em「ほ、本当にここ座るんですか?」
sho「今更何言うてんねん」
「はよ座って!」
背中を押され座ることを促されたのは、
shoさんの隣ではあるが割と真ん中。
(長い机が並んでいる感じです。)
sho「もうすぐみんな来るから、な?」
em「……わかりましたよ…」
em「……消えたい…」
初めて真ん中に座っている私を見て皆の動きが止まる。
さらにはその隣でshoさんがニヤニヤしている。
混乱するのも無理はない。
zm「えっと……どういう…?」
sho「そんなんええからはよ座らんかい!」
なかなか座らない一同に痺れを切らしたのか、急にキレた。
この人はいつも情緒不安定だな。
その声にビクついてそそくさと席に着く。
tnさんが夕食を出したが、tnさん含め手をつけようとしない。
shoさんだけはバクバクと食べるけど。
sho「なんやお前ら、食わへんのか?」
「tnもzmも全然手つけてへんやん。」
tn「いやこの状況なによ、w」
sho「別におかしいとこなんかないやろ?」
「ただemさんの席の位置が変わっただけや。」
ut「!」
「…そうやな、食べよか。」
kn「確かにそれ以外はなんも変わってへんわな!食お食お!!」
rb「よっしゃ食うぞー!」
shoさんの一言でみんなが食べ始める。
sho「ほらemさんも!」
em「あ、はい…」
zm「はー、食った食った!」
shop「相変わらずよう食べますね。」
ci「皆さんでウミガメのスープやりません?」
ut「お、ええやん。」
rb「でも俺らが作る問題はもうパターンが見抜けてるからすぐ解けてまうで?」
sho「それやったらemさんに作ってもらえばええやん!」
em「え、わ、私ですか!?」
em「え、えっとじゃあ_____」
zm「うわ全然分からんかったー!!」
kn「どれも全然パターン違うから全く分からんかったな!」
tn「さすがやなぁ」
sho「やったなemさん!」
この日の夜は一段と楽しかった。
初めて和気あいあいとした食事をして
食後はみんなとおしゃべりして。
本当にここに来てよかったと思う。
ut「ほなそろそろ戻ろか。」
皆が各々部屋に戻ろうとしている時
zmさんに声をかけた。
em「あ、あの、zmさん!」
zm「ん?どしたん?」
em「あ、えっと、その…」
「わ、私に戦い方を教えてください!」
zm「!」
「もちろんや!」
em「あ、ありがとうごさいます!」
zm「sho」
sho「ん?」
zm「ありがとうな」
sho「なんや急に気持ち悪い」
zm「emさん説得してくれたんやろ。」
「俺じゃ出来んかった。」
「ありがとう。」
sho「………別に誰でもできたと思うで。」
「そのきっかけが俺にあったってだけ。」
「大したことしてへんよ。」
「それに、もっと前から気づいてたzmとは違うし。」
zm「………そうやな。」
「ほんまに良かったわ。」
sho「…おん」
❦ℯꫛᎴ❧
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