教室の窓から出る光、キラキラと光る瞳
今日私は告白されました。
いつも通りの朝、人、登校時間…
何も無い1日…だと思っていた。
上靴を取ろうと下駄箱を覗いた、そこには
一通の小さな手紙が置いてあった。
手紙には
「今日の放課後、教室に来てくれませんか!」
と書いてあった。
私は少し焦ってしまった、
別の下駄箱に入れるつもりが私の下駄箱に入っていたとか、嘘コクだったりとか、色々、私は考えた。
結果…放課後、教室に行くことにした。そこには1人の女の子が居た同級生だった。
女の子は
「あ〜来てくれたんだ〜w」
とクスクスと笑っていた。
予想は合っていて、嘘コクだった。
私は家に帰り少しがっかりしていた。
次の日にも手紙が置いてあった、私はまた
「嘘コクなんだろう…」
と思い無視をした。
でも、次の日もまた次の日も下駄箱に置いてありその手紙の内容は増えるばかり…
私は、はぁ…とため息をついた。
放課後また同じ時間帯に教室へ行った。
どうせまた…と思いながら暗い顔で教室へ入ったが、手紙を書いた本人がまだ来ていなかった。
私は少し待つことにした。
だけど、5時になっても来なかった…
「嘘コクか…」
と思った私は教室を出ようとした時…
「あ!待っててくれたんだ!」
と嬉しそうな声で言った男の子がいた。同級生だ。
私はキョトンとした顔をしていたが、
「で、どうしたの」
と暗い顔をして冷たく当たってしまった。
前の嘘コクもあり、早く帰りたいと思ったんだ。
男の子は
「待たせてごめんね…」
と悲しそうな声で言った。
私は失礼だけど、ちょっと可愛くて、クスッと
笑ってしまった。
男の子は話を続けた、
「あの…前からずっと好きでした!付き合ってください!!」
と言われたが、
「嘘コクなんでしょ…」
と私が言った。
男の子は優しい声で
「嘘コクじゃないよ?」
と言った。
私は男の子に言うことにした
「前も嘘コクをされて…信じられないんだ」
と私は言った。
男の子は
「辛かったね…」
とそばに居てくれた。
「君はドジっ子で、真面目で、笑顔が素敵で僕は君が好きだよ!だからさ、そんな暗い顔しないで…僕まで辛くなっちゃうよ…」
と優しい声で言った。
その声で私は泣いてしまった。
男の子は私が泣いてしまって、慌てていた。
男の子は
「そ、そんなに嫌だった…??」
と言った。
私はその時何も言えなくて、男の子に家まで送ってもらった。
次の日ちゃんと言ったよ。
って
終 制作・著作 りくるま
コメント
6件
優し!
すっごい……好き 嘘つかれたら人の事信じられなくなるよね……笑 された事あるからめっちゃ共感できるし、信じたくても信じれなくなるもん……笑