瑞視点
楽しい事って素敵だ。
何に対してかによっても変わるけど
楽しい事をしている自分も楽しいし、見てる人も楽しくなる
そんな人たちの笑顔が瑞は好きだ。
だから、瑞がずっと信じてるこの言葉は変わらない
それは、
『楽しくなけりゃ活動じゃない』
瑞「ふぁ〜!疲れた〜」
歌を撮り終えて一息つく
瑞がやっているのは、そう。
『歌い手活動』
である
様々な娯楽が世に散りばめられている世界。
そんな中、瑞が出会ったのは『歌い手』だった
勿論、生半可な覚悟で出来るものでは無い
相当の労力だって必要だし、何にしろ”継続力”が大事だ
毎日、学業との両立も大変だし、めっちゃ疲れる
だけど、そんな日々でも瑞はめっちゃ楽しい。
と言うより、瑞は何かする時に楽しくなければやらない性質だから
それは小さい頃から変わらなかった。
でも、時という針はチクタクとばかり動いて、いつの間にか大人になった。
昔も今も、ただひたすら楽しい事をやってきていたけど
やっぱり人は好奇心に溢れているもので。
もっと先の世界を知りたい、高みを目指したい。
近々このように思う事が多くなった。
瑞「でも、一人だけじゃあ難しいよなぁ……」
一生懸命、首を捻り、考えても答えは出ない
だから、瑞は手元にあったパソコンを開いた
クリック一つで何でも調べられる世界はとっても便利だとつくづく思う
どれほどの時間が経っただろうか。
パソコンとの睨めっこを続けてふと時計を見た
瑞「うそっ!もうこんな時間!?」
時計の短針は「18」を、長針は「0」に限りなく近いところにあった
瑞「待って!?今日歌みた投稿だったよね…..?」
瑞「てことは、オンツイしないとじゃん!!」
急いでTwitterを開き、文面を打つ。
そして、投稿のボタンを押すと、反応が徐々に増えていく。
瑞「は〜!間に合った〜」
焦りに焦りすぎて、瑞は先程まで調べていたことすら忘れてしまっていた
瑞「〜♪」
大好きな曲の鼻歌を口ずさみながら、スマホを見る。
別に気分が良い訳でも無いが、普段から、何かしている時には本能的に歌を歌ってしまう。
瑞「うわ!!!あのボカロPさんまた新曲出してる!?」
瑞「覚えないと…..」
曲を聴くため、Twitterを離れようとした時。
ふと目にとあるツイートが流れてきた
そこには
瑞「歌い手グループオーディション…?」
それは、今の瑞が求めている物そのものだった。
瑞「これって…..確か賽の桃さんたち…!?」
かの有名なグループのオーディションを見つけてしまって、瑞はそのツイートに釘付けになった。
まだ募集をかけていることを確認し、もう一度画面と向き合った。
瑞「きっと…これに受かればこの先の景色を見れる…?」
だけど、
それ以前に、自分なんかが行っても何も出来ないと思えてしまった。
瑞「どうしよ…..」
頭の中では二つの意見が対立し戦いあっている
でも、このチャンスを逃したら後悔することになるかもしれない。
瑞「…えぇい!!!応募するだけしてみるべきだ!!! 」
そうして、瑞は応募の文字を押した。
この先見た景色をこの時の瑞はまだ知らない。
すいませんでしたー!!!
自分でもこんなに期間が空いていることに驚いています…
騎士団の方でも言ったんですけど、普通にリアルでいっぱいいっぱいでした…
これからはきっともっと忙しくなると思うが、出来る限り頑張ります!!
てことで次回!!
茈さん回です!
お楽しみに。
コメント
1件
続きも楽しみです!