藤澤さん、誕生日おめでとうございます🎉
ほんとに30代に見えない、綺麗すぎる…
xでトレンド入りしてましたね笑
前置きが長くなってしまってすみません
では、どうぞ。
#ご本人様とは関係ありません
※地雷さんは回れ右でお願いします
1話の大森さん視点
ちょっと口が悪いかも…?
mtk said
「勉強もスポーツもできてすごいね」
「大森くんってかっこいいよね〜」
「ごめん、これ任せて良い?大森資料作んのうまいじゃん?」
「合コン来てくんね?お前来たら盛り上がるからさ」
「さすが生徒会長!」
「模試1位なんて凄いじゃん♡ねぇ、私にも勉強教えて、?♡」
「大森くん、よければ今週末2人で遊びに行かない…?////」
「元貴〜可愛い女の子紹介しろよ、知ってんだろ?」
「元貴くん、だっけ?お姉さんとイイコトしよ…?♡」
「やっぱりお前に任せて正解だった。次はこれもお願いできるか?」
「これからも頼むぞ」
「頼りにしてるからな」
「自慢の息子だ」
うるさいうるさいうるさい
話しかけんなきもいんだよお前ら全員
家でも学校でも何処にいても気が休まらない。
親も媚びてくるやつらも全員嫌いだ、ストレスが溜まる。
あぁ、彼に会いたい。
月曜の朝、いつもと同じようにステージにたち挨拶をする。
つらつらと典型文を並べながらお目当ての”彼”を探す。
いた、列の最後尾。
相変わらずかわいいなぁほんと♡
今日はいつもより眠そうな顔してる。昨日夜寝るの遅かったのかな、バイト疲れかな。
あくびしてる、愛しい……♡
僕は彼、若井滉斗が大好き。好きすぎでどうにかなっちゃいそうだ。
最初は周りと同じイキってるだけの奴なのかと思ってたけど、優しくて素直な子だと気づいてからは彼が愛しくてしょうがない。
周りの馬鹿たちとは違う、何処かいつも寂しそうな姿に惹かれた。
不良とつるんでいるから、先生たちには目をつけられていて生徒からは怖がられてるいるけれど、僕は若井が1度も校則を破っていないことを知っている。
ほんとは家族思いの優しい子だということを知っている。
このことは、僕だけが知っていれば良い。
息苦しくて退屈な毎日だけど、彼に会うためなら何時間でも頑張れる。
……ふと、彼と目が合う。
真っ黒で綺麗な瞳、その瞳に一瞬でも僕が映ったことが嬉しくてたまらない。
ほんとにもうかわいいなぁ、若井は♡♡♡
あ、体育館出てっちゃった。
ちょっと寂しい。
挨拶が終わって舞台袖に戻ると、体育科のハゲ教師が肩を抱いてきた。
「今日もいいスピーチだったぞ大森、
これからもよろしくな。」
「…光栄です。うれしいお言葉ありがとうございます。」
嘘の笑顔を作ってさらりと受け流す。
ふざけんなハゲ、気安く触んな。
あぁ、イライラしてきた。
早く若井を眺めたい………。
♪キーンコーンカーンコーン
集会の終わりを告げるチャイムがなった瞬間、僕はこっそりと体育館を後にした。
そのまま若井が居るであろう中庭に向かう。
ほんとはスピーチが終わった時に出ていってしまいたかったが、『優等生』という肩書を崩したくないから我慢していた。
大人からの信用は使い道がある。
だから僕は『優等生』で居続ける。
しばらく歩いていると、少し先に見慣れた背中が。
ほら、やっぱりいた。
話しかけようと近づいたが、若井とつるんでる不良たちがいたため近づけずけない。
くそ、邪魔だなぁ
僕は小さく舌打ちをして中庭がよく見渡せる空き教室に向かった。
ガラガラ…
mtk「ぅわホコリくさっ、最悪…」
前はまだクラスとして使われていたが、生徒数が減ったことで使われなくなった空き教室。
生徒会の仕事でこの部屋の掃除を頼まれたときは、うげ、と思ったが、今となれば感謝している。
若井はしょっちゅう中庭にいる。
だから中庭を見渡せるこの教室は僕にとって最高の場所なのだ。
窓に近づき、中庭をのぞき込む。
何か楽しそうに話している若井。
僕にはそんな優しい顔見せてくれたこと無いのに。
若井の笑顔を間近で見られている不良たちに嫉妬心がふつふつと湧いてくる。
なんでその不良がいいの?
僕のほうが若井のこと大切に思ってるのに。
大好きなのに。
ぎりっ、と指先に力がこもる。
どうすれば若井は僕を見てくれる?
どうすれば若井は僕に微笑んでくれる?
どうすれば…、
そのきれいな唇に触れたい、キスしたい。
抱きつきたいし抱きつかれたい。
あの細い身体を僕の手で汚したい。
どんな顔で啼くのかな、声も聞きたい。
きっと可愛いんだろうな、
身体の奥からどんどん欲望が押し寄せてきて、鼻からポタポタと血が流れてくる。
そっか、
若井を僕のものにしちゃえばいいんだ。
なんだ、簡単なことじゃないか。
そうと決まれば準備しなくちゃ。
mtk「ふふ、待っててね、若井……♡」
ガラス越しに若井をすりっ、と撫でる。
僕が見つけた宝物
誰にも渡さない。
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