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小麦粉
#もとぱ
[涼ちゃんと俺BL映画出る事になったから]
………は?
俺は一瞬読み間違えたのかと思った
BL?BLってボーイズラブの?
まだ主演かどうかも分かっていないし、一応聞いてみるか。
[主演?]
[そう]
[俺が彼氏側の涼ちゃん彼女って感じ]
最悪だ……元貴の話によるとその映画は漫画が原作らしい。
その漫画を調べてみると確かに彼女側は涼ちゃんに似ていたけれど、彼氏側は俺な気がする。
元貴が演じる子は髪も短く、The男子という見た目で、中性的な見た目の元貴に合うのだろうか…なぜ監督は俺じゃなく元貴を選んだんだ?
俺はこれまでにない程の嫉妬心を覚えた。
「ッ………涼ちゃん……」
俺は結局あの映画を観に行った。
正直、ベッドシーン以外は見れなかった。悔しくて。
今はあのベッドシーンを思い出しながら俺は1人でシコっている。 本当になにやってんだろう…と自分にうんざりいると涼ちゃんからLINEが来た。
[若井今日の夜あえる?]
可愛いうさぎのスタンプと一緒に送られてきた。ニヤつきを抑えながら俺は会えるよと返した。夜会うなんてそんなん誘ってるのと同じじゃん!
[じゃあ20時に僕の家ね!ちょっと言いたい事があって]
きた!!これ告白されるやつ!!ふぉぉぉ!!さっきの気持ちは吹っ飛び、急いで準備をして夜ご飯を済ませた。
涼ちゃんの家に着くとパジャマ姿の涼ちゃんが出てきた。うわ可愛いなにこの子!!っていけないいけない。
「涼ちゃん言いたい事って?」
「引かないでね?」
引かないでねってなんだ?
とりあえず俺は涼ちゃんの全てを受け止め、全てを愛しているのでもちろん引かない
「僕さ、彼氏できた……」
「は?」
涼ちゃんはなにを言ってるんだ?彼氏?え?
「やっぱり気持ち悪い……」
「待って?彼氏?彼女じゃなくて?」
「そ、そうだよ……」
俺は虚しくなった。俺の愛伝わってなかったんだ。そんなこと言ったってもう付き合っているんだから涼ちゃんの恋を応援しなければならない。でも今日は涼ちゃんに甘えたい。甘えるなら今日しかできないと思った。
「わかった…おめでとう!」
「えへ…ありがとう」
俺は涼ちゃんを抱きしめた。あー涼ちゃんなんで涼ちゃんは俺より他の男の方に行っちゃったんだー!!
「若井、この後どうする?ゲームして帰る?」
「やだ。今日泊まる」
どこで寝るの?と聞かれたけど、それって嫌って意味なのかな……いや、俺は絶対泊まって涼ちゃんと寝るんだ。これからは彼氏と同棲したりして泊まれなくなったりするかもしれないし。
「絶対泊まる!」
俺はそう言って抱きしめる力をさっきより強めた。
「わかったわかった!泊まろ?」
流石にお風呂入って一緒に入れなかった……が、涼ちゃんの家に泊まれるならいいか!!俺は涼ちゃんの部屋へ行きベッドにダイブをした。あー涼ちゃんと一緒に寝れるなんて最高!!すぐにその彼氏と別れてくれたらもっと最高!!恋愛対象男って知れたし!
おやすみ俺の涼ちゃん!
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