァァァァアン!!!!!!」
「ピギャァァァァア!!」
……
「お前そんなデカい声出せたんだ…」
「いや自分でもびっくりです。」
「てか大丈夫ですか?魘されてましたけど…」
「え、あー…まあなんか昔の夢を見てた的な」
「そうですか…ここでアニメとかではどんな夢?ってきいてなんか色々フラグ立ててピンチに陥るんすよね。」
「しんど笑笑笑笑」
「…笑って良かったです。」
「…?めっちゃ笑ってたくない?いつも」
「いや、今日笑ってた回数です。」
「数えんのきっしょ」
「黙れください。」
夏油視点
▼▼▼▼▼▼
悟はどこに行ったんだ…?
私の悟は?
まさか私のことを許していない…?
嗚呼…悟
またあの青い夏を過ごしたい。
悟と硝子と三人で。
悟…悟!!
「五条は当分お前と会わないだろうし、会えないと思うよ」
いつもの声が聞こえる。
「硝子…?」
タバコの煙を吐きながら私に伝える。
「五条のセコムを知ってるか?」
「セコ…厶?」
はて?と間抜けな顔をする私に呆れた様子の硝子。
「まじかよこいつ。」
「まぁでも舐めないで貰えるかな。私これでも特急だよ?」
ははっと小馬鹿にしたような硝子に少しムッとしたが静かに抑えた。
「で?そのセコムってなんなのさ。」
「それはな~?笑」
「高専全員♡♡」
「はぇ?」
遅くなりすみません…部活が忙しくて帰って飯食って寝る!みたいな感じでした…!
今体調不良で学校休んでるんで描きました!(夜ですけど…23:56)
これからもこの話続く(と思う)からよろしくお願いします(ㅅ˙³˙)♡
コメント
2件
更新された!!!もう一回最初から見てニヤニヤしますか😁 最近寒いので無理せず適度に休んでください