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青春みたいでめっちゃ好きです(?)
⚠nmmn
⚠fwak
⚠学パロ
⚠関西弁がエセ
「」=三枝『』=不破
初投稿となりますので至らぬ点も多いと思いますが、大目に見てもらえると嬉しいです。
季節外れ
……………
「今日記念日だにゃ〜」
『始まりはあんなだったのにね。覚えてないか。』
あの夏の日のことは今でも鮮明に覚えてる。その日は特に外が蒸し暑くてセミがうるさくないていた。
『おーいあきにゃ〜!』
他クラスの親友である不破湊が大声で叫ぶものだから瞼に侵食されかけていた視界が一気に晴れた。不破湊という男、通称ふわっちはその顔面の強さと、お得意のホストムーブやふわふわな所含めてモテるし、かと言って男子からも一目置かれる存在であり、親友として鼻が高い。
「なーにーふわっち〜!!!」
すると走って教室に入ってきた。
「まじどした」
『今日のテスト補修なかった!!』
「まじか!ふわっち赤点回避か!」
この通りふわっちはいつも赤点で補修がほとんどである。
『だからさー今日家で遊ばん?途中でアイス奢ったるよ』
「天才か!コンビニで買ってこ!」
…………
明那を家に呼んでしまった。アイスなんかでぴょんぴょん跳ねる姿さえも愛おしいと思ってしまうのが恋というものだろう。俺、不破湊は三枝明那に恋をしている。だけどこの好意を明かすことはないと思ってる。男同士の恋愛なんて明那はきっと無理だろう。
…………
『明那これ』
「ありがと」
ふわっちが軽く投げたアイスを受け取る。コンクリートがじりじりしていたのに一気に喉が冷えた。ふわっちの自転車に乗ってるビニール袋に命前借りドリンクがあった。
「ふ、ふわっ、ちまたエナドリ買ってるじゃん」
ずっと無言だったからか吃音が結構出てしまった。
『あちなも飲む?』
「…やめとく」
…………
『ただいまー』
「お邪魔しまーす」
『邪魔すんなら帰ってー』
紺色の学校配布のバックを乱暴に玄関に置く。
『あれ』
エアコンがつかない。
「もしかして付かなかったりするぅ?」
『ごめんあちな〜扇風機つけるわ』
「り〜」
扇風機の音の中コントローラーをにぎった。
…………
二時間はたっただろうか。こんな暑さの中ではいくら扇風機がついていても汗ばんできた。
横を見たら前髪が額に張り付いて頬が少し紅潮している明那がぼーっとしてた。
それがすごく色っぽく見えて
でもこれも全部暑さのせいだから
無意識だから
明那を押し倒した。でも明那は倒れたコントローラーをみてあ、とだけ発した。
そのまま唇を押し付けた
少し驚いたぐらいの薄い反応
なんや、明那のくせに
もう一度舌をおしつけたさっきとは違う、深くながいもの
今度は抵抗する気持ちがあるのか手で胸をおしてきた。でも酸欠のせいか手の力はだんだんなくなった。もう意味をなさない。添えられただけの手。
ようやく口を離した。
口と口から伸びた銀の糸がさっきまでいていた行為を示していてやけに興奮した。
「っ、なにしてんのふわっち暑さでやられた?」
『うん。これも暑さのせい。忘れていいから。』
このあとはご想像におまかせします。
…………
____忘れられるわけ無いだろう。
『明那―?だいじょぶかー?』
「あは、大丈夫だよ昔の事思い出したの。」
『ふーん』
「今日やっぱどっか行く?」
『なんと!!レストラン予約してます!』
「やっぱふわっち最高か!準備してくる!」
そう言うと明那はパタパタと寝室から去っていった。