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ス キ す き 大 好 ｷ
注 意 事 項
｜ 読 切
｜ 緑 谷 視 点
｜ び ~ え る
｜ 一 方 的 な オ ル ← ← ← ← 出
｜ 緑 谷 病 み
｜ 伽 羅 崩 壊 あ る か も
｜ 空 白 注 意
｜ 地 雷 さ ん 回 れ 右 ~
ぼ く だ け の お ー る ま い と 。
オ ー ル マ イ ト は 、 僕 だ け の 物 な ん だ 。
オ ー ル マ イ ト の 全 て を 僕 は 知 っ て る 。
小 さ い 頃 か ら 、 彼 を 愛 し て き た 。
小 さ い 頃 か ら 、 彼 だ け を 見 て 生 き て き た 。
緑 谷
「 は ぁ … ♡ 今 日 も カ ッ コ い い な ぁ ♡ 」
液 晶 越 し に 、 大 好 き な 彼 を 眺 め る 。
今 は 液 晶 越 し じ ゃ な く て も 会 え る よ う に な っ た が 、 時 間 が あ る と き は 、 出 来 る だ け 彼 を 見 て い た い 。
緑 谷
「 あ 、 そ ろ そ ろ 行 か な い と 、 ！ 」
学 校 へ 行 く 準 備 を す れ ば 、
緑 谷
「 行 っ て き ま す ！ 」
と 言 い 残 し た 。 そ し て 家 を 後 に し 。
麗 日
「 あ ！ ！ 」
麗 日
「 デ ク 君 や ！ ！ 」
そ う 呼 ば れ れ ば 振 り 向 い て 、
緑 谷
「 ！ 麗 日 さ ん ！ 」
と 、 返 事 を す る 。
麗 日
「 ね ー 、 デ ク 君 聞 い て よ ぉ ！ 今 日 ね ∼ 」
緑 谷
「 う ん う ん ！ 」
麗 日 さ ん の お 話 を 聞 く こ と が 好 き だ 。
な ん か 、 こ う … ほ っ と す る 。
心 を 休 め ら れ る 、 ご く 僅 か な 休 憩 所 だ 。
相 澤
「 … あ ∼ 、 今 日 、 １ 時 間 目 か ら オ ー ル マ イ ト が 授 業 し て く れ る そ う だ 。 」
相 澤
「 以 上 。 」
緑 谷
（ オ ー ル マ イ ト が 、 ！ ？ ）
上 鳴
「 う ぉ ぉ ぉ ！ や っ た ！ ！ ！ 」
爆 豪
「 う る せ ェ ア ホ 面 。 死 ね 。 」
上 鳴
「 ひ ど ぉ っ ！ ？ ！ ？ 」
麗 日
「 デ ク 君 よ か っ た ね ！ 」
緑 谷
「 う ん ！ 」
に こ 、 と 微 笑 め ば 。
あ ぁ 、 オ ー ル マ イ ト 。
僕 の 事 、 会 い に 来 て く れ る ん だ 。
嬉 し い な ぁ 。
嬉 し い な ぁ 。
早 く 会 い た い な ぁ … 。
緑 谷
「 ふ ふ 。 」
だ い す き
オ ー ル マ イ ト
「 わ ー た ー し ー が ー ！ ！ ！ 」
緑 谷
「 ！ ！ ！ 」
オ ー ル マ イ ト
「 来 た ぁ ！ ！ ！ 」
峰 田
「 お お ー ー ー ！ ！ ！ ！ オ ー ル マ イ ト ！ ！ ！ 」
オ ー ル マ イ ト
「 今 日 は 私 が 授 業 を 担 当 す る ぞ ー ！ 」
1 - A 一 同
「 わ ー ー ー ー い ！ ！ ！ 」
オ ー ル マ イ ト
「 元 気 い い な 笑 」
オ ー ル マ イ ト
「 じ ゃ あ 、 グ ラ ウ ン ド へ ！ 」
ぱ ち っ 。
オ ー ル マ イ ト と 目 が 合 う 。
あ 、 僕 の 事 、 や っ と 見 て く れ た 。
で も ＿
す ぐ に 視 線 を 逸 ら さ れ た 。
な ん で ？
な ん で ？
な ん で ？
嫌 わ れ た … ？
オ ー ル マ イ ト
「 や は り い つ 見 て も 君 は 凄 い な ！ 」
爆 豪
「 ッ ！ ！ 勝 手 に 撫 で ん じ ゃ ね ェ ！ ！ ！ 」
緑 谷
「 … 。 」
あ ー 。 い い な 。
僕 は あ そ こ に 立 つ は ず だ っ た の に 。
か っ ち ゃ ん 羨 ま し い な ぁ 。
妬 ま し い な ぁ 。
オ ー ル マ イ ト に ち や ほ や さ れ ち ゃ っ て 。
僕 も オ ー ル マ イ ト に 撫 で ら れ た い な ぁ 。
は ぁ 。
僕 の オ ー ル マ イ ト が 別 の 人 を 褒 め て 、
僕 の オ ー ル マ イ ト が 別 の 人 を 撫 で て 、
僕 の オ ー ル マ イ ト が 別 の 人 に 微 笑 ん で 。
羨 ま し い 。
ほ ん と
さ い あ く な き ぶ ん だ 。
麗 日
「 デ ク 君 危 な い ！ ！ ！ 」
緑 谷
「 え ？ 」
ほ ん と、
緑 谷
「 … … ﾊﾟ ﾁ ｯ 。 」
こ こ は … 、
保 健 室 ？
緑 谷
「 … ぃ て て … … 。 」
体 を 無 理 に 起 こ す 。
彼 の 姿 を 探 す 。
ベ ッ ド か ら 降 り て 、 彼 を 探 す 。
居 な い 。
何 処 に も 居 な い 。
な ん で ？
僕 の 事 、 や っ ぱ 嫌 い に な っ た の ？
あ ー あ 、 最 悪 。
僕 の 何 が い け な か っ た の だ ろ う 。
緑 谷
「 オ ー ル マ イ ト … … 。 」
保 健 室 に あ っ た カ ッ タ ー を 勝 手 に 使 い 、
僕 の 腕 を 、
僕 の 手 で 、
深 く 、
自 身 の 腕 を 、
ガ ラ ラ
扉 を 開 け る と 、 麗 日 さ ん が 心 配 そ う に こ ち ら へ 走 っ て 来 た 。
麗 日
「 デ ク 君 ！ ！ ！ 怪 我 … 大 丈 夫 や っ た 、 ？ 」
麗 日
「 ご め ん ！ う ち の せ い で 、 デ ク 君 を 傷 つ け ち ゃ っ て … … 。 」
あ ぁ 、 大 丈 夫 だ よ 。 麗 日 さ ん 。
そ ん な 傷 、 ち っ ぽ け な 傷 と で し か な い か ら 。
緑 谷
「 大 丈 夫 だ よ 、 麗 日 さ ん ！ 僕 は な ん と も な い か ら ！ 」
に こ 、 と 作 っ た 笑 み を 彼 女 に 見 せ た 。 そ し た ら ほ っ と し た よ う な 表 情 を 見 せ た 。
授 業 が 終 わ り 、 昼 ご 飯 を 食 べ よ う と し て 、 麗 日 さ ん と 飯 田 君 と 一 緒 に 歩 い て い く 。
｜
オ ー ル マ イ ト
「 ご 飯 … 一 緒 に 食 べ よ ？ 」
麗 日
「 乙 女 や ぁ ん ！ ！ ！ ﾌﾞ ﾌ ｫ ｯ 」
あ 、 オ ー ル マ イ ト 。
い き な り ど う し た の ？ 僕 に 会 い に 来 て 。
は ぁ 、 辛 い 辛 い 。
今 、 彼 に 会 う の 、 苦 で し か な い の に 。
飯 田
「 僕 は 別 に … 。 緑 谷 君 、 行 っ て ら っ し ゃ い 。 」
麗 日
「 ま た 一 緒 に ご 飯 食 べ よ ー ね ∼ ！ 」
や っ ぱ 行 か な い と 駄 目 な の か 。
緑 谷
「 う ん ！ ま た ね ！ 」
精 一 杯 の 笑 顔 を 振 り 絞 り 出 し て 、 そ の 場 を 後 に し た 。
｜
緑 谷
「 … で 、 い き な り ど う し た の ？ オ ー ル マ イ ト 。 」
話 す の つ ら 。
オ ー ル マ イ ト
「 さ っ き 、 保 健 室 に 行 っ た ら 、 緑 谷 少 年 の 姿 が 見 え な く て ね 。 」
あ ぁ 。
そ う 。
来 て く れ た ん だ 。
嬉 し い 。
緑 谷
「 そ う で す か 。 あ り が と う ご ざ い ま す 。 」
目 、 合 す の 辛 い な ぁ 。
オ ー ル マ イ ト
「 … ご め ん ね 、 緑 谷 少 年 。 ち ょ っ と 失 礼 す る よ 。 」
ぐ い っ と 腕 を 引 っ 張 ら れ れ ば 、 服 を め く ら れ 。
緑 谷
「 ち ょ っ 、 何 す る ん で す か ！ 」
ば っ 、 と 、 掴 ま れ た そ の 手 を 振 り 払 い 、 傷 を 隠 せ ば 。
オ ー ル マ イ ト
「 や っ ぱ り 、 ね 。 」
緑 谷
「 は 、 ？ 」
オ ー ル マ イ ト
「 保 健 室 の ゴ ミ 箱 に 、 血 だ ら け の カ ッ タ ー が 捨 て ら れ て た か ら 吃 驚 し ち ゃ っ て 。 で も 、 今 日 保 健 室 使 っ た の 緑 谷 少 年 し か 居 な か っ た か ら さ 。 」
オ ー ル マ イ ト
「 緑 谷 少 年 。 ど う か し た の か い ？ 」
緑 谷
「 … 。 」
あ ぁ 、 ム カ つ く よ 。
ほ ん と ム カ つ く 。
貴 方 の 優 し い 声 が 、 傷 に 滲 む じ ゃ な い か 。
は ぁ 、 う ざ い 。
ほ ん と う ざ い 。
僕 の 事 な ん か ほ っ と け よ 。
緑 谷
「 全 部 … … 」
オ ー ル マ イ ト
「 ？ 」
緑 谷
「 全 部 、 オ ー ル マ イ ト の せ い だ 。 」
緑 谷
「 僕 を こ う し た の も 、 全 部 。 」
オ ー ル マ イ ト
「 ど う い う ＿ 」
緑 谷
「 オ ー ル マ イ ト が ！！！ 」
オ ー ル マ イ ト
「 ﾋﾞ ｸ ｯ 」
緑 谷
「 オ ー ル マ イ ト が 、 僕 を 、 こ う さ せ た ん じ ゃ な い か ！ 」
緑 谷
「 今 日 の 朝 、 目 を 逸 ら さ せ て 、 嫌 わ れ た ん じ ゃ な い か っ て 怖 か っ た 。 」
緑 谷
「 今 日 の 授 業 の 時 、 か っ ち ゃ ん の こ と 撫 で て て 嫉 妬 し た 。 」
緑 谷
「 全 部 、 全 部 全 部 全 部 全 部 ！ ！ ！ オ ー ル マ イ ト の せ い だ ！ ！ ！ ！ ！ ！ 」
は ぁ 、 も う な ん か い い や 。
彼 を 押 し 倒 す 。
オ ー ル マ イ ト
「 ！ 待 っ て く れ ！ 緑 谷 少 年 ！ 」
緑 谷
「 カ ラ ダ で 証 明 し て く だ さ い 。 」
自 身 の ネ ク タ イ を 解 い て 、 中 途 半 端 な と こ ろ で 自 身 の 服 を 脱 げ ば 。
緑 谷
「 僕 と オ ー ル マ イ ト の 愛 、 こ こ で 表 し て く だ さ い よ 、 」
も う 、 後 に は 戻 れ な い 。
オ ー ル マ イ ト
「 ！ 」
緑 谷
「 八 木 俊 典 … … ♡ 」
- E N D -
コメント
1件
オ ー ル マ イ ト ✖️ 緑 谷 ム リ か も 、？ っ て 思 っ て た け ど め っ ち ゃ い い !!
