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第2話「出会い」
俺は現在金欠だ。
所持金は5600円。
次の振込は2週間後。
金は持つのだろうか。
とりあえず今日は僅か数十秒でエネルギーチャージ出来るゼリーを夜空を眺めながら飲んだ。
俺の隣人は学校のマドンナの孤。
淡い桃色の髪。蒼色の瞳。艶やかな肌。きっと、人生で肌荒れなど一度もしていないのだろう。
俺は雨が降っていた日其の美少女が駅近くのベンチでぽつんと独り座っていた。
俺はどうしても其れを見た上、目覚めが悪いので、助けたのだが、次の日。
「あ~、まじ金欠。」
「貧乏人が笑」
「金持ちは黙ってろ。」
いつも通りの会話が流れる。
其処に、
「凛さんッ!」
と、呼ぶ美少女が。
周りから一気に睨まれる。
「は?」
俺は反射的にキレてしまった。
「あッ、ごめんなさいッ!」
「い、いや、反射で、ごめん。」
俺はもう帰りたいぐらい罪悪感で押し潰されそうになった。
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