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” Lost Lover ”
純喜「 」
他メン 『 』
※ 長文が写ります.
長文 , 本 ,,, が苦手な方は 左上の ← で
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空には 、 水色の絵の具を 、そのまま出したかのように
青空一面と 、 雲一つなく 、 広がっていたのだ 。
近場にある大きな木には 、 数少なく小鳥が 、
小さな声で鳴いていた 。
「 ん …… (起) 」
JO1『 純喜 ! / 純喜くん ! 』
「 うわっ 、、、 (驚) 」
俺が起きたのに対して 、 メンバー全員が 、
鼓膜が破れそうなくらい 、 一斉に声を出した 。
「 なんだよ … 」なんて思いながらも 、
ぐしゃぐしゃの髪を手で整えた 。
「 あれ … ? 」
髪を整えていた手は 、 包帯でぐるぐるにされていて 、
とても動きにくい状態だった 。
「 ん”っ … なんなんこれ … ッ…… 」
蓮『 こーら 、 純喜暴れないよ 』
「 なんなんすかこれ … 」
「 俺別に怪我なんかしてへんやんけ … 」
蓮『 純喜はn …. 』
ガラガラ …
蓮くんが話し出した途端 、 病室の扉が 、
ガラガラ … と まるで計画をしてきたかのように開いた 。
翔也や祥生は 、 「 ん? 」と言っているかのように 、
カクっと横に 、頭を斜めに傾けた 。
「 …… !! 」
「 あいつ 、 拓実を助けてあげへんかった奴や !!! 」
「 なあ奨くん アイツ悪い奴やって!! 」
奨『 純喜そんなこと言わない 』
「 なんですか ! アイツ拓実を助けてあげへんかったんすよ ! 」
「 確認も良ければ 人数も良ければ、拓実は助かってたんに (泣 」
蓮『 そーやね、 でも純喜も話聞かんといけんよ? 』
医『 …… 』
『 お話がありますので 、 純喜さんと誰か2名程度 、
来て下さい 。 』
奨『 蓮 、 俺ら行こうか 』
蓮『 そうしよっか 』
『 純喜 、 行こっか ? 』
「 (頷) 」
背を向け 、 歩き出していく純喜の姿は 、
どこか寂しそうで 、 いつもの純喜と違かった 。
医『 こちらまで、お手をかけ来てくださり、
本当にありがとうございます 。 』
『 また、 拓実さんの事に関しては 、
こちらの確認不足として 、 成功させるということは
出来ませんでした 。 申し訳ありません 。 (頭下) 』
奨『 顔を上げてください 。 』
『 確かに 、 確認不足もあったかもしれません 、
ですが、 最善は尽くしたのでしょうか ? 』
医『 はい … 最善を尽くしました 。 』
「 ッ … !!」
「 嘘や!!!嘘ついてんねんやろ! 」
「 そんな言葉俺聞いてないねんけど ! (泣 」
蓮『 純喜 ? 落ち着いて 』
『 お医者さんは、最善尽くしてくれとったんやって 。 』
『 辛い気持ちは 、蓮達 みんな一緒やけんね …
まず 、感謝せんといかんよ ? 』
「 でも … 」
奨『 純喜まずお医者さんの話聞こ 』
医『 すみません 。 』
『 純喜さんに関してなのですが …
純喜さんは 、 OD , 薬依存症 と診断されました 。 』
そうして 純喜は 、 一時的な入院と周りの監視が、
必要となった 。
拓実くんが居なくなってからの 、純喜くんは
一変と変わっていった 。
( 1ヶ月後 ,,, )
蓮『 〜 ♪ タッ , タタタタッ タ 〜♪ タタタタッ タ 〜 ♪ (唄) 』
俺は 、 入院生活から復帰をし 、
JO1 として また、活動することになった 。
復帰したのはいい事だが 、その反面 、
ダンス、歌 の上手さは 、 低下していった .
豆『 大丈夫すか ? 』
「 あぁ、、うん… 大丈夫やで 」
「 俺の事気にせんでええから 、 豆は一生懸命しや 」
豆『 あ、はい 』
復帰してから 、 奨くんにも蓮くんにも
JO1全体にも 、 大きな支障が出るほど 、迷惑をかけた 。
かけすぎていた 、と言っても過言ではない .
メンバーの心配言葉も 、振り払って
ただただ、毎日注意されてばかりを送っていた 。
蓮『 純喜 、そこちゃうよ 』
「 あ、ごめんなさい 」
景『 純喜、ほんま休んだ方がええんちゃうん ? 』
「 ッ…… うっさいねん 、 一生懸命やってんのに
お前が口出すな 。 」
気づけば、溜まりに溜まった不満を 、
メンバーに当たってしまった 。
「 終わった 」 「 もうやって行けへん 」
自己低下の下がった言葉が 、脳を駆け巡る 。
「 もう何もかも全部あかんわ … 」
奨『 なあ純喜 、 リーダーとして言わせてもらうけど
本当休んだ方が良い 。 』
『 復帰してから 、生活態度に全部出てる 。 』
『 純喜のね 、その一生懸命な姿も、頑張るのもいい事。
でも、頑張りすぎはいかんのよ 。 』
「 …… 」
「 ハァハァ ゴホッ ハァハァ ゴホッ 」
祥『 ! ?過呼吸や 』
俺は 、 恋人 (拓実) を失ってから 、
過呼吸を起こす頻繁が増え 、 体調不良になる日も増えた 。
「 もう、いっそ俺も×んでしまいたい 。 」
そんなことを毎日考えていた 。
メンバーには 、 鞄に予め過呼吸になったときに 、と
伝えてたからか 、 メンバーの動きは早かった 。
瑠『 純喜 、 深呼吸ゆっくりして 』
「 ッァ ハァハァ ゴホッゴホッ ハァ 」
蓮『 瑠姫これ 』
瑠『 純喜これゆっくり吸って 、はいて 』
「 ゴホッゴホッ ハァッ ッ (泣 」
蓮『 純喜〜 、 大丈夫よ〜 』
『 深呼吸しよっか ?』
「 うっ’ … (泣 ハァッハァハァ ゴホゴホッ ハァハァ 」
汐『 悪化してんやん 、、 』
奨『 純喜嫌なこと考えないよ 〜 』
『 何も考えずに、深呼吸ね 〜 』
( 15分後 )
「 ッ … はぁ …… 」
翔『 落ち着きましたか ? 』
碧『 純喜くん、これ水 』
「 2人ともありがとう … 」
また今日もみんなに迷惑かけてしまった .
でも、何故かここに来ると、拓実が居そう気がする。
拓実がここへと呼んでくるような感じがする。
だからつらくても、つらくても、毎日ここに来ている 。
拓実 、 俺たくみに会いたい。
( 数週間後 )
「 クビィッ … グビッ …… (飲) 」
俺はまた、薬依存になってしまった 。
俺を安定させるのは薬だけなんだ .
薬があれば生きていけるんだよ 。
あの頃の快感をまた味わえるんだ …
「 ッハァ … やっぱ気持ち安定するわ … 」
祥『 純喜くんゲームしまs …. 』
『 純喜くん !?? 』
「 、! 」
祥『 薬辞めたんじゃないんすか … ? 』
「 ええねん、 これが俺の安定の元やねんから、 」
祥『 … 』
「 お願いやから 、 誰にもいわんでくれへん ? 」
祥『 えぇ 、、、それは、、 』
「 お願い 、ご飯奢るし … 」
祥『 いや、それでも…… 』
「 お願い !!」
祥『 はい… 』
( 祥生 s … )
純喜をゲームに誘い 、部屋に入ると 、
とても強烈な匂いと共に 、 純喜くんは辞めていた
薬を扱っていたんだ 。やめたと思っていたのに 。
純喜くんは 、 僕の腕を強く握って、
このことは誰にも言わないでって強くお願いをしてきた 。
僕はすぐにでも蓮くんに言おうとした 。
だけど、なんて言われるか怖くて … 言うことが出来なかった。
そうして僕らは 、 数時間程度 、
一緒にゲームをした 。
ゲームをしている時も、隣で薬を飲んで、
そこら辺にゴミを捨てて ……
だけど 、止めることは出来なかった 。
大事なメンバーで、もう1人失うかもなのに
止めることが出来ない自分が憎い 。
やっとゲームが終わったころに、
純喜が急にひとりで喋りだしたのだ 。
僕はびっくりして、思わずその場を離れてしまった ..
「 なぁ、拓実 、なんでここにおんの、 」
「 いつも練習室に誘ってくるやん 、笑 」
「 俺に会いに来てくれたん ? 」
「 俺もたくみにめっちゃ会いたかったねん 笑 」
祥『 え? 純喜くん? 』
『 ねえ、、 誰もおらへんで ? 』
怖くてたまらなくて、奨くんたちを呼んだ 。
誰もいないところに向かって 、喋る純喜くんは
こわかった 。 前の純喜くんじゃなくて ……
奨『 祥生 !!! 』
『 うっ、、、 なにこの匂い … 』
蓮『 あぁ、、! 純喜また薬やっとる …
れんがダメってゆったやろ !? 』
「 ねえたくみ、、 俺もそっち行きたい … 」
奨 , 蓮『 え、? 』
奨くんたちが、来てからも止まらなかった 、
純喜くんの独り言 。
誰もいないところに向かって 、話しかける純喜くんは
変わらなかった 。
これは … 幻覚?
奨くんが何度も何度も、純喜の名前を呼ぶが 、
純喜の反応はなかった 。
ただ、ただ、誰もいない場所に向けて 、
話しかけていた 。
なあ …… 拓実 、 みんな気づいてへんねんかな 、笑
せっかく俺の部屋に 、拓実来てんねんのに …
あぁ、拓実 、ご飯食べに行かへん ?
またあの時の思い出 、作り直そうや …
拓実の好きな 、 チキン南蛮作ってあげるから ___
End….
♡ , 💬 たくさんよろしくお願いします 🙏🏻😭