僕は死にたかった

ペキガキside

ウマヅラハギのお母さんから電話が来た。

ウマ母「ぺにガキくん。久しぶりウマヅラハギの母です」

ぺに）お久しぶりです

ウマ母「ウマヅラね、さっき息を引き取ったの」

ぺに）え…？

ウマ母「ごめんね、あの子、死ぬ直前までぺにガキ君と、うみにゃくんの名前叫んでて。試合観れなくてごめんって」

ぺに）…

ウマ母「急にごめんなさい。お葬式月曜日にするから、ウマヅラハギに会ってあげてほしいな」

ぺに）もちろんです。うみにゃには？

ウマ母「うみにゃ君の連絡先知らなくて…」

ぺに）俺の方から伝えときます

ウマ母「ありがとうね」

ぺに）ご冥福をお祈りいたします。

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ウマヅラハギが死んだ

今日の朝会ったばっかなのに

うみにゃ…

すぐに伝えなきゃと思って、お母さんに車を出してもらった

うみにゃは電話してももう出ないから

着いたのはうみにゃのお墓

うみにゃは手術が出来ないくらい病気が進行した状態で入院した

死ぬのは確実だったんだって

俺が退院して２人で話した時に言われた

ウマヅラハギには言わないでほしいって

そのままうみにゃは病に侵されて死んだ

うみにゃは会いたくても会いに行けなかったんだ

そんなこと知る由もない

ぺに）今度はそっちで２人幸せになれよ

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俺はウマヅラハギのお母さんに今までの事を話した。

うみにゃと恋人関係だったこと

うみにゃは先に天国に行った事

本当は結婚の話をしていた事。

そうしたらウマヅラハギのお母さんがうみにゃの家族に連絡をとってお墓を隣同士にした。

行動力すげぇ笑

今は２家族で仲良くしてるそう。

仏壇にはそれぞれ準備してた婚姻届がお供えされている

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　fin