テラーノベル
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「冴ちゃーん!パスポートそろそろじゃない?」
もうそんな時期か…
コイツが隣りにいるようになってから随分と短かったように感じる。
「あぁ、近々帰る」
そう答えた。すると―――
「俺も行くー!!!」
間髪入れず返ってきた。
俺も行く..???一緒に日本に帰るってことか?
なら
「俺の実家にあいさt「和菓子屋さん行きたい!!!!」
無邪気なやつだな…
「ああ、行こう」
「塩昆布茶も買おうねー!」
俺の好物を忘れずに買おうとしてくる辺り本当に優しいやつだと思う。
「冴ちゃんのお父さんとお母さんのお土産何がいいと思う?」
なんだコイツ…これは素か?素なのか??
「有栖…!!」
思い切り抱きつく
「んぇ?どったの冴ちゃん」
そんな間抜けな返事が帰って来るが、そこがまた愛おしい。
「好きだ」
「俺もだよー!」
「愛してる」
「きゃ〜!俺も!冴ちゃん大好き!!」
こうやって愛を囁やけば相応に返してくれる
「結婚するか」
「お!スペインの国籍取得しちゃう?笑」
「する」
俺だけを見てくれる…いっそ監禁したい…誰にも見せたくない…
「ずっと俺のそばにいろ」
「もちろん、俺は何処にも行かないよ。もう俺には冴しか視えないから」
「盲目なストライカーだな」
「そうさせたのは冴でしょ笑」
そうだな、そうだ、俺がそうした
のんきに欠伸をしているコイツ
「ねむ…寝る」
「ベッド行くぞ」
「きゃ〜冴ちゃんのえっち♡」
…誘ってんのか????
「抱き潰されたいのか?」
「ごめんなさいでした」
こっちの気も知らないで…まったく
「冴ちゃん抱っこ〜!」
「わがままなお姫様だな」
「でも好きだろ?」
「ああ、もちろん」
簡易設定(変更あり)
名前 汐月 有栖
年齢 17歳(高3)
身長 174センチ
足のサイズ 25センチ
所属チーム レ・アール下部組織
好きなサッカー選手 糸師冴
二つ名的なもの 「至宝の最良」「情報屋」
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