TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

短編集(brさん主人公)

一覧ページ

「短編集(brさん主人公)」のメインビジュアル

短編集(brさん主人公)

1 - どこかでお会いしましたか。

♥

1,012

2024年03月02日

シェアするシェアする
報告する


どこかで会ったことがありますか。











































ここは……僕の家か。

今日の天気は、………雨か。

最近、ずっと雨が降っている。もう数日すると、道路にも水が上がって来るんではないか。というくらいに。

今日は何を食べよう。冷蔵庫には…。

何も入っていない。

買い物に行かなきゃ。何を買おう。

……適当にパンでいっか。傘をさして行こう。風をひいてしまう。


僕は無地の傘を手に取って、外に出る。













スーパーの前に立つと、中からかすかに陽気な音楽が聞こえてくる。

そろそろ気持ちあげてかないとな…最近、元気がない。自分でもわかる。体が疲れている。

とりあえず、中に入って適当にパンを手に取り、レジに並ぶ。





よし、もう買えたし、帰ろう。



























「こんにちは」

br「…誰ですか」

「僕は…Nakamuという者です。」

br「はぁ……どうして僕に話しかけたんです?」

「それは……。」


彼は水色の傘をさしている。口をはくはくと開け閉じし、掛ける言葉が見つかったのか、じっと僕を見つめる。


「どこかで会った気がしまして。」

br「そう…ですかね」

「はい。」

「……僕の勘違いですかね」

br「…そうじゃないんですか。」

「…本当に、勘違いですか。」

br「…?」


彼は、すごく真剣な眼差しだ。その眼差しを僕に向ける理由がわからない。




























~???????~














「病院から出られるといいですね。」


























「現実と言う新たなるショーに旅立ってほしい」



























「Hotel petrichorのご利用有難うございました」






























~???????????~





br「あれ……。」


なんだ今の。彼の声がした。


「……僕の勘違いでした、ね。」

br「……..は、い。」

「では、さようなら」




















彼は何者なんだろうか。
































Nakamu視点



「…僕のこと、覚えていませんでしたか。」






































またいつか、違うセカイセンでお会いしましょう。

たとえ、病棟を覚えていなくても。サーカスを覚えていなくても。ホテルを覚えていなくても。

また、違うところでお会いしましょう。

Broooockさん。




この作品はいかがでしたか?

1,012

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚