コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
stxxx
学パロ
暴力有り
赤くん問題児表現有り
紫 13 赤 13
____________________
-赤視点-
キーンコーンカーンコーン
赤「よっしゃ!やっと給食だ…」
紫「そうだね~!笑」
紫「てか、今日授業で起きてた時間あった?」
赤「…..」
赤「、よし!手あらいに行こ~(走逃」
紫「も~!まってよ!」
今日も今日とていつも通りの日常。
4時間目がおわり手を洗いに手洗い場へ向かう。
すると向かい側から歩いてきた、
他クラスの男子と肩がぶつかった。
赤「あっごめん!」
モブ「きもっ!くさっ!笑」
一瞬なにを言われたか理解できなかったが
数秒経ってその言葉の意味を理解し
怒りが込み上げてきた。
赤「は?(近寄」
紫「赤くんやめな!」
モブ「なんだよちび。笑」
自分の中の何かが切れた音がした。
赤「しゃべんなよ。」
モブ「お前こそだまれ!(赤押」
バン
赤「っ、(床倒」
紫「ちょ!大丈夫?」
モブ「はははっ笑」
モブ「しょぼ笑」
手を出されるとは思っていなかった。
こいつには負けたくない。
負けてたまるか。
正直体は痛い。
当たり前だ。
廊下に体を打ちつけたら誰だって痛いだろう。
赤「っ笑(立上」
赤「ふざけんなよ!(蹴」
モブ「っ、」
紫「だめだって!」
紫「赤くん落ち着いて!」
赤「おつかれ~!笑」
モブ「うっざ!(蹴逃」
もぶは俺のことを蹴って
逃げようとしたが
ここで諦めたら俺の負けだ。
絶対負けない。
赤「逃げんなよ!(走追」
紫「ちょっと!赤くん!」
先生「こら!やめなさい!(手掴」
先生「赤さんなにしてるんですか!」
赤「俺じゃないです。あいつが吹っかけてきたんで。」
先生「そんなの知りません!」
先生「話聞くのでついてきなさい。」
赤「は?行きません、無理です!(手払」
意味がわからない。
最初にふっかけてきたのは向こうなのに
俺が悪いってどう言うことだよ。
俺は先生の手を振り払って逃げた。
赤「っ…(涙目」
紫「ぎゅっ(手繋」
紫ーくんが付いてきてくれた。
怒りと悔しさが込み上げて
今にも泣きそうな俺の手を握ってくれた。
赤「っおれの勝ちだよね、」
紫「あたりまえっ!」
紫「かっこよかったよっ笑」
赤「っ…ポロ」
怒らずに、否定しずに、
戦ったことを褒めてくれた。
普通は怒るところだろう。
やっぱ紫ーくんだね、笑
赤「あ~、体いてぇ、!笑」
紫「だってばん!ってなったもん、笑」
紫「だいじょぶそ?」
赤「うん、大丈夫、!」
赤「おれ強いし!笑」
紫「そうだね、笑」
紫「さすが赤くん、!」
紫「給食食べにもどる?」
赤「おれはお腹空いてないし、」
赤「先生の顔見たくないからいらない、笑」
赤「紫ーくんは食べに戻りなよ、!」
赤「ほっそいんだから!」
紫「いや赤くんも人のこと言えないから、笑」
紫「俺もお腹空いてないしいいや!」
紫「いっしょにいよ!」
赤「ありがと、!」
結局昼休みが終わるまで
紫ーくんは一緒にいてくれた。
だいぶ気持ちも落ち着き教室に戻ると
まわりが俺のことを噂していた。
先生も俺を探していたみたいで激おこだけど
事情を話しても俺が悪いと言われるだけだ。
そんなくそ教師に話すことなんかない。
今回のこと、俺は間違ったことはしていない。
でも周りはそうは言わない。
でもいいんだ。
1人でも俺の味方をしてくれていることが
嬉しかった。
ありがとう、紫ーくん。
-紫視点-
びっくりした。
肩がぶつかっただけで
たいして仲良くない、知りもしない人間に
暴言を吐けることがびっくりした。
正直俺も手が出るとこだった。
赤くんが怒って近寄ったとき、
「あ、これ止めれない。」って思ったよ、笑
押されて倒れ込んだとき
結構音したからめちゃくちゃ心配だった。
けどすぐに立って蹴り出したから、
ダメなんだろうけど
「ないす!」って思ったよ。
そっから赤くん勝つことしか考えてなかったよね、多分笑
ほんと、もはやかっこよかった。
事情も知らずに赤くんが悪いって
止めに入った先生の思考がわからない。
赤くんが涙をこぼしたのは怒りと悔しさ、
それだけじゃないと思う。
いっちゃえば赤くんは問題児だろう。
1ヶ月に1回程度誰かと揉めて
呼び出しをくらって、大人たちに怒られる。
赤くんは3人兄弟の末っ子で
上2人は優秀なお兄ちゃんだったみたいだ。
お兄ちゃんと比べられて生活している赤くん。
学校でもお兄ちゃんのことを知っている先生はいて、
比べられることも少なくないみたいだ。
赤くんはお兄ちゃんみたいになれない自分が
嫌い、誰からも好かれないのが嫌だ、と
泣いて打ち明けてくれたこともあった。
誰よりも負けず嫌いな赤くん。
感情をコントロールしきれない赤くん。
素直で正直な赤くん。
少し生意気な赤くん、笑
目はつけられやすいかもしれないけど、
俺はそんな赤くんの性格が大好きだ。
2対6対2の法則。
2割は赤くんがいいことをしても赤くんのことが嫌いな人。
6割は赤くんのこと好きにもなるし嫌いにもなる人。
残りの2割は赤くんがなにをしても赤くんのことが好きな人。
俺は赤くんのありのままが好きだよ。
もっといっぱい思い出つくろうね!
これもおもいでだね!笑
かっこよかったよ、赤くん。
______________________________
『負けず嫌い。』