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「ナチス、ドイツに終身刑を言い渡す。」
長い静かな裁判が終わった。
そして、俺の死が確定した。
5月9日に俺はこの世(人間界つまり、歴史)にいないことになり、国の裁判にかけられ明日には死ぬ運命だ。
椅子を立ち、看守に連れられ牢屋に入る。
なんと無様なことだろう。民が戦争を起こし俺は勝手に戦争に巻き込まれ、戦争に誘った日帝よりも早くに諦め負けた。
なんと馬鹿なことだろう。友に裏切られ、友を見捨てそれでも笑って、見過ごすしか出来なかった。
はぁ…
しばらく固いベッドに横になり目をつぶっていると、看守が私のことを呼んだ。どうやら面会者が来たようだ。
こんな私に会いに来るなど誰だろうか…
面会室に入るなり、驚いた。まさかのソ連がここに来て、肘をついてこっちを、見ている。
「面会時間は、25分だ。時間を無駄にするなよ。」
看守はそう言い、奥の椅子に座った。
無言の時間が流れる。ソ連はこっちを、じっと見たままだ。無言も気まずくなりこちらから喋ることにした。
ナチ)なぜ私に会いに来た、
ソレ)暇つぶし、
ナチ)やっぱりか…そんなことだろうと思ったよ。私が負けて死ぬのが嬉しいか?
ソレ)あとお前の本音を、聞きたかった。
ナチ)はぁ?本音だと?
ソレ)おう、最後に愚痴でも聞いてやるよw
ナチ)っ、上から目線だな…
ソレ)xaxaxa.せめての少しの思いやりだよ、死ぬんだったらスッキリしたほうがいいんじゃねぇか?
ナチ)本音か………、なんだろう
ソレ)あれがしたかったとか、これが嫌だったとか、これを後悔しているとか、ここがすごかったとか、これがずっと心に残ってるとか
ナチ)………、それならある、例えば国っていう仕事を、置いて遊びに行って、お前たちとたくさん喋りたかった。あと〜〜〜〜〜〜w、だし、〜〜〜
ソレ)おう、
ナチ)〜〜〜〜、であそこが凄かったよな…
ソレ)確かにな、あれは凄かった
ナチ)〜〜〜〜.
ソレ)〜〜
「残り時間は、10分だ。」
ナチ)そんなに経ってたのか……
ソレ)少し、俺の話も聞いてほしいんだがいいか?
ナチ)手短にな
ソレ)俺、お前とかアメ公とかが羨ましくてさ、
ナチ)!…なぜだ?(私と同じだ……)
ソレ)お前らはさ俺にないものばっかを持っててさ誰かのために頑張れたり誰かのために助け合ったりして、凄く輝いていたんだよ、
ソレ)それが本当に羨ましくてさ、それと同時に妬ましくてさ悔しかった
ナチ)………そうか…
ソレ)でさ、まぁ暇つぶしにここに来てさお前の話を、聞いてたんだけどさ、分かった。
ナチ)何を、?私がバカなことか?
ソレ)お前にも欠点はあるし、心があるってこと。
ナチ)はぁ?当たり前だろ?!……
ソレ)あと、いつの間にか気づかないうちに絶対に誰かのヒーローになれていること
ナチ)…………?
ソレ)お前はさっき話してたときにさ、こう言ってなかったっけ?イタリアたちは、才能もあって誰かの何かになってたけど私はなれなかったからすごいな…ってずっと思ってた、みたいなこと。
ナチ)………言ったな……、でもそれでなんで誰かのヒーローになれていると思ったんだ?
ソレ)俺が今お前のことをヒーローだなって思ってしまったから。
ナチ)はぁ?なんでだよ
ソレ)理由は言えない。なんとなくだから。
ナチ)……、
ソレ)どうしたんだよ、急に泣いて?どっか痛いのか?
ナチ)へ?あれ、いや、、痛くない
ソレ)なんかごめんな重い話しして、話を聞くつもりだったのに。
ナチ)いや、ぜんぜん大丈夫だ。なんか、こちらこそありがとう。
ソレ)?
「面会時間は終了だ。帰りたまえ。」
ソレ)じゃあな。
ナチ)、…コクッ、
ソ連は帰り、私は牢屋へと戻った。不本意だった。泣くと思ってなかった。
でも、嬉しかった。誰かのヒーローになれてたと知って。ソ連だったけど。誰かの何かになれた。
もう死ぬ運命だけど、少しほんの少し、、心が軽くなったと思う。
死んだとしても、いなくなったとしても誰かが私を考えて、思ってくれたら嬉しいなと思った。
翌朝。
「時間だ。来なさい。」
看守に、呼ばれ死刑台に立つ。
恐怖しかないが私は笑って、首をかけた。
end
へたっすね…
見てくれてありがとうございました。