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初作品⁄出戻り勢 誤字報告コメント欄から~東リべから武ちゃん(武道君)総受けの作品です🙇♂💦苦手な方は読まない事をおすすめします、読むのは自由ですが怒りのコメントは受け付けません😅
設定 武道君↪有名配信者 他メンバー↪仲良く反社しながら武道君を応援している 両方記憶なし
皆様突然ですが、子供の頃の夢はなんですか?
幼稚園の頃はヒーローやお姫様や王子様、小学生からはお花屋さんやアイドル…その中でも人気なお仕事【YouTuber】。
そんな俺も小さな頃から夢だったYouTuberとして生活も安定してきた頃だった。ある日マネージャーの直人から、握手会をしないかというお誘いがあり、そんな俺も握手会には夢を抱いていた為即OKをしたのだが、そこまでは良かった…本当にそこまでだが、
握手会発表がされた日、ファン達は喜びを隠せず唸る者や泣き叫ぶ者達が沢山いた。その中でも顔が整ってるイケメン達がリビングで奇行をしていた。
ドンッ(ドアを足で開ける音)
三途 「おい!!お前ら「武」が握手会をやるって!!」
三ツ谷「もう通知来たから知ってるっつうの!!神様お願いします、俺と武の運命の出会いをお許しくださいブツブツ」
蘭 「蘭ちゃんもう死んでもいいかも、「武」と結婚しておじいちゃんになるまで絶対死んでやんないけど」
何故こんなイケメンでハイスペのお兄さん(?)達がこうなっているのか。
理由はYouTuber「武」による影響だった。
最初の頃こそ全然有名ではなかったし、彼らも当然知らなく登録者も300人くらいだった。けれど、ゲームの人気により視聴者数が増え「武」自身の人柄に魅了されゲームの人気は落ちても「武」の人気は止まらず、登録者は20万人を超えた。それからも、ゲーム実況や配信を繰り返すうちに登録者は50万人になり街の中でも見かけるようになるまで成長した。
そんな中「武」を初めて見つけたのが、マイキーこと佐野万次郎だった。
最初見かけた時は気にも止めなかったが、徐々に見かけるうちに”少しだけ”と見るようになり そこからは少しだけと収まらずグッズは毎回購入・赤スパは基本の「武」の配信では常連さんになるまで沼っていた。
そんなマイキーは、「武」の配信を見て寝るのが日課になっており濃かったくまは薄く、肌も健康さを取り戻していた。そんなマイキーの変化には気づくなと言う方が無理なほど変化しており、それを見逃さない部下達は、首領に彼女という噂すらされていた。
竜胆 「なぁ?知ってる?あのマイキーに彼女が居るって言う噂」
ドラケン「なんじゃそりゃ、どうせ噂好きの奴らが勝手に言ってるだけだろ。そんなんほっとけばすぐ収まる」
竜胆 「それもどうにも収まらねぇんだよ。それに数ヶ月前からマイキーってば健康になって来てるし、最近は力が有り余ってるジャン。」
ドラケン「それは確かに一理あるな」
竜胆 「だろ??もしかしてホントに彼女が出来てたりして」
ドラケン「それはないだろ。そもそもうちに女は居ねぇし、出来てたらその女が下手な事しねぇ様にうちに連れてきてるだろ」
竜胆 「それはそうだな。やっぱ噂は噂かー。」
そんな事を言ってる時期がありました、数週間前までは。
その噂が一気に変わる原因になったのが、マイキー張本人の爆弾発言だった。その日は朝から会議と言う事で様々なメンバーが集まっており、そんな会議もすぐ終わった。
マイキー「なぁケンチン」
ドラケン「どうした、たい焼きか?それならここに置いとくぞ。 」
マイキー「たい焼きもそうなんだけどさ、”俺恋しちゃったかも”」
空気が一気に変わる。全員が全員固まっており、作業をしていた金を作る天才と呼ばれた九井一すら言葉を詰まらせていた。そんな中言葉を必死に出したのがドラケンこと龍宮寺堅。流石相棒というべきなのか、それとも相棒に振り回されすぎて慣れすぎてしまったのか。
ドラケン「ドッキリとかじゃないよナ?」
マイキー「あ”?ドッキリな訳ないジャン」
ドラケン「そ、そうだよな!ちなみにどんなヤツだ?」
マイキー「表情がコロコロ変わって目がデカくて意外と度胸があって…」
マイキーの話を聞く限り、あざとくて大人っぽい女性なのかと皆想像していた。だが、そんな事もなくマイキーが恋する人はまさかの男性であった。
マイキーはこれが初恋である事は小さい頃からいるメンツは知っており、まさか男性とは思いにもよらなかった。
ドラケン「まさかお前の好きな人が男とは…」
マイキー「は?「武」の事馬鹿にすんの?」
ドラケン「馬鹿にはしてねぇよ!それでその武?ってヤツとは会った事あんのかよ」
マイキー「いやねぇよ?」
ドラケン「ねぇのに恋したのかよ!!何そいつ芸能人とか、なんかか?」
マイキー「いや?YouTuber 」
その言葉にまた皆が驚く。確かマイキーはそういうのには興味なく、You Tubeのアプリなんか入れていなかったはずだ。どういう経緯でこうなったのかすぐ気になるが、情報量が多すぎて周りの人間はみんな固まっている。
ドラケン「お前がそういうの見るの珍しいな」
マイキー「そう??」
ドラケン「お前そういうの興味ないって前言ってただろ」
数ヶ月前の話にはなるが、灰谷兄弟がYou Tubeを見ながらゲラゲラ笑ってる時灰谷兄の方からマイキーにYou Tubeとか見ないの?って聞いた事があったがその時も確か興味ないと答えていた。
マイキー「最初は気まぐれだったんだけど、いつの間にかハマっちゃって。」
ドラケン「俺も見てみようかな…」
マイキー「いいけど、”俺”の武だから」
ドラケン「はいはい。」
最初こそそんなハマる訳ないなと思っていたドラケンだったが、見るたび武の魅力にハマっていく自分に気づかないほどに武の配信は体に染み付いていた。最近ではスマホに触る時間が増え、事情を知らないメンバーは不思議がっていた。
三ツ谷「なぁ、最近スマホばっかイジってるけど何見てんだ?」
ドラケン「あぁ武の投稿漁ってる。」
三ツ谷「漁ってるって…。何してる奴なの」
ドラケン「基本配信」
三ツ谷「配信って事はYouTuberとかか。」
不思議そうに見る三ツ谷を横目にドラケンはスマホに夢中だった。三ツ谷がこっそりと見るとコーギーと一緒に写ってる金髪で青い目、マスクをしていて目しか見えないがフツメンだと思う。ジッと見ていると居心地が悪くなったのかドラケンが、後でリンク送ると言い部屋を出て行ってしまった。(多分自分の部屋)その後、のちのち部屋に入ってきた場地トリオに武と言う配信者知ってるか?と聞いてみれば事情を知ってるらしい一虎が喋りだした。
一虎 「あ~、マイキーがハマってるYouTuberの事?前会議後に話してたんだけど、マイキーがそのYouTuberを恋愛的に好きで興味が湧いたドラケンに教えてたっぽい。」
情報量が多い。場地や千冬なんて固まってしまっている。だがしかし、You Tubeに興味がないマイキーがハマると言うのが気になる。どれほど面白いのか、どこがいいのか、など好奇心が湧いた。ドラケンのメッセージを待つかと考えていた所どうやら一虎も最近見始めたらしく、その場でリンクを送ってくれた。
一虎 「俺はまだハマってないけど、こいつだいぶおもろいよ。」
三ツ谷「それは尚更楽しみだな。」
場地 「マイキーが好きって言ってるから女かと思ったら、男か」
千冬 「結構ゲーム実況が多めですね。でも料理動画もありますし、色んなジャンルの配信をしてますね。俺も試しに見てみようかな」
それからは四人で過去の動画を見たがどれも面白く、特にホラーゲームは面白かった。ゲーム実況の他に料理動画も見たが、自己紹介通りかなりの不器用で料理に苦戦している姿は不覚にも可愛いと思ってしまう。それからは個人的にも見るようになり、いつの間にか梵天では”武ブーム”が起き
ていた。周りがドンドン武ファンになっていく姿は一瞬で、幹部たちは今日も武にスパチャを投げる為仕事を無我夢中にやっていた。そんな中、スマホに一個の通知が入った。確認するとそれは驚きのもの。
【初顔出し握手会】
武道 「反応早いなぁ笑皆と初めて会うし楽しみだな~」
俺は花垣武道。仕事【YouTuber】
昔はレンタルビデオで仕事をしていたが、友人の誘いで子供の頃から夢だったYouTuberになった。最初の頃こそ、両方の仕事をしていたが両立はやはり難しくレンタルビデオの方は夜が多く配信する時間がない。悩みに悩んだが、レンタルビデオの方はやめYouTuberとして本格的に『武』として活動を始めた。稼げるようにもなっていたので、ちょうどいいかと考え余りにも生活が厳しくなったらバイトをしようと決め、そしてありがたい事にバイトはまだしていない。そしてマネージャーの直人から、握手会をしないかというお誘いメールがあったとの事。握手会には憧れもあった為返事はOK。そして、どうせなら顔出しもしてしまおうという話になった。元々顔出しに抵抗はなかったが、マスクをしている方が外した時の需要(?)があるらしく、マスクをして配信などお仕事をする事になった。それから顔出しをしていないが、50万人も突破しもうすぐで60万人となるならば一回ぐらいは顔出ししてみてもいいんじゃないかと会社と相談の結果顔出しが決定した。
武道 「みんなと会えるの楽しみだな~」
そんな呑気に考えてる武道だが、握手会がまさかあんなに濃く波乱な結果を産むとは思いにもよらず今日も今日とて60万人近くのファン達と楽しくお話をする。
最後まで見てくれてありがとうございました🎶
本当は握手会もおさめようかなと思っていたのですが、
流石に長くなっちゃうかと思い次回となりました💦
次回は波乱の握手会となるでしょう!
続きは出来次第投稿するので楽しみに待っていてください✨
今回はここまで、ありがとうございました🍵