テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
⚠捏造ヘタリア2Pカラー
⚠92名表記
⚠NOT腐
⚠気色の悪い表現、カニバリズム描写あり
⚠親バカコンビ(英、西)がきもい(特に西)
⚠この世の全てと関係ありません
⚠特定の何かを侮辱する意図はありません
⚠そういった行為を助長する意図はございません
⚠日本語へたくそ
⚠イタリア語と英語使ってみたのですが、間違ってるかも…
⚠dame amor!!とは違う世界線(金髪フラヴィオ)
Just this time/Solo questa volta
「っはぁ〜〜〜〜…ようやく片がついた…」
ため息を吐きながら、ぐいっと背伸びをする。俺の家、結果だけで見ればNo.1なんだけど、人手が足りないんだよね。だから今日も今日とて残業日和。ブラックもいいとこさ!
ふと、暗くなった画面に映る自分の顔を見る。すると、目の下に濃い隈ができていた。…そういえば、いつから寝てないんだっけ。うーん、ご飯もしばらく食べてない気がする。死なない体とはいえ、さすがにまずい。そんな事を考えていると、睡魔がピークになってきた。
「はぁ…」
「…とりあえず、今日はもう寝よう」
パソコンをパタリと閉じて、寝室に向かおうとした。
その時。
『chao!!アメリカ〜〜〜!!今日も元気に残業か〜〜??』
『このフラヴィオ様が夜食作ってもいいぞ、感謝しろ〜!』
ドアを蹴破るように乱暴に開けて、そいつは入ってきた。
「…っ、はぁ〜〜〜〜…」
『どした?嬉しすぎてため息出ちまったか?』
「いや…君ってほんと間が悪いっていうか、空気が読めないっていうか…」
『?』
「…そんなことより、夜食は遠慮しとくよ。俺もう寝るし」
『は?無理。もう材料買ってきちまったし』
この野郎。
『俺夜中にチーズとか胃がもたれちまって食えねーもん』
「じゃあなんで買ってきたのさ。」
『嫌がらせ?』
なんでこいつ迎え入れちゃったんだろ、俺。
「はあ…もうなんでもいいから、作るなら作ってくれよ…」
『そこまで言うならしょうがねえな?』
『メシウマ国家に任せとけ!』
「もう言い返す気にもならないよ…」
そうすると、フラヴィオは機嫌良さそうにキッチンに入っていった。こんな夜中に元気だね、彼。
しばらくして、いい匂いが部屋の中を包み込んだ。仕事もしない上に女遊びばっかのとんだク〇野郎だけど、腐っても南イタリア。さすがに料理がうまい。
『ほら、できたぞ!』
『アメリカ人ってこういうのが好きなんだろ?』
そう言って、目の前にぽんとハンバーガーが置かれた。分厚めにカットされたパテからはぽたぽたと肉汁が滴っている。
…ああ、そうだった。他人の食事を食べるなんてこと、しばらくなかったから、すっかり忘れていた。
「…いただくよ」
恐る恐る、齧りついてみる。シャキシャキとしたレタスの食感と、じゅわっとあふれるトマトの酸味、なめらかなチーズソース。…そして、肉。肉の味わいが襲いかかる。じわりと、染み出す。
…美味しい。美味しいはずなん、だけど。
思わず顔が引き攣る。
『?…なんだよその顔』
『まさかまずいなんて言わねえだろーな?』
「…美味しいよ」
『ふ〜ん?』
またひとくち、食べ進める。やはり、肉だ。
これは違う。分かっている、分かっているのに、身体が受け付けない。受け付けてくれない。
「(とりあえず、先に野菜から…)」
『…』
『さてはお前、肉食えない感じ?』
「!?」
思わず肩を震わせる。
『あ、マジっぽい?』
『軽くカマかけただけなんだけど』
「…」
『ふ〜ん、意外』
するとフラヴィオはこちらに近づき、手を伸ばした。
「…っ!」
フラッシュバックする。あの時のことが、あの人が。
『ほ〜らアメリカ、ご飯だぞ〜!』
「わーい、イギリスのご飯だ〜!」
『あんまり飯作りに来てやれなくてごめんなあ、最近忙しくってさ』
「全然平気だよ、だってイギリスのご飯、美味しいもん!」
『嬉しいこと言うなぁ、かわいいやつ〜』
『作りがいがあるってもんだよ』
「えへへ…」
「…ねえ、もう食べていい?」
『もちろん!』
『…あ、そうだ。』
「?」
『今日は隠し味、たっくさん入れておいたから』
『ぜひぜひ感想を、聞かせてくれよ』
「?わかったよ!」
そうして目の前の食事を、口に入れる。何の疑いもせずに。
「うん、やっぱり今日のも、おいし__」
「、?」
すると、目が合う。
食事に混ざった、それと。
「っ!!」
思わずカトラリーを落とした。
すると、あの人は心底幸せそうにこちらを見つめ、言った。
『だめじゃないか、アメリカ。カトラリーを落としちゃ』
『そんなにお気に召したか?“隠し味”が』
凝視する。その、食事だと思っていた、モノを。
頭が、くらくらする。息がくるしい。
めのまえが紅い。赤い朱いあかい。
もしかして、これは。この肉は。
『ほら、遠慮なんてしなくていいぞ』
『まだたあっぷりと、残ってるんだから』
そう言って、にこにこしながら俺の手を引く。痛い。
「いぎ、りす」
『それとも食わず嫌いか?』
『ほら、ちゃんと食べないと大きくなれないぞ?』
「っ、あ…」
『ふふっ、なあ、アメリカ』
『俺さ、ずうっと待ってたんだ』
『この時を』
ああ、これはいつのことだったっけ。
あかいろのよく似合う、あの人。
『…おい、どうしたんだよ』
「はっ、はっ…は、はっ」
意識が引き戻される。
フラヴィオは伸ばしかけた手を止めて、こちらの表情を伺っていた。
「…だい、丈夫だよ」
「君も知ってる通り激務続きでさ、そのせいで…」
『へたくそ』
そう呟いたかと思えば、フラヴィオの手が再びこちらへ伸びてくる。
「…っ!!」
するとその手はぱし、っと俺の手のハンバーガーを奪い取った。
「っ、え」
『あのなぁ……』
『嫌いなもんがあるなら先に言っとけよな!?』
「…えっ?」
「…いや、このくらい」
『寝言は寝て言いやがれ!』
『そんな顔で食われたらこっちが気分わりーっつーの』
『…それに』
『せっかくの食事だっつーのに、無理してわざわざ嫌いなもん食う必要ねえだろ』
「!」
『俺だっていくら奢りでもジャガイモとか食いたくねーし』
「いい、のかい」
『は?』
「嫌いなものを食べなくても、大きくなれるの?」
『…はあ???』
『ガキかよ、その理論で言ったらほぼ全生物クソザコじゃねえか!』
「…そんな事言われたの、初めてだ」
『まあ俺は常識的な大人だからな』
「どの口が?」
『んだと!?』
「ははっ、」
思わず笑みがこぼれた。
『…んじゃ、夜食作り直すわ』
『そんな口叩けるくらい元気みたいだしな!』
「そっか、」
「…ありがとう」
『!』
『へ〜〜〜〜〜〜〜〜??』
『お前、礼とか言えたんだ』
フラヴィオの顔が、ニヤリとオノマトペが聞こえそうなくらい、わかりやすく歪む。
「なっ…」
『あ〜そっかそっか、やっぱ俺様の懐の深さに感動しちまったか!』
『やっぱモテる男は罪だな☆』
「あ〜〜〜〜も〜〜〜〜〜〜!!!」
「君に礼を言った俺が馬鹿だったよ!!」
『お前は悪くねーさ、俺が魅力的すぎただけで…』
「ほんっと!!君って空気読めないよね!!」
『sto male lol』
「はぁ〜〜〜〜!!」
そうして言い合い続けて、結局眠らないまま夜は更けていく。次の日の朝、リトアニアと近所のマダム達にクレームを入れられるのも知らずに。
『はぁ〜〜、今年で一番笑ったわw』
「まったく、折角ちょっとだけ君のこと見直したのに…」
『そりゃどうも!』
「shit!!」
『はっ、やっぱりガキだな!俺様の子分にしてやろうか?』
「一回礼を言っただけで上から目線しないでくれる!?」
「…それに残念だったね、君にこんなこと言うのはもうこれきりさ!」
「Just this time!!」
おまけ(ペド2p分、気色悪い表現が含まれています)
『は〜、柄にもなく気ぃ使っちまった、もったいね』
『俺様の優しさは高級品だっつーのに!』
『いずれアメリカの野郎に請求してやろ』
…口ではそんな事がポンポンと出てくる。だって、軽薄な方が、生きやすい。…それに、どうして自分があいつに優しくなんてしてしまったのか。理由なんて、わかりきっている。
自分と重ねちまったんだ。
『……きめえ』
「ラヴィ〜〜〜♡ご飯やで〜♡」
『…ん、』
「親分今日も気合い入れて作ったから、いっぱい食べたってな♡」
『…うん』
ひとくち、口に入れる。
『(…イカくさ)』
昨日は鉄臭かったかと思えば、今日はイカ臭い。下処理がヘッタクソなだけだって信じてたよ、あの頃は。…この意味、わかるだろ?
『…あいつも、あんなガキみてえなこと言うもんなんだな』
『ず〜っとガキの頃に囚われてるんだ』
『あんなにでけーくせに』
『…可哀想なやつ』
『…あ〜柄じゃねえ!考えるのめんどくせ!やーめた!』
『ま、俺様がこんなに尽くしてやったのも、あいつに優しくしてやったのも!俺の料理がまずいみたいになるのが嫌だっただけだし??全部気まぐれってヤツ!それでよし!!』
『Solo questa volta!』
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2Pりすのせいで菜食主義な2Pめりと〇ド2P分の元で育ったせいで貞操観念ガバガバな2Pロマは共存するのでは?という思いつきを殴り書いたものです。ただの自己満。
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ドーヴァー好きるなだよ新しい垢