この作品はいかがでしたか?
888
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⚠︎ オリキャラ 男夢主
⚠︎ 原作改造
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要(かなめ)side
最初は何でもなかった。
「…君が、要くんかい、?」
その時はまだ、他人の関係で。
『……誰、』
この人間だって、俺に用が無くなれば、きっと居なくなる。それが当たり前。
「私は夏油傑というんだ。今日から要くんの講師になる者だよ。」
宜しく、と、人当たりの良さそうな笑顔で言う。
『……、』
胡散臭い奴。それが最初の印象。
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けど。
『…は、』
そのイメージはすぐに壊れた。
「よし、どれで遊ぶんだい?」
床に新品の遊び道具。見た事のない物ばかり。
『……なにこれ』
「要くんの召使いから渡されたものだけど…?」
『……。』
本当になんでかな。黙った俺を困ったように見るその目も、俺の機嫌を取ろうとするその態度も。
『…いらない。』
全部、腹が立つ。
「……、」
夏油は少し呆気に取られた顔を見せてから、すぐに何かを考え始めた。俺はその場に居たくなくて、部屋を出るために扉の方へ足を向けた。
「…何でそんなに強くなりたいのかな?」
思わず、身体が固まった。
『……は、?』
だって。
「あれ、違った?」
気付いたのは、あんたが初めてだったから。今までの奴らはいつだって、俺を子ども以上にはみない。たかがガキの好奇心、ちょっと才能があるだけの世間知らず。俺自身なんて興味がない。
困惑している俺を見て察したのか、夏油はまた笑った。
「…どうして分かったのか、知りたいかい?」
ゆっくりと膝をついて、俺と目を合わせる夏油は、間違いなく善人だった。
「私の親友が、要くんと似ているんだよ。」
『…、』
「少し…いや大分、生意気なんだけどね、(笑)」
困ったように笑う仕草も、何処か嬉しそうな所も、その親友の話をする時はいつも同じで。
『……。』
良いな、なんて柄にもなく、思ったりもした。でもそれが駄目だった。
「……ぇ、?」
「…要、くん、?どうし_」
その幸せと、自分を比べてしまうから。自分は幸せではないと、分かってしまうから。
だから。
『…俺だって、頑張ってんのに、っ(ポロ)』
『なんで俺はダメなの…っ?(ポロポロ)』
だから出来るだけ、人と関わらないようにしてきたのに。
『…ぅ“~、グス、(ポロポロ)』
全部、台無しだ。
いくら擦っても一向に止まりそうのない涙に嫌気がさして、ヤケクソになって、矢の痛みで涙を止めようとしたのに、
「……。」
夏油はそれを分かってたみたいに、俺の腕を強く掴んだ。
『離して、よ、!(泣)』
手を振り抜こうとしても、小さい子どもが力で勝てるはずもなく。夏油は絶対に離さず、俺を引き止めてた。
「…要くん、」
『やだっ!〜っ…やだぁ、っ(ボロボロ泣)』
「要くん。落ち着いて…」
『離せよっ…なんにも知らないくせに…っ!!』
「要!!」
夏油が、今までで一番、俺よりもデカい声を出すから。驚いて涙なんて止まった。
俺の肩を掴んで無理矢理にでも目を合わせようとする夏油は、
少し怒っていた。
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next_❤️300
❤️&💬&👤+
ヨロシク。
サボりすぎですって?
知ってますよそんなこと!もう一作品のネタが溢れすぎてこっちが思いつかないんですよ…‼︎
コメント
7件
やばいすごい(語彙力) めちゃくちゃ好きです!(唐突な告白) 続きが楽しみすぎる…! 無理しないで主さんペースでお願いします!
全部見てきたけどまじで神作品です、!続きめちゃ楽しみです!これからも無理せず頑張ってください!
すっげぇ…(??) ちわっす(誰やねん)久ゞこの垢でコメントしたような??すっげぇ面白かったです!! そしてネタが思いつかないのに頑張って作ってお疲れ様です!!今日もしっかり休んでください!!