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俺、宇佐美リトはキュートアグレッションをよく抱く。まあ、これだけ言われても分からないよな。少し、例を出そう。俺はにじさんじに所属しており、結構ゲーム配信をする。その中でゆるキャラが出てきたとするだろ?そしたら俺は「食べちゃいたい」って思う。…怖いよな。配信ではネタ的に言っているからまだいいけど、いちばん大変なのはプライベートだ。
「…っあ…、ふ…」
とちゅんっと肌がぶつかり合う音と共にウェンの甘い声が零れる。バックでシているから、いつもより奥まで挿入る。ウェンは前立腺を押し潰される、というより結腸の奥の奥をこじ開けられるようなセックスが好きらしい。よく強請る。
「や、ん゙…ッくる、ひ……」
腰を打ち付けるスピードを早めながらウェンの襟足を払った。露わになったのはじわりと照れる項。それを見た瞬間、腹の底からふつふつとキュートアグレッションが湧き上がる。かわいい、かわいい、もし噛んだらどんな反応するかな、どんな声出すかな、痛がってる姿見たい、汚く喘いで、俺のことで頭いっぱいにして、ウェン、うぇん、うぇん、
「ッい゙、!…ぁ゙~…ぃだい゙、ぃ…リトっ…」
はっと我に帰れば、噛み跡から血が流れた項が見えた。やばい、と思った反面俺の口は
「……可愛い、うぇん」
と、口走っていた。
嗚呼、なんて俺は最低なのだろう。
「……ウェン、ごめんな」
リトがそう言った。僕は少し戸惑ったが、おそらく、昨日噛んだことかなと察した。リトは僕を傷つけたかったわけじゃないと思うけど、無意識的にやった=本能的にしてしまった、と思えば罪悪感も上乗せされていることだろう。血も出たし、だいぶ痛かった、噛み跡は1ヶ月くらい治りそうにない。けど、別に怒っているわけでもない。あんまり思いつめないで欲しかった。俯き気味なリトの目には涙が溜まっていて、僕は反射的にキスを落とした。僕より一回り大きい体に全体重をかけ、押し倒す。獣のような乱暴なディープキスをしたあと、言った。
「ぼくはリトに痛くされるの、嫌いじゃないよ」
⚠︎︎期間限定投稿です
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