はい、今日はですね、イギリスに行く前の、お化け屋敷編です。では、どうぞ
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【ほ、本当に行くんですの??】
【そうだよ?赤妃さん】
み、皆さんこんにちは〜。ゆ、夕星アリスです。今、クラスメートとお化け屋敷に来ています・・・わ〜心臓バックバクです。
【あっ、やっと来ましたのね、庶民アリス?】
【あ・・・赤妃さん・・・こんにちは】
【ええ。こんにちは。まったく、遅いですわよ。わたくしなんか、午前8時に来ましたわよ。まあ?響琉生(るい)様は、8時半に来ましたから、いいですけれどね】
【え!赤妃さん、そんな早くに来てたの?た、楽しみにしてたんだね】
【っ⁉️ち、違いますわよ!わたくし、楽しみじゃなかったですわ。で、ででで、でも、まあ?しかたなく行ってあげようとしてあげただけですわ!】
【ご、ごめんなさい。遅れました・・・】
【あっ!遅いですわよ、敬太(けいた)⁉️】
【あっ、リリカさん。ちょっと、呼び捨てやめてって言ってるじゃないですか。】
【あら、いいじゃない。わたくしに呼び捨てで呼ばれるなんて光栄だと思いなさい。】
【もう、皆来たし、お化け屋敷行く?】
【ひ、響様!】
響琉生は、探偵シュヨ。テレビではね。まあ、学校一のモテ男子だよ。まあ、ジュニアのライバル?でもあるけどね。
【そうだね。お化け屋敷、楽しみだね】
【ふんっ!庶民アリスと行くと、庶民が移りそうですわ】
【お、怒らないで〜】
【怒ってませんわよ!】
【怒ってますよ・・・】
【敬太は黙ってなさい!響様♡お化け屋敷、怖いから、腕捕まってもよろしくて?】
【う、うん。いいよ】
【やりましたわ!ありがとうございます。神埼、わたくしの後をつくんじゃありませんわよ】
【お嬢様、バッグをお忘れです】
【あ、あら。わ、忘れ物をしていたんですのね。う、うふふ。勘違いして悪かったわね】
【いえいえ。では、楽しんでください】
【ええ、ありがとう】
【あ、夕星さん!君も、僕のとなりきなよ!君も、怖いだろう?】
【あ・・・は、はい】
【あら、庶民アリスも??そう。まあ、いいですわ。響様の隣ですもの♡】
(わお・・・すごい、琉生君が好きなんだなぁ)
【あ、赤妃さん。危ないよ】
【えっ⁉️】
【よいしょ。・・・大丈夫?】
【ほ、ほわぁっ!】
【て、照れてる?もしかして・・・】
【ち、違いますわ、ひ、響様・・・(は、恥ずかしいですわ・・・)】
【はあ・・・。もう、僕ラブラブみるの久々ですよ】
【け、けけけ。敬太⁉️な、何を言うんです⁉️わ、わたくしが、ひ、ひひひ、響様のことを好きなわけ無いでしょう⁉️】
【えっ・・・?】
【あ、あああ!ひ、響様・・・】
【あ、ごめんね。嬉しいんだ。僕も、友達として好きだよ!】
【😨】
【?】
本当にわかってないなあ、琉生君。女心ってやつをよ
【な、なんでもありませんわ、響様!も、もう早く行きましょう?】
【あっ、忘れてたよ。じゃあ、一グループ二人ね。ぐっぱで決めようよ】
【そうですわね。では、わたくしがいいますわ。ぐっぱのそろいぞね!(であってる??)】
【あ・・・僕と、アリス君だね。】
【あ、そう・・・ですね。】
【キーッ!なんでわたくしが、敬太と一緒なんですの〜⁉️】
【こっちが言いたいですよ〜!】
【仲良さそうでいいじゃないか。まあ、でもまだお化け屋敷はあるからね】
【そ、そうですわよね⁉️】
【さ、アリス君。行こう】
【は、はい】
【う〜ら〜め〜し〜や】
【きゃ、きゃあああああああああああああああああああああああっ⁉️】
【あ、アリス君⁉️だ、大丈夫かい⁉️】
【あ、申し訳ありません・・・私、案内役の、橋本実那(みな)ともうします。どうぞ、楽しんでくださいね】
【あ、あわわ・・・こ、こっちこそ騒いで申し訳ありません・・・びっくりしちゃって】
【いえいえ。では、案内させてもらいますよ〜】
【おい、てめえ。おれらがさきだろうがよ!!】
【あ、あわわ・・・ま、まだこの人たちに案内させてないので・・・】
【はあ⁉️おれら、ならんでたよなあ?静子(しずこ)】
【そうよそうよ!なんで、私達が後なのよ!早く、通らせてよ。そこの陰キャブス!!ね?友子(ともこ)?】
【い、陰キャ、ブス・・・】
【そうだそうだ!それって、ぬかしなんだよ⁉️】
【わぁ〜ん!申し訳ありません〜っ!】
【ったく。謝るなら、金払わなくていいよなぁ?待たせてんだからよ】
【え、そ、それは・・・】
【え、できないの?え〜っ!この店、ケチすぎない?もう、来ないほうがいいかしら】
【ちょっと待ってください。】
【は?なにこのクソガキ。】
【誰がクソガキだよ。何?てめえとか、金払わなくていいよなぁ?とか。子供っぽすぎなんだよ。まあ、子供だから仕方ないか。だって、大人にはなれてないもんね〜?】
【・・・っ!こんの、クソガキっ!】
【わ、暴力〜?警察に、連絡しようかな?】
【くっ!もういいぜ!行くぞ!静子、友子!】
【そうね】
【そうだね、パパ】
【あ、ありがとうございます〜!あなた達には、こちらの半額クーポンを・・・】
【え、いいんですか✨️じゃあ、もらおうかな。はい、アリス君。・・・ん?アリス君?】
【あ、あわわ・・・る、琉生くんって・・・ヤクザ⁉️】
【や、ヤクザ⁉️なわけないじゃないか!!!】
【で、ですよね??よかったー・・・死ぬかと】
【し、死なないよ⁉️】
【はい、案内しますよ〜】
【あ、ありがとうございます】
【は〜っ。遅くなっちゃったね〜】
【大丈夫です。】
【え、えーと、敬語外してよ】
【え、あ、はい】
【・・・もう!なんなんですの、このお化け屋敷〜⁉️】
【あ、もう合流できそうだね。この声は、赤妃さんかな?】
【はっ⁉️そのお声は・・・響様⁉️嬉しいですわ!今、行きますわね!・・・きゃああああああああああああああああああああ】
【り、リリカさん⁉️】
【ふわぁ。な、なんか、眠く・・・なって・・・】
【る、琉生君⁉️】
バタッ
【わ、私も・・・眠く・・・】
【・・・君!】 【庶民・・・!】 【・・・さん!】
【う、うう?あ、み、みなさん・・・?】
【よ、よかったぁ・・・!】
【け、敬太君??】
【僕ら、心配したんですよ!】
【ありがとうございます】
【わたくしは、ぜーんぜんですけれどね】
【いや、赤妃さんが一番【大丈夫ですの⁉️庶民アリス⁉️】って言っていたけれどね】
【ひ、響様⁉️違いますわ!】
【ふふ】
【ちょっと!庶民アリス⁉️ぶっとばしますわよ⁉️】
【それだけは勘弁を〜】
【てか、ここどこですか・・・?】
【【【・・・】】】
【【【ここどこ〜っ⁉️】】】
【みんな、落ち着こうよ。ほら、お茶でも飲みながら・・・】
【どうして落ち着けるんですのよ⁉️怖いですわ、響様!!】
【ここは、ただの中間地点ですよ〜】
【キャ〜っ⁉️】
バタッ。
【あ・・・】
【あ・・・】
【あ・・・】
【お嬢様〜っ⁉️】
【失礼いたしました!さあ、ゴールはこちらでっせ〜】
【なんか変わったな⁉️】
【そっすかね?まっ、変わったすよね】
【前の人は⁉️】
【俺の姉ちゃんっすね】
【し、死ぬかと思ったじゃないですの!!】
【申し訳なかったっす】
【なっ⁉️このわたくしに敬語を言わない⁉️神埼!!こいつをクビにしましょう!!】
【待ってくださいっす。俺は、こういうキャラなんすよ】
【あら。そうだったんですのね。では、仕方ありませんわ。で、ゴールまで連れてってくれるんですのよね?】
【もちろんっすよ!!こっちでっせ〜】
【なんか、腹立つわ】
数十分後
【ゴールについったっすよ〜】
【やっとですわ・・・!!疲れましたわよぉ・・・もう、眠いから寝たいですわ・・・ガクッ】
【お嬢様!!大丈夫ですよ、タクシーを呼んでおきました!!】
【偉いですわ・・・かん・・・ざ・・・き】
【お嬢様ぁ〜〜っ!】
【僕らも、帰ろうか。】
【そうですね!】
【今日は楽しかったです】
【まぁまぁでしたわね】
【生き返ってる〜〜っ⁉️】
【当たり前ですわ、わたくしを誰と?】
【かえるお時間です、お嬢様】
【そうね、では帰るわ。さようなら!響様♡】
【ああ。じゃあね、リリカさん】
【リリカさんって・・・嬉しいですわ〜♡】
そうして、かえってすぐアリスはねたのであった・・・
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終わりです!