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『 逝 き た い 僕 と 生 き た い 君 』
Prologue
日差しの強い、屋上で
赫「…なんのよう?」
瑞「ふふっ、なんでしょ~ねっ?」
意地悪に笑う君。
君の部屋で、
赫「ッ……この、診断書、なにッ、?」
瑞「…ぁ~あ、教えるつもりなかったんに、」
ふっと、悲しそうに笑う君。
濮の目をみて、真剣に
瑞「すき…やで、こえくんッ」
瑞「ずっとッ、すきやったよッ」
赫「…有難う、ッ」
愛してくれた君。
2人きりの白い部屋で、
瑞「…有難う、出会ってッ、くれてッ」
赫「っ…、最後みたいに、言わないでよッ」
赫「一緒にッ、生きてよッ」
泣きじゃくって、目が腫れてる君。
手術室の点灯が消えて
赫「ッ、なんでッ、…れるっ、」
赫「っ…おきて、よぉッ」
二度と話せなくなった君。
君がいない君の部屋で
赫「れるッ…」
赫「……濮も好きって、言えばよかったな、」
君を忘れられない濮。
屋上で出会った2人の恋路地__