テラーノベル
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#妖怪
百はな🍑
3,828
みこと
83
シンシンと雪が降る古都奈良
皆クリスマスを楽しんでいる。
「ママー!ぬいぐるみ買ってー!」子供の声が聞こえてくる。
悠も友達を待っているとドジドジと足音が聞こえたので振り向くと巨大な鬼が立っていた。
「俺はクリスマスが大嫌いだ。」と金棒を振りかざし街を壊し出した。
「キャー!」街中は大パニック。悠はバスに乗り陰陽師の古谷さんがいる寺に向かう。
寺に着くと古谷さんが縁側に居た。「古谷さん大変だ鬼が暴れてる!」
「聖なる夜に不貞な奴じゃのうよし今行く。」古谷さんはゆっくり起き上がり下山する。
悠も後をついて行くように歩く。街に着くと鬼が暴れている。
「鬼よこんな聖なる夜に暴れるな。」古谷さんは呪文を唱えると鬼は頭を抱える。
「苦しい…やめろ…。」
「古谷さんがんばー!」悠は声援をして見守る。
「やれー!」街中の人々も応援する。
「痛い…やめろ…。」鬼は金棒を投げ飛ばし山に逃げた。
「古谷さん流石!」
悠は喜んで抱きつく。
「おいおい悠よよしておくれ。」古谷さんは悠を払いさっさと寺に帰る。
「つれねーな。」悠は拗ねたがスマホを出して友達と電話した。
コメント
1件
「クリスマスに鬼が暴れる」っていう一見ミスマッチな設定なのに、どこかほっこりしてしまうお話でしたね🌷鬼を退治した後の古谷さんの「よしておくれ」と払う感じとか、悠の「つれねーな」の拗ね方とか、二人の距離感が絶妙で好きです。聖夜に不貞な鬼っていう言い回しにも、らしさが出ててニヤリとしました。